2014年 1月 鑑賞記録

1月
○ 5日(日)劇団四季 ふたりのロッテ  自由劇場
○11日(土)三遊亭白鳥独演会  にぎわい座
○12日(日)志ん輔三昧 古今亭志ん輔独演会  にぎわい座
○14日(火)睦会~扇遊・鯉昇・喜多八三人会  にぎわい座
○15日(水)らくご街道 雲助五拾三次 第十宿 -名人長二- 千穐楽  日本橋劇場
○18日(土)花形演芸会  国立演芸場
○19日(日)劇団四季 思い出を売る男  自由劇場
○21日(火)長講三人の会  日本橋劇場
○27日(月)鈴本 夜席  主任 小せん  鈴本演芸場

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鈴本1下夜 1/27

 1月27日(月)鈴本演芸場 夜席

今年の “初鈴本” は、長い鑑賞歴を持つ友人と二人連れ。
暮れの琴調先生の芝居以来ひと月振りの鈴本演芸場へ。

林家なな子 元犬
柳家花ん謝 真田小僧
三増紋之助 曲独楽
金原亭龍馬 人形買い
桃月庵白酒 時そば
林家正楽 紙切り
柳亭燕路 粗忽の釘
五街道雲助 町内の若い衆

~仲 入~

ロケット団 漫 才
橘家文左衛門 目薬
アサダ二世 奇 術
柳家小せん 夜鷹の野ざらし


◆花ん謝 『真田小僧』
はっきりとした口跡。元気の良い声。ちと堅い感じがしました。

◆紋之助 曲独楽
扇子、刀、五つ独楽、風車。
私の記憶に残る柳家小志ん師匠、とし松師匠の “五つ独楽” とは異なる『愉快な五つ独楽』。
紋之助師らしい明朗な高座。

◆龍馬 『人形買い』
真打昇進から四ヶ月ですか。
国立の披露目でも感じましたけれども、余裕が出てきました。
楽しそうに高座へ臨んでいる雰囲気です。
面白かったなぁ。

◆白酒 『時そば』
ひと月前と根多が被りました。
しかし今夜の高座の完成度は高かったなぁ。日々進化していくものなんですね、噺って。
翌日のそば屋の人物造形が “より悲惨な印象” になりましたが、このそば屋と模倣者との会話量を減らし
速度感が相当に増しました。
『高座百遍』という言葉を聞きますけれども、いやまったくそんな感じ。
素晴らしい出来でした。

◆正楽 紙切り
鋏試し相合い傘、パティシエ、馬とウサギ、マイルス・デイビス、江ノ電
今夜は難題ばかり。
クリームを絞るパティシエ。首を下げ小さなウサギに頬擦りするかの様な仕種の馬。
吹くトランペットから音符が飛び出ているマイルス・デイビス。
砂浜にサーファー、そして沖にヨット、遠景江の島の江ノ電。
全てお見事でしたけれども、特にマイルス・デイビスが素晴らしかったなぁ。

◆燕路 『粗忽の釘』
引越が終わったところから。
『落ち着かなきゃ」と上がり込んだ隣家でお先莨を一服。いや立て続けに五六服して惚気話。
殆ど “危ない人” という感じ。大笑い。

◆雲助 『町内の若い衆』
愉しそうにさらりと。

◆ロケット団 漫 才
都知事選、東京オリンピック、石破幹事長、ヒーローインタビュー。
何度聴いても面白いですねぇ。

◆文左衛門 『目薬』
大真面目な顔をして薬袋から耳かきで粉薬を杓って・・・
客席大爆笑。
仲入と破礼で付いた気もしますけれども、今夜の客席の雰囲気にはぴたり嵌りました。
好演。

◆アサダ二世 奇 術
ロープ、大判トランプでのカード当て。
ふわぁっとして好い時間でした。

◆小せん 『夜鷹の野ざらし』
昨年の鈴本2下夜(2/26)にやはり主任高座で聴いたときに比べて後半が締まった感じ。
白酒師の『時そば』と同じく “日々研究、日々進歩” ですね。
より速度感が増した印象。
『幽霊じゃない、化け物だ』と自宅に夜鷹を封ずる八五郎。この場面、どたばた喜劇風の味付けで大いに愉快。
うむ、お見事。好高座。


跳ねて、追出しをふう丈さんの撥で背中に聴きながら友人と『去年一緒に来た小せん師の芝居と主任根多が被ったけれども、進化していたねぇ』など喋りながら家路へ。
その後も話題が尽きず、コーヒーを飲みながら “感想戦”。




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長講三人の会 1/21

 1月21日(火)長講三人の会 日本橋劇場

前回は昨年5月30日の開催でしたから、八ヶ月振りの『長講三人の会』。


◆柳家さん光 『たらちね』
羽織姿はお初かな。
昨年11月、二つ目昇進。おめでとうございます。
“読経場面” を長めに丁寧に演って、そこで切りました。
面白かったなぁ。

◆昔昔亭桃太郎 『ちりとてちん』
この会は根多出しされていませんので、三師匠が何を掛けてくれるのかも楽しみの一つ。
特に私は、『古典縛り』の中で桃太郎師匠が何を演るのかに注目しています。

その桃太郎師『以前 “鰍沢” を演ったのだけど照れちゃって駄目なんですよ、あの女を演るのが』と述懐。
『けれども、ここで古典を根多おろしすると某社(実名でしたがここでは秘しましょう)でCDを出してくれるので、さん喬権太楼両師匠には本当に感謝してるんです』
よく呑みよく食べる『ちりとてちん』、桃太郎師らしい味付けでした。

◆柳家権太楼 『鰍沢』
着座するなり『今日は “鰍沢” を』と宣言。
さっと根多へ入りました。

玉子酒を呑んで苦しむ熊の伝三郎、それを泣きながら介抱するお熊。今夜の権太楼師はこの場面に力点を置いた演出。
三十分に凝縮した『鰍沢』。迫力満点。

~仲 入~

◆柳家さん喬 『鼠穴』
『初夢はどんな夢でしたか』
夢のあれこれを枕に『夢を抱くのと夢を見るのとは違う訳ですが・・・』など若干散らかったまま『旦那様、竹次郎とおっしゃる方が・・・』と “五臓の疲れ” の仕込みは抜きに本編へ。
『いいのかなぁ?』と思って聴いておりましたけれども、竹次郎が十年後に三両と三文を返しに兄宅を訪ねた場面、兄の言葉で “夢は五臓の疲れ” と仕込まれました。

四十五分の長講。

田舎言葉がいい感じですね。
それと『夢の場面』で兄が大きな声を出すところがありますけれども、さん喬師は腹からの大声で大迫力です。
枕が散らかりましたけれども、素晴らしい高座でした。

それにしてもこの兄貴、大きい人だなぁ。
『夢の中でもいい役は貰えねぇか』と笑い飛ばしていましたけれどもねぇ。中々これほどの人はいないでしょう。

緞帳が降りまして場内アナウンス。『次回の “長講三人の会” は7月頃を予定しております』
夏の噺、今から楽しみです。




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劇団四季 思い出を売る男 1/19

 1月19日(日)思い出を売る男 自由劇場

本日初日の劇団四季 “思い出を売る男”。
前回公演は確か2011年・・でしたっけ・・・こういうことがあるからblogを書き始めたのですが・・
印象に残る舞台でしたので、今回は家人を伴っての観劇となりました。


出演者は次の通り。

○思い出を売る男 田邊真也
○広告屋 味方隆司 ○GIの青年 佐久間仁
○乞食 日下武史 ○黒マスクのジョオ 芝 清道
○花売娘 生形理菜 ○街の女 野村玲子 ○恋人ジェニィ 観月さら
石波義人・星野元信・渡久山慶・南圭一郎
○シルエットの女 間辺朋美


前回公演を私は2011年9月19日に観た様です、その時のチケットとキャスト表が出てきました。

そのキャスト表と見比べますと・・・
アンサンブルの中村 匠、斎藤 譲が抜けて石波、渡久山、南が入り、シルエットの女が斉藤美絵子から間辺朋美へ。
ほぼ固定キャストですね。

前回は日下武史が作品紹介挨拶をしましたので、今日も上演前に紹介があるのだろうとゆったり構えていたのですが、いきなり始まったので慌てて姿勢を正しました。

小品ですけれども何回観ても飽きのこない良質な芝居ですねぇ。
今日もまた深い感動を覚えました。

初見の家人も『暗い話かと思っていたけれども、むしろ希望を持てる内容で感銘した』とご満悦。
そうですよ、先入観なしに何でも観ておかなければいけません。

いい舞台だったなぁ。大満足。




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花形演芸会 1/18

 1月18日(土)第416回 花形演芸会 国立演芸場

『充実した顔付けだなぁ~』と国立演芸場へ。
来月の前売り券を発券して貰って、一階の演芸資料展示室へ入りますと錦絵の展示。
中に『人形町通り具足屋製』と欄外に刷ってあるのを発見して、『おお、あの “幾代餅” の “具足屋”ってのは本当にあった錦絵の店なのかぁ』などと感激しながら眺めておりました。


◆古今亭きょう介 『子ほめ』

◆三遊亭司 『洒落番頭』
鈴本でも聴いたことがありますが、司さんの十八番と言って宜しいでしょう。
今夜も絶妙の間で客席を温めてくれました。

◆柳家三之助 『浮世床』
いやぁ、笑った笑った。
“夢” をたっぷり。
好高座。

◆エネルギー コント
お馴染み狂言師コント。今夜は “明日、リコーダーの試験を控えた子供” との絡み。
本が巧く書けているのでしょうね。だれることがありません。
お見事。
一つだけ・・・以前も感じたのですが、子供役の人が声を張り過ぎるかなぁ。少し耳に障ります。

◆菊地まどか 『吉岡先生教壇に生く』 曲師=沢村さくら
昭和9年9月に関西地方を襲った室戸台風の折り、倒れた校舎の下敷きになりなから教え子を救った吉岡藤子教諭の物語。
まどか先生、なかなか聴かせてくれます。好演。

~仲 入~

◆立川談笑 『金明竹』
『骨皮』を枕に “東北弁金明竹” 。『骨皮』が長かったので、『金明竹』へ入った時にびっくりしました。
流石の出来。

◆ふくろこうじ クラウン
いつものハットの芸からシガーボックス、そしてダンボール箱を使った “独り人体分離”、最後に “見えないボール” 。
毎回どこかに新根多を挟む工夫をしているのね。好高座でした。

◆春風亭一之輔 『藪入り』
上がったのが8時40分。
自身のお子さんの話題から入り、鼠の懸賞を仕込んで本編へ。
基本型は映像も残っている三代目金馬師からでしょう。
一之輔師らしく、ところどころに現代的味付けを凝らしました。
最後半、下げの直前で少し間延びした様な感じ。とんとんとん、と終わっても好かったのではないかなぁ。
説明的になっちゃった。


跳ねたのは9時20分頃。
大劇場方面への坂を歩きながら『談笑師で押したんだョなぁ』なんて考えていましたら、お弟子さんを連れて坂を降りてくるご本人とすれ違っちゃった。

司さん、三之助師の高座が好かったなぁ、と独りごちながら家路へ。




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らくご街道 雲助五拾三次 -名人長二- 千穐楽 1/15

 1月15日(水)らくご街道 雲助五拾三次 -名人長二- 千穐楽 日本橋劇場

雲助五拾三次、区切りの第十宿目。
『名人長二』連続口演の千穐楽。『お白州』、『大団円』。

◆影の声・柳亭市助 『前回までの粗筋』
下座の糸に乗せて朗々と粗筋を読む影の声、市助さん。
発端の “仏壇叩き” から “清兵衛縁切り” までの粗筋を淀みなく紹介してくれました。
本当、これは好企画ですねぇ。
市助さんも素晴らしい仕事振り。お見事。

◆五街道雲助 『お白州』
『市助さんが大変上手に粗筋を喋ってくれまして、なんなら全部演ってくれればいいのに』など客席を和ませながら『そのまま続きを演らせていただきます』と入りました。

後から考えますと、この『自ら前回までの筋をなぞることなく噺に入ったこと』が、躓きの遠因なのかも。

お白州場面ですので侍言葉、それも文語調の固い言い回しばかり。“暖機運転なし” の為、初手から噛みまくってしまい調子が出ません。
遂には絶句。後が出てこなくなってしまいました。
一言一句をも疎かにせぬ雲助師の真面目な姿勢が、反対にその足を引っ張ることになってしまった感じです。
少し時間を置いて先へ進めること二度。
『なんでしたら、他の噺にしましょうか』と冗談めかした発言も飛び出す大苦戦でしたけれども、何とか乗り切って仲入へ。
『少し時間を頂戴しまして、楽屋で浚って参ります』

昨年3月の連続口演での馬石師に比べますと、今夜の雲助師 “お白州” は恐らく三倍以上の文章量ではなかったかしらん。
非常に綿密且つ詳細な描写の連続、そして固い侍言葉。
歌舞伎役者でも苦労するであろう感じの難しい演出でした。

~仲 入~

◆五街道雲助 『大団円』
裁きの方向性は “お白州” で明らかになりましたけれども、長二の親殺しの罪はどうにも拭い難い為、呻吟する南町奉行筒井和泉守。
関係者の内偵を続けるうちにとんでもない事実が発覚し、新たな展開へ・・・
『毒殺は相が変わってしまう為』とお幇間医者岩村玄石は亀甲屋半右衛門を『鍼で左乳下の急所をついて』殺害。
これを依頼したのが長二の実母お柳、密通していた幸兵衛ともども『親殺しどころか、実父半右衛門の仇を討った』との『新事実判明』。

傑作だったのは『お裁きの言い渡し場面』。
美濃屋夫婦、岩村玄石は遠島。そして・・・
『隅に控えし噺家五街道雲助。その方、圓朝師匠の原作通りを伝えようとの意気やよし、今回は失敗に終わったが・・・』と遊び、客席から大拍手。前半の躓きを吹き飛ばしました。

長二改め亀甲屋半之助とお島(仏壇叩きの坂倉屋娘)との婚礼など後日談まできちんと口演し、まさに大団円。
鳴り始めた追い出しを制し、客席へご挨拶、そして緞帳を降ろしました。


跳ねて家人が『お白州に雲助師匠本人が出て来たのにびっくり。あれ咄嗟の考えかな?』と問いますのに『ご本人を登場させる構想はあったのだろうけれども、台詞は違うものだったのじゃぁないかな』など様々喋りながら家路へ。
途中『兎にも角にも、またいつかと期待して口演を待っていましょう』と意見一致。




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睦会 1/14

 1月14日(火)睦会~扇遊・鯉昇・喜多八三人会 にぎわい座

昨年8月12日以来久々の “にぎわい座 睦会”。
今夜は鯉昇師が主任で二席と触れられています。


◆入船亭ゆう京 『のめる』
よく通る声でゆったりした口跡。
以前は『大きな声を』と心掛けていたのでしょう、声を張っていた印象でしたけれども、今夜のこの感じが好いように思いました。

◆瀧川鯉昇 『王子の狐』
『ん?天麩羅?・・・やはり揚げ物なんだ』など、時折挟む一言が堪らなく可笑しい鯉昇師の高座。
二日酔いの母狐の描写も愉快。好演。

◆柳家喜多八 『紺屋高尾』
独りごちた様にぼそっとくすぐりを入れながら、滑稽味に寄せた『高尾』。
今夜はマイクも好感度にした様子で、喜多八師の特色が鮮やかに客席へ伝わってきました。面白かったなぁ。

~仲 入~

◆入船亭扇遊 『棒鱈』
『喰い付きですので、ごくあっさりと』と言いながらも、たっぷり演ってくれました。
隣座敷の様子になにかと文句をつける酔っ払いを見事に活写。
この男、酒癖が悪いのは勿論なのですが、矢張り江戸っ子として『倒幕の気配ある薩摩なので余計に突っかかりたがる風情』と、私は理解しているのですけれども本当のところはどうなのでしょう。
そんな事を考えながら楽しく聴いていました。

◆瀧川鯉昇 『ねずみ』
9時少し前に上がって『少し早口で申し上げます』と笑わせながら、さっと『おじさん、おじさん、お宿探してるの?うちに泊まっとくれよ』と本編へ入りました。
嫌味を排した描写。
主人卯兵衛の述懐も、番頭丑蔵や後添の女中頭お紺に対する恨みは割合と浅い感じ。達観と言うのか諦観している様子を表現したように思います。
見事な『ねずみ』、堪能しました。


跳ねたのは9時半。
四席それぞれ30分。喜多八師はもう少し長かったかしら。
それぞれの師匠の個性を味わいながら、贅沢な時間を過ごしました。
いやぁ、好かった好かった。




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年末年始 志ん輔三昧~年始の会 1/12

 1月12日(日)志ん輔三昧 古今亭志ん輔独演会 にぎわい座

昨日に続きにぎわい座。
師走3日に“年末の会”、そして本日正月12日は“年始の会”と、さながら月例会となりました“にぎわい座 志ん輔三昧”。今日はその第四回。

久し振りに二階席も開く大盛況。
志ん輔師『七段目』、『付き馬』と根多出しされています。


◆古今亭半輔 『牛ほめ』
短縮版と言いましょうか“凝縮版”を下げまで演りました。
余裕すら感じさせてくれる高座に客席の反応も好し。
この6月(中席)に二つ目昇進の半輔さん、期待しています。

◆古今亭志ん八 『魚男』
掴みで蕎麦を手繰る仕種に客席から『ハンバーグ』の声。
これに相当狂わされた感あれども、流石に古株の二つ目さん、立て直していつもの惚けた調子を取り戻しました。
本編は、独特の味わいの夫婦の会話が愉快な傑作。何度聴いても面白いですねぇ。

◆古今亭志ん輔 『七段目』
お家芸且つ十八番を丁寧に演じました。
現役の師匠方の中で、私は『七段目』は志ん輔師匠のが一番好きだなぁ。
若旦那は素人っぽくもやや本格的に、そして定吉は子供らしい芝居真似。
素晴らしい高座でした。

~仲 入~

◆古今亭志ん輔 『付き馬』
男が兎に角まくし立てるまくし立てる、物凄い速度感。
志ん輔師の演出の特徴として人物造形が多面的で、妓夫も強面の部分を出しますし、
男も単に“調子の好い奴”ではなく、遊び人らしい地の姿、小悪の部分をちょこちょこと表します。
ここら辺の“出し入れ”が実に巧みでしたねぇ。恐れ入りました。
好い出来だったなぁ。


次回の前売り券を購入した後、外へ出て『しかし今日はよく入っていたねぇ』と家人と二人して感心しきり。
『もう既に半年先の6月13日の券を、私達も持っている訳だけど・・・』
『次回は半輔さん、羽織を着て登場だね』など喋りながら家路へ。
好高座揃いの“志ん輔三昧”、大満足。




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三遊亭白鳥独演会 1/11

 1月11日(土)三遊亭白鳥創作落語集~三遊亭白鳥独演会 にぎわい座


“だるま食堂出演”を目ざとく見つけた家人の希望でチケットを購入。同じく客演に講釈の神田きらりさん。
さぁ~て白鳥師、今日はどんな奇想天外を味あわせてくれるのかしらん、楽しみです。

◆三遊亭白鳥/神田きらり 御挨拶
協会が違う為か、きらりさんの存在を全く知らなかったと白鳥師。
それにしても、きらりさんの師匠である神田松鯉先生も知らないとは驚きました。
『今度きらりさんに合ったフィリピンものを書きますよ』と妙な約束をしたり愉快な遣り取りの『御挨拶』でした。

◆三遊亭白鳥 『禁酒番屋』
副題は『酔いどれショートコント』

水カステラを持つ時にうっかり発した『よっこらしょ』がなまって『酔いどれショートコント』になります。
これは桃月庵白酒師の『どっこいしょ』から『ドイツの将校』へ惚けた『斬新な言い回し』にヒントを得たとのこと。
白鳥師らしい爆笑譚。

川柳師も登場したので、何か面白いことをしでかすかと思いきや『通行人の扱い』は惜しい感じ。
ラッパのひとつも吹いて欲しいところでした。

◆神田きらり 『鉄砲のお熊』
うむ~。初演にしても生煮えで冗長。
今夜の客席は元の噺を知っているからまだしもですが・・・。
準備不足ということかなぁ。
ただ、ところどころ「きらり」と光る描写もありました。
これからに期待します。

~仲 入~

◆だるま食堂 コント
ボインボインショー。
単独ライブの第二部を抜粋した高座。
こうして下から高座を仰ぎ見るのは久し振りですねぇ。
お馴染みの根多に新根多を混ぜて、相変わらずの爆笑コント。お見事。

◆三遊亭白鳥 『隅田川母娘』
これは傑作。
所謂『皇室根多』ですが、白鳥師らしく童話の味付けの冒険譚にまとめました。

皇室根多と言えば思い出すのはブラック師のそれですが、白鳥師は綺麗に創りますねぇ感心しました。
開口一番の『禁酒番屋』で巧く返せなかった『老酒』も織り込んで、客席へ返してくれました。流石ですね。
今夜は録画も入っていましたけれども、この『隅田川母娘』はまさか電波には乗らないでしょう。DVD撮りかな?


跳ねて家人が『こういう爆笑ものの連続もいいわね』
『同感ですな』と応えながら家路へ。
よく笑ったなぁ~、今夜は。




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劇団四季 ふたりのロッテ 1/5

 1月 5日(日)ふたりのロッテ 自由劇場

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

2014年(平成26年)『喜洛庵寄席始め』は、“劇団四季 ふたりのロッテ”。
暮れの12月22日に観たばかりですが、坂本、勅使瓦の演技、そして秋山の歌唱が非常に印象に残り『もう一度』と帰宅後に本日のソワレ(と言っても午後3時開演)を急遽予約。
家人と二人、自由劇場へとやって参りました。


出演者は次の通り。

○ロッテ 高橋伶奈 ○ルイーゼ 吉良淑乃
○パルフィー氏 勅使瓦武志 ○ケルナー夫人 増本 藍
○ムテジウス校長 秋山知子 ○ウルリーケ先生 染谷早紀 ○ペーター先生/ペルナウ編集長 谷部央年
○アイペルダウアー 中嶋 徹 ○シュトローブル博士 井上隆司
○イレーネ 恒川 愛 ○レージ 大橋伸予

小松真美・羽田沙織・若松小百合・松島明希・中山理沙
岩本有花・高水彩圭・滝沢和貴・高畠あかり・小幡朱理


ケルナー夫人が坂本里咲から増本藍へ代わった他、アンサンブルの澁谷陽香が松島明希へ。後はスターティングキャストと同じ面々です。

その増本、坂本に劣らず素晴らしい演技。
ウェストサイド物語“アニタ”が非常に印象的な増本ですが、この“ケルナー夫人”も良いですねぇ。心の動きを客席に伝える力を持っています。
『なぜ今まで黙っていたの』の台詞は坂本のインパクトに一日の長ありですけれども、自然な演技に心掛けているように見受けられました。

秋山、勅使瓦、恒川は安定の歌唱と演技。
主役二人(高橋・吉良)の歌唱も暮れの観劇時よりだいぶ良くなっていました。

初見の家人は『お芝居は勿論好かったけれども、テーマにも共感した』とのこと。
私も、期待通りの愉快な時間を過ごすことが出来ました。

いやぁ、好かった好かった。
満足して家路へ。




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プロフィール

喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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