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国立劇場十月歌舞伎公演 天竺徳兵衛韓噺 10/2

10月 2日(水)十月歌舞伎公演 天竺徳兵衛韓噺  国立大劇場


本日が初日の国立劇場十月歌舞伎は、成駒屋の芝居。
今年の出し物は『天竺徳兵衛韓噺』。演目の読みは「てんじくとくべえいこくばなし」。
“外連味が楽しめそうな上に「蛙茶番」で馴染があるから、観に行くか” と三宅坂。


四世鶴屋南北=作
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言 天竺徳兵衛韓噺 三幕六場
国立劇場美術係=美術

序 幕 北野天満宮鳥居前の場
    別当所広間の場
二幕目 吉岡宗観邸の場
    裏手水門の場
大  詰 梅津掃部館の場
    奥座敷庭先の場


○天竺徳兵衛/座頭徳市/斯波左衛門  中村芝翫  
○梅津掃部  中村又五郎   ○梅津奥方葛城  市川高麗蔵
○山名時五郎/奴鹿蔵  中村歌昇   ○下部磯平  大谷廣太郎
○銀杏の前  中村米吉   ○佐々木桂之介  中村橋之助
○侍女袖垣  中村梅花   ○石割源吾/笹野才造  中村松江
○吉岡宗観/細川政元  坂東彌十郎
○宗観妻夕浪  中村東蔵


期待通り、肩の凝らぬ展開。
目を惹いたのは吉岡宗観、細川政元二役の坂東彌十郎丈。
昨年十一月の 名高大岡越前裁 における山内伊賀亮の敵っぷりもお見事でしたが、今年は宗観で悪役、政元では裁き役と、善悪を好演しました。
ちと客席が寂しい感じでしたが、観て楽しめる演目。もっと入って欲しいなぁ。
今日は高校生も(修学旅行かな?)一階席に座っていましたが、米吉丈が花道へ出て来た時の『おぉ~』という驚嘆の声が面白かったなぁ。
こうした初歩的な感心、感動、私も忘れないようにしなければいけませんな。

うむ、満足。


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令和元年七月歌舞伎鑑賞教室 菅原伝授手習鑑 -車引- 7/12

 7月12日(金)歌舞伎鑑賞教室 菅原伝授手習鑑~車引/舞踊 棒しばり 国立大劇場


『車引なら一幕見の心算で行ってみるか』と予約日初日に電話を入れましたら(比較的早く繋がったのにも拘らず)既に三階席しか空きがないとのこと。
仕方ない、恐らく二度とは座らないであろう三階席のそれも上段、所謂天井桟敷を取りました。
スタジアムライヴ用の大きな双眼鏡を持参。
『首へ下げてりゃ東郷元帥だね』 などと呟きつつ三宅坂 ^^;


◆解説 歌舞伎のみかた
坂東新悟丈、中村玉太郎丈による極めて解り易い解説。 
                                 
◆菅原伝授手習鑑 -車引-  一幕
国立劇場美術係=美術

吉田社頭車引の場
(主な配役)
○舎人松王丸  尾上松緑    ○舎人梅王丸  坂東亀蔵    ○舎人桜丸  坂東新悟
○舎人杉王丸  中村玉太郎    ○藤原時平  中村松江

◆棒しばり
○次郎冠者  尾上松緑    ○太郎冠者  坂東亀蔵    ○曽根松兵衛  中村松江

14時半から17時まで、休憩含め2時間半。
これが映画と同じ様な木戸銭で鑑賞できるのですからお得です。
三階席は遠いと言えば遠いですが、まぁ一幕見と考えれば大いに満足。
棒しばりも愉快。これは観に来て良かった。

満足、満足。


Tag:舞台・演劇  Trackback:0 comment:0 

劇団四季 エビータ 6/20

 6月20日(木)エビータ 自由劇場

今週月曜日(17日)に初日を迎えた劇団四季『エビータ』。
今公演は昨年7月に逝去された浅利慶太氏の四季主催追悼公演です。
7年振りの上演が歓迎されたか、全公演ほぼフルハウスの様子。
巧い具合に上手ブロックの通路側が獲れたので、久々に浜松町自由劇場マチネ。

主な出演者は次の通り。
○エビータ 谷原志音  ○チェ 芝 清道  ○ペロン 佐野正幸
○マガルディ 高橋基史  ○ミストレス 藤原加奈子


先ずチェ=芝が大出来。この人はこうした狂言回しを実に器用に且つ落ち度無くこなしますね。

谷原は歌唱抜群、野心家のギラギラした雰囲気は出ていましたね。
ただ、これに “数多の男が魅かれ、貢ぐ” かねぇ。
科白が全て歌唱なので “科白に難あり” の谷原向きではあろうけれども、もはや四季には華のある女優はいなくなったかな?
美貌を武器にした “騙し感” が皆無なので、なんともちぐはぐな雰囲気でした。

客席はスタンディングオベーションしていましたが、これ流行でやっているんですかね?
皆さん意味解ってるの?って感じ。
私は芝に対してのみスタンディングしました。

歌唱や舞踊に重きを置くのも結構ですが、それに拘るあまりに華のある女優を次々と放逐した結果が “谷原=エビータ” ですな。
口直しに往年の野村エビータを観たくなりました ^^;

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リンゴ・スター & ヒズ・オールスター・バンド 4/3

 4月 3日(水)RINGO STARR & His All Starr Band 昭和女子大学人見記念講堂

2016年秋以来ですね、リンゴ・スター。
今回(14th)のメンバーは
スティーヴ・ルカサー <TOTO> - G./Vo.
グレッグ・ローリー <ex.サンタナ/ジャーニー> - Key./Vo.
コリン・ヘイ <ex.メン・アット・ワーク> - G./Vo.
ヘイミッシュ・スチュワート <ex.アべレージ・ホワイト・バンド> - B./G./Vo.
ウォーレン・ハム <ex.ブラッド・ロック/カンサス/AD> - Sax/Perc.
グレッグ・ビソネット <ex.デイヴ・リー・ロス> - Ds.

本日は東京初日。
公演はこれから東京ドームシティで続く訳ですが、『今まで生きてきて女子大ってのに入った事がないし、こっちにしよう』と三軒茶屋、昭和女子大学へ。
音が良いので有名ですからね、人見記念講堂は。

駅から10分程ですが池尻の方から強い北風で、これがまともに向かい風。
寒かったわぁ。
下校する女子大生は追い風ですから、すぐにすれ違っちゃうし・・・
情けないったらありゃあしない ^^;


setlistは次の通り。
01. Matchbox
02. It Don't Come Easy
03. What Goes On
04. Evil Ways
05. Rosanna
06. Pick Up the Pieces
07. Down Under
08. Boys
09. Don't Pass Me By
10. Yellow Submarine
11. Cut the Cake
12. Black Magic Woman / Gypsy Queen
13. You're Sixteen
14. Anthem
15. Overkill
16. Africa
17. Work to Do
18. Oye como va
19. I Wanna Be Your Man
20. Who Can It Be Now?
21. Hold the Line
22. Photograph
23. Act Naturally
24. With a Little Help From My Friends
25. Give Peace a Chance


リンゴも勿論ですが、皆声量が凄いですねぇ。
“生声” だものなぁ、全部が。
加工されていない本当の声。
こうでなくてはね ^^

舞台装置もシンプルなもの。
客席との遣り取りすらある手作り感。
素敵な空間だったなぁ。

ビートルズナンバーの各曲。特に Boys 、Don't Pass Me By 、 I Wanna Be Your Man 、Act Naturally 、 With a Little Help From My Friends が印象的。
Yellow Submarine の前だったかな、Day Tripper のイントロが弾かれたので驚きました。
『これ俺の曲じゃないよ』とリンゴ。面白かったなぁ。
あと Boys の前に『ローリーストーム&ハリケーンズ時代から歌っているんだ』と言っていましたね。
他 Black Magic Woman / Gypsy Queen も大迫力。聴きごたえのあるナンバーのオンパレード。
客席はそれこそ老若男女、TOTO のファンも結構いらした様に見受けられました。

うむ、大満足。佳いコンサートでした。


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国立劇場三月歌舞伎公演 元禄忠臣蔵 -御浜御殿綱豊卿- / 積恋雪関扉 3/14

 3月14日(木)三月歌舞伎公演 元禄忠臣蔵 -御浜御殿綱豊卿- / 積恋雪関扉  国立小劇場


小劇場での歌舞伎公演は十二年振りなのだそうです。
『外伝でも忠臣蔵ならば矢張り14日かな?』と三宅坂。
大劇場の方は “杉良太郎リサイタル” ^^


真山青果=作 真山美保=演出
元禄忠臣蔵 二幕五場 御浜御殿綱豊卿
伊藤熹朔=美術  中嶋八郎=美術

第一幕 御浜御殿松の茶屋
第二幕 御浜御殿綱豊卿御座の間
  同 入側お廊下
  同 元の御座の間
  同 御能舞台の背面



宝田寿来=作
積恋雪関扉  常磐津連中
国立劇場美術係=美術

主な配役
『元禄忠臣蔵』
○徳川綱豊卿 中村扇雀  ○富森助右衛門 中村歌昇
○中臈お喜世 中村虎之介  ○新井勘解由 中村又五郎


『積恋雪関扉』
○関守関兵衛実ハ大伴黒主 尾上菊之助
○良峯少将宗貞 中村萬太郎
○小野小町姫/傾城墨染実ハ小町桜の精 中村梅枝


両演目ともに “小劇場らしい” こじんまりとした内容。
『元禄忠臣蔵』の綱豊卿と助右衛門の遣り取り、腹の探り合いが中々の見せ場。
『積恋雪関扉』は何と言っても菊之助丈だなぁ。
うむ、堪能しました。
満足。


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プロフィール

喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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