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劇団四季 エビータ 6/20

 6月20日(木)エビータ 自由劇場

今週月曜日(17日)に初日を迎えた劇団四季『エビータ』。
今公演は昨年7月に逝去された浅利慶太氏の四季主催追悼公演です。
7年振りの上演が歓迎されたか、全公演ほぼフルハウスの様子。
巧い具合に上手ブロックの通路側が獲れたので、久々に浜松町自由劇場マチネ。

主な出演者は次の通り。
○エビータ 谷原志音  ○チェ 芝 清道  ○ペロン 佐野正幸
○マガルディ 高橋基史  ○ミストレス 藤原加奈子


先ずチェ=芝が大出来。この人はこうした狂言回しを実に器用に且つ落ち度無くこなしますね。

谷原は歌唱抜群、野心家のギラギラした雰囲気は出ていましたね。
ただ、これに “数多の男が魅かれ、貢ぐ” かねぇ。
科白が全て歌唱なので “科白に難あり” の谷原向きではあろうけれども、もはや四季には華のある女優はいなくなったかな?
美貌を武器にした “騙し感” が皆無なので、なんともちぐはぐな雰囲気でした。

客席はスタンディングオベーションしていましたが、これ流行でやっているんですかね?
皆さん意味解ってるの?って感じ。
私は芝に対してのみスタンディングしました。

歌唱や舞踊に重きを置くのも結構ですが、それに拘るあまりに華のある女優を次々と放逐した結果が “谷原=エビータ” ですな。
口直しに往年の野村エビータを観たくなりました ^^;

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リンゴ・スター & ヒズ・オールスター・バンド 4/3

 4月 3日(水)RINGO STARR & His All Starr Band 昭和女子大学人見記念講堂

2016年秋以来ですね、リンゴ・スター。
今回(14th)のメンバーは
スティーヴ・ルカサー <TOTO> - G./Vo.
グレッグ・ローリー <ex.サンタナ/ジャーニー> - Key./Vo.
コリン・ヘイ <ex.メン・アット・ワーク> - G./Vo.
ヘイミッシュ・スチュワート <ex.アべレージ・ホワイト・バンド> - B./G./Vo.
ウォーレン・ハム <ex.ブラッド・ロック/カンサス/AD> - Sax/Perc.
グレッグ・ビソネット <ex.デイヴ・リー・ロス> - Ds.

本日は東京初日。
公演はこれから東京ドームシティで続く訳ですが、『今まで生きてきて女子大ってのに入った事がないし、こっちにしよう』と三軒茶屋、昭和女子大学へ。
音が良いので有名ですからね、人見記念講堂は。

駅から10分程ですが池尻の方から強い北風で、これがまともに向かい風。
寒かったわぁ。
下校する女子大生は追い風ですから、すぐにすれ違っちゃうし・・・
情けないったらありゃあしない ^^;


setlistは次の通り。
01. Matchbox
02. It Don't Come Easy
03. What Goes On
04. Evil Ways
05. Rosanna
06. Pick Up the Pieces
07. Down Under
08. Boys
09. Don't Pass Me By
10. Yellow Submarine
11. Cut the Cake
12. Black Magic Woman / Gypsy Queen
13. You're Sixteen
14. Anthem
15. Overkill
16. Africa
17. Work to Do
18. Oye como va
19. I Wanna Be Your Man
20. Who Can It Be Now?
21. Hold the Line
22. Photograph
23. Act Naturally
24. With a Little Help From My Friends
25. Give Peace a Chance


リンゴも勿論ですが、皆声量が凄いですねぇ。
“生声” だものなぁ、全部が。
加工されていない本当の声。
こうでなくてはね ^^

舞台装置もシンプルなもの。
客席との遣り取りすらある手作り感。
素敵な空間だったなぁ。

ビートルズナンバーの各曲。特に Boys 、Don't Pass Me By 、 I Wanna Be Your Man 、Act Naturally 、 With a Little Help From My Friends が印象的。
Yellow Submarine の前だったかな、Day Tripper のイントロが弾かれたので驚きました。
『これ俺の曲じゃないよ』とリンゴ。面白かったなぁ。
あと Boys の前に『ローリーストーム&ハリケーンズ時代から歌っているんだ』と言っていましたね。
他 Black Magic Woman / Gypsy Queen も大迫力。聴きごたえのあるナンバーのオンパレード。
客席はそれこそ老若男女、TOTO のファンも結構いらした様に見受けられました。

うむ、大満足。佳いコンサートでした。


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国立劇場三月歌舞伎公演 元禄忠臣蔵 -御浜御殿綱豊卿- / 積恋雪関扉 3/14

 3月14日(木)三月歌舞伎公演 元禄忠臣蔵 -御浜御殿綱豊卿- / 積恋雪関扉  国立小劇場


小劇場での歌舞伎公演は十二年振りなのだそうです。
『外伝でも忠臣蔵ならば矢張り14日かな?』と三宅坂。
大劇場の方は “杉良太郎リサイタル” ^^


真山青果=作 真山美保=演出
元禄忠臣蔵 二幕五場 御浜御殿綱豊卿
伊藤熹朔=美術  中嶋八郎=美術

第一幕 御浜御殿松の茶屋
第二幕 御浜御殿綱豊卿御座の間
  同 入側お廊下
  同 元の御座の間
  同 御能舞台の背面



宝田寿来=作
積恋雪関扉  常磐津連中
国立劇場美術係=美術

主な配役
『元禄忠臣蔵』
○徳川綱豊卿 中村扇雀  ○富森助右衛門 中村歌昇
○中臈お喜世 中村虎之介  ○新井勘解由 中村又五郎


『積恋雪関扉』
○関守関兵衛実ハ大伴黒主 尾上菊之助
○良峯少将宗貞 中村萬太郎
○小野小町姫/傾城墨染実ハ小町桜の精 中村梅枝


両演目ともに “小劇場らしい” こじんまりとした内容。
『元禄忠臣蔵』の綱豊卿と助右衛門の遣り取り、腹の探り合いが中々の見せ場。
『積恋雪関扉』は何と言っても菊之助丈だなぁ。
うむ、堪能しました。
満足。


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国立劇場 新春歌舞伎公演 姫路城音菊礎石  1/22

 1月22日(火)新春歌舞伎公演 姫路城音菊礎石  国立大劇場

国立劇場新春歌舞伎、演目の読みは “ひめじじょう おとにきく そのいしずえ” 。
昨夜が小満ん師独演、明晩は落語研究会と “三連戦” の中日。 “夜・昼・夜” の強行日程となってしまいました。
さぁ、頑張ろう ^^;


並木五瓶=作 『袖簿播州廻』より
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言 姫路城音菊礎石 五幕九場
国立劇場美術係=美術

序 幕  曽根天満宮境内の場
二幕目 姫路城内奥殿の場
同    城外濠端の場
三幕目 姫路城天守の場
四幕目 舞子の浜の場
      大蔵谷平作住居の場
      尾上神社鐘楼の場
大 詰  印南邸奥座敷の場
      播磨潟浜辺の場

主な配役
○印南内膳  尾上菊五郎
○生田兵庫之助/碪の前  中村時蔵
○古佐壁主水/百姓平作実ハ与九郎狐/加古川三平  尾上松緑
○弓矢太郎実ハ多治見純太郎/主水女房お辰/小女郎狐  尾上菊之助
○印南大蔵/奴灘平  坂東彦三郎   ○久住新平  坂東亀蔵
○桃井陸次郎/桃井八重菊丸  中村梅枝   ○高岡源吾  中村萬太郎
○庄屋倅杢兵衛  市村竹松   ○傾城尾上  尾上右近
○平作倅平吉実ハ桃井国松  寺嶋和史   ○福寿狐  寺嶋眞秀
○金子屋才兵衛/早川伴蔵  市村橘太郎   ○飾磨大学  片岡亀蔵
○牛窓十内  河原崎権十郎  ○中老淡路  市村萬次郎  
○近藤平次兵衛  市川團蔵  ○桃井修理太夫  坂東楽善


新春公演らしい肩の凝らない舞台。
物語は単純明快。
現姫路城主の桃井一族と、前姫路城主赤松一族の争い。
前城主一派が身分を秘し現城主の “家来” となり、若様に廓遊びを薦め・・・

見所は三幕の菊之助丈。一階客席に姿を現し、練り歩く演出。
そして二人の子役の活躍、お見事でした。

その子役絡みの場面で今日面白かったのは主水女房お辰、小女郎狐と早変わりの連続で出て来る菊之助丈が、一瞬子役を(実子と甥な訳ですが)取り違えてしまい『ふく・・・平吉』(つまり “福寿” と呼掛けて “平吉” と言い直した)場面。
『福寿』と言い切ってしまうと厳しい展開ですが、流石に『ふく』で気付き、壊さずに済みました。

一階中央ブロックの後ろ3~4列を使い、TVカメラ三台が撮影。
放映用かな?映像ソフト用かな?

しかし顔を見せるだけでその場の空気を一変させる菊五郎丈、凄い迫力だなぁ。
時蔵丈、松緑丈、そして悪役片岡亀蔵丈も印象的。
愉しい舞台でした。

跳ねて『菊之助丈の武者姿、綺麗だったなぁ』など独りごちつつ家路へ。


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国立劇場十二月歌舞伎公演 増補双級巴 -石川五右衛門- 12/7

12月 7日(金)十二月歌舞伎公演 増補双級巴 -石川五右衛門-  国立大劇場


三世瀬川如皐=作
国立劇場文芸研究会=補綴

通し狂言 増補双級巴  四幕九場
-石川五右衛門-
中村吉右衛門宙乗りにてつづら抜け相勤め申し候

国立劇場美術係=美術


発 端     芥川の場

序 幕     壬生村次左衛門内の場

二幕目   第一場 大手並木松原の場
      第二場 松並木行列の場

三幕目   第一場 志賀都足利別館奥御殿の場
      第二場  同  奥庭の場
      第三場 木屋町二階の場

大 詰   第一場 五右衛門隠家の場
      第二場 藤の森明神捕物の場


主な配役
○石川五右衛門  中村吉右衛門
○壬生村の次左衛門  中村歌六   ○三好修理太夫長慶  中村又五郎
○此下藤吉郎久吉後ニ真柴筑前守久吉  尾上菊之助
○大名粂川但馬  中村松江   ○大名田島主水/早野弥藤次  中村歌昇
○足柄金蔵/大名白須賀民部  中村種之助   ○次左衛門娘小冬  中村米吉
○大名天野刑部/小鮒の源五郎  中村吉之丞   ○大名星合兵部/三二五郎兵衛  嵐 橘三郎
○呉羽中納言氏定/大名六角右京  大谷桂三   ○足利義輝  中村錦之助
○傾城芙蓉/五右衛門女房おたき  中村雀右衛門
○義輝御台綾の台  中村東蔵


チケット売場に “満員御礼” の触れ。
大賑いの国立劇場。
石川五右衛門の生涯を簡易に纏めた脚本で、非常に解り易かったです。
お目当ての “つづら抜け、宙乗り” は三幕目。
この三幕目の最後に“ どんでん返し” とも言える意外な展開となります。
大詰がまた見もの、派手な捕物場面が『これでもか!』とばかりに・・・

吉右衛門丈、流石の押出し。
細かな表情もお見事でした。
いやぁ、好い芝居を観たなぁ、と言う感じです。
うむ、満足!




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プロフィール

喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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