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第619回 落語研究会 1/21

 1月21日(火)第619回 落語研究会 国立小劇場


TBS落語研究会。
今夜の主任は歌武蔵師『柳田格之進』。仲入は白酒師『寝床』。
他に遊馬師、小志ん師、わん丈さんの出演と触れられております。


◆三遊亭わん丈 『紙入れ』

◆柳家小志ん 『松竹梅』

◆桃月庵白酒 『寝床』

~仲 入~

◆三遊亭遊馬 『大工調べ』

◆三遊亭歌武蔵 『柳田格之進』


仲入を挟んだ二席、白酒師『寝床』、遊馬師『大工調べ』は聴きごたえあり。
歌武蔵師『柳田格之進』、手堅い出来。
わん丈さん『紙入れ』、工夫を凝らしましたがやや冗長。
小志ん師『松竹梅』、ちとだれました。

『大工調べ』の前半が矢来町風味で愉しかったな、など独り言ちつつ家路へ。

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柳家喬太郎独演会 1/12

 1月12日(日)第68回 北鎌倉落語会 柳家喬太郎独演会  円覚寺 佛日庵

明けましておめでとうございます。

新年、喜洛庵寄席始めは “喬太郎師匠独演・第68回北鎌倉落語会” 。
一昨年の暮れ、第61回鑑賞の節に喬太郎師の色紙をgetした、私にとって縁起の良い会です。
その折と同様、長い鑑賞歴を持つ友人のお内儀にご招待いただき北鎌倉。
円覚寺境内で友人と待ち合わせ、会場の佛日庵へ。

◆立川吉笑 『ぞおん』
NHK TV「落語ディーパ」のレギュラーなので顔と名前は知っておりましたが、高座は初聴。
枕から物凄い早口。立て板に水。
本編は上方弁。勿論(?)早口。
自作自演ですから面白くて当然なのですが、よく練った印象。
奉公先で “番頭さんの言葉が理解できず” 当惑する主人公。
高い集中力の先にある「ゾーン」に入る事が出来れば、と努力を重ね速度感に慣れてきて・・・
愉快な高座。
『今後どちらかの会で吉笑さんの名を出演者として見かけたならば、是非チケットを求めよう』と思わせてくれました。

◆柳家喬太郎 『初天神』
ややお疲れ気味と見受けましたが、本編へ入れば喬太郎節全開の抱腹絶倒時間。
飴~団子~凧。
好高座でした。

~仲 入~

◆のだゆき 音楽パフォーマンス

◆柳家喬太郎 『粗忽の使者』
枕のさん助師あれこれが抜群の面白さ。
本編は留公(とめっこ)の述懐と言いますか「現状説明」から入る短縮版。
こちらも喬太郎師らしいくすぐり沢山で大笑い。


色紙二枚を争うじゃんけん大会でお開き。
私、今回は三回戦で敗退^^;
ここを勝てたなら残り四人でしたので惜しかったなぁ。

跳ねて友人と、あっちの喫茶、こっちの鮨屋と何軒もはしごしつつ家路へ。

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第618回 落語研究会 12/25

12月25日(水)第618回 落語研究会 国立小劇場


TBS落語研究会。
今夜の主任は権太楼師、先だっての独演会で “おさらいした” 『鼠穴』。
仲入は正蔵師『幾代餅』。
他に花緑師、馬るこ師、小はぜさんの出演と触れられております。


◆柳家小はぜ 『厄払い』
昔は常識として誰しもがわきまえていた厄払いの口上も今は識る人もなく、面白味は感じられませんね。
地味な噺だし、演者はさぞ演りにくかろうと思いながら聴いておりました。
頑張ったよ、小はぜさん。

◆鈴々舎馬るこ 『八幡様とシロ』
『貴方、犬みたいだね』の一言を言われると元の犬に戻ってしまう、という設定の改作版『元犬』。
その一言を言われそうになると八幡様が現れて “判定” をします。
それなりに愉しめました。

◆林家正蔵 『幾代餅』
所謂熱演なのに、ちっとも此方の心に響いてこない。
『不思議だなぁ。何故だろう?』と考えながら聴いていました。

一つ気づいたのは、地の語りも登場人物の会話も「全く同じ速度感」という事。
登場人物の演じ分けは言葉遣いの変化で何とか出来ているのですが、此方も喋る速さは全員同じ。
つまり “言葉遣いで最低限の演じ分けは出来ているものの、喋る速度=時間軸に変化をつけていない為に平板に聞こえる” のですな。
加えて上述の様に “地の語り” も同一の速度感なものですから、まるで時計の秒針の如く抑揚なく坦々と噺が進んじゃう。
人物造形がしっかり肚に入っていれば、自然と人物毎に喋る速度が異なって来る筈。
男も女も、年寄も若者も、親方も使用人も・・・全員同じ速さで喋るかしらん?
喋る速さは勿論の事、間の取り方だって一人一人が違う筈ですよね?
一所懸命の高座に好感を持ちましたが、何と言うか残念でした。

~仲 入~

◆柳家花緑 『粗忽の使者』
お家芸且つ十八番ですからね。
お見事でした。

◆柳家権太郎 『鼠穴』
先だっての鈴本の時も高い完成度でしたが、今夜は “より丁寧な高座” と感じました。
好高座。
素晴らしい出来。


『しかし寒いなぁ』など独りごちつつ家路へ。

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柳家権太楼独演会 11/30

11月30日(土)柳家権太楼独演会 鈴本演芸場


案内葉書を眺めながら『権太楼師の “鼠穴” ってのは迫力ありそうだなぁ・・・』
『よぉ、土曜の夜席だけれども聴きにいくかい?』と長い鑑賞歴を持つ友人を誘い、早速二人分を予約。
今夜は権太楼師匠、その『鼠穴』そして『試し酒』。
他にほたる改メ 権之助師、さん光さん出演と触れられています。


◆柳亭市坊 『寄合酒』

◆柳家さん光 『雑排』

◆柳家権太楼 『試し酒』

◆柳家権之助 『宮戸川』

~仲 入~

◆師弟二人だけの真打披露口上

◆柳家権太楼 『鼠穴』


口上の後、権太楼師の着替えの間に権之助師がギター演奏を披露する内輪の会ならではの面白企画。
権太楼師、二席ともに素晴らしい出来。

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第617回 落語研究会 11/26

11月26日(火)第617回 落語研究会 国立小劇場


TBS落語研究会。
今夜の主任は雲助師、十八番の『火事息子』。
仲入は市馬師、これまたお得意の演目『掛取り』。
そして龍玉師、お家芸『駒長』で登場。
他に夢丸師、小辰さんの出演と触れられております。


◆入船亭小辰 『一目上がり』
勢いを感ずる高座でしたが・・・
八五郎の惚けた様子、与太郎振りが描けていないのね。
だから客席が沸かないのだなぁ。
また、枕で先輩噺家を揶揄した事も客席の反応が薄かった理由のひとつかも知れません。
まぁ、頷ける内容ではありましたけれども、やや澱が残りましたね。
“驕る平家は久しからず” 。
精進々々。

◆蜃気楼龍玉 『駒長』
“この噺は珍しい噺でして、珍しいと言う事はつまり演り手が少ない。演り手がいないのは面白くないからなので、どうぞそのお心算で聴いていただきたい” と前置き。
更に “美人局” を仕込んで本編へ。
以前寄席で聴いた時に比べ、長兵衛の切迫感が薄れやや滑稽風味へ寄せた印象。
お駒の心情を細密に描き、駆け落ちの正当性を支えました。
長八は底意のない好人物。
巧く纏めてくれました。好演。

◆柳亭市馬 『掛取り』
狂歌~喧嘩~義太夫~芝居。
最初の家主との遣り取りで、本来八五郎から発せられる台詞である “桜丸の散る頃には梅王丸に致します” を飛ばしてしまった為に、家主が唐突に “菅原もどきで言い訳をするならば・・・” と言い出す小事故。
家主が “桜丸・・・” 以降の台詞を付けてしのぎました。
賑やかに、また明るい調子。好演。

~仲 入~

◆三笑亭夢丸 『将棋の殿様』
『落ち着いて喋りなさいョ』って感じですな。

◆五街道雲助 『火事息子』
火消、臥煙、彫り物などを仕込んで本編へ。
この仕込、そして本編ともに圓生師の型を踏襲しました。
藤三郎の造形は十八番の『夜鷹そば屋』の惣吉と似通った雲助師お得意の描写。
蔵の目塗に四苦八苦する番頭との短い会話のみで、鯔背な藤三郎を鮮やかに浮き立たせました。
親子対面場面の描写は、以前の高座に比してあっさり目。
総体、明るい調子で纏めました。
好高座。


跳ねて、めっきり寒くなったなぁなど独りごちつつ家路へ。

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プロフィール

喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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