劇団四季 王子とこじき 8/23

 8月23日(日)王子とこじき 自由劇場

夏休みファミリーミュージカル “王子とこじき” 。
実は私、劇団四季の演目はどちらかと言うとファミリーミュージカル系統の方が好みです。

本日のソワレが千穐楽、かな?
家人と二人、自由劇場のマチネへ。

出演者は次の通り。
○エドワード 守山ちひろ ○トム 前田更紗
○ユーゴ/ヘンリー8世 荒井 孝 ○ハーフォード 百々義則 ○グレイ姫 海沼千明
○マイルス・ヘンドン 阿久津陽一郎 ○ジョン・キャンティ(トムの父) 福島武臣
○トムの母 はにべあゆみ ○セント・ジョン 諏訪友靖

高橋 徹 進藤拓実 頼 雅春 佐々木玲旺
渡邉寿宏 鈴本 務 近藤真行 南 圭一朗

田代美里 豊田早季 大石眞由 田村有香理
西浦歌織 青柳絵里奈 久田沙季


事前に全く出演者を確認していなかった為『あれ?阿久津さん、こっちで “夏休み” なんだ?』と驚くやら嬉しいやら^^
最終盤で守山エドワードの声が割れたのが惜しまれますが、全体的に愉快な観劇と相成りました。
阿久津、荒井、そして諏訪の重量感溢れる演技は流石、と言ったところ。
アンサンブルも含め全員の力が一つになった舞台、との印象です。
完成度、高かったなぁ。


『面白かった』と跳ねて家人の第一声。
いや全く充実した舞台でした。満足。




Tag:舞台・演劇  Trackback:0 comment:0 

白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 8/11

 8月11日(火)白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 にぎわい座

お馴染み、にぎわい座の “白酒ばなし” 。
家人と二人、にぎわい座へ。


◆桃月庵ひしもち 『道灌』
ひしもちさん、高座返しで何度かお見掛けしていますが口演は初聴です。

御隠居の造形が好かったですね。
会話場面の描写がやや一本調子に聞こえたのが残念。
あと、御隠居以外の登場人物の表情が乏しい感じでした。造形に工夫が欲しいところ。
いやしかし、新しい前座さんとすれば中々お見事な高座。
私、ひしもちさんの今後の高座に大いに期待します。楽しみが増えて嬉しいね。

◆桃月庵白酒 『短命』
御隠居もどこか楽しみながら謎解きをしている感じで、何とものんびりした風情。
私にはこの演出が大変に好ましく感じられました。

前座さんの後で入場着席したお客様も何人かいらっしゃったのですが、そんな客席の忙しない空気を落ち着かせた、とでも言うのかなぁ。客席を俗世から解き放った、そんな印象です。
好演。

◆桃月庵白酒 『四段目』
所作や口調で定吉の芝居好きを表現して、噺の世界へ自然に連れて行ってくれました。

感心しましたのは蔵へ放り込まれた定吉が小窓から外を窺う、その目の動き。
実に巧妙でしたねぇ。
扉を締め遠ざかるご主人を追う定吉の視線。
そしてまた、下女のお清どん(でしたっけ?)が蔵の窓下を横切る様を、こちらは上手から下手へ視線を流して描写。
前後左右へ空間を広げてくれました。

下げへの畳み掛けも文句なし。
好高座。

~仲 入~

◆鈴々舎馬るこ 『目黒のさんま』
大柄な馬るこさんですが、食べ物にはあまり拘りがないのかしらん。
秋刀魚の焼ける様などの描写はあっさりでしたねぇ。
食べ物には拘りはなくとも、食べることには熱心なのだなぁ。
食べる仕種、描写は真実味たっぷり。
あちこちへ脱線しながらの面白高座。
終盤、若干時間が気になったかしらね。
少し急ぎ気味で風味が飛んでしまった印象なのが残念。

◆桃月庵白酒 『青菜』
着物を替えて登場。
今夜は『植木屋二題』ですね。
『御屋敷の作法』を面白がった植木屋のお内儀さんが、自ら押入へ入ってしまうのが愉快。
抱腹絶倒の『青菜』、大笑い。


跳ねて家人と『矢張り白酒師匠は笑わせてくれるねぇ』
意見が一致したところで家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

らくご街道 雲助五拾三次 -怪談- 8/7

 8月 7日(金)らくご街道 雲助五拾三次 -怪談- 日本橋劇場

雲助五拾三次、第二十九宿 -怪談- 。
まさに夏真っ盛り。
今夜の五拾三次は、雲助師『四谷怪談~お岩誕生~』他と前触れされています。


◆桃月庵はまぐり 『子ほめ』

◆五街道雲助 『お菊の皿』
『怪談噺。四谷怪談なのでお祓いをして参りました』と、田宮神社へ詣った事などから。
なんでもここ日本橋劇場の氏神様が神田明神なのだそうで、会場と私ども客の分までお祓いをしていただいたとのこと、ありがたや^^

安定感抜群の『お菊の皿』。
若い衆の描写が巧みなので実に自然に噺へと引き込まれました。
好演。

~仲 入~

◆五街道雲助 『四谷怪談~お岩誕生~』
初聴の筈ですけれども『どこかで聴いた様な覚えもあるような・・・』物語。

『東海道四谷怪談と申しますが、四谷なら甲州街道だろう。しかしこれは作者鶴屋南北の庵のあった地(押上の先)は四谷という地名。そして吾妻橋からこの四谷方面への街道を吾妻街道と称しておりましたところが、後々に吾妻、東、東海道、と変遷した様です』
と蘊蓄を授けてくれました。

御家人田宮家の一人娘おみのは大変な醜女。
しかしひょんな事から下男の伝助の子を宿し、実家を追い出されます。

伝助はさる大名の足軽屋敷の飯炊奉公へ上がり、伝助おみの夫婦は至極安穏な日々を送っておりますが・・・

その足軽屋敷に住む高田大八郎が、借金のいざこざから金貸伊勢屋を斬殺。
更に亭主の安否を訊ねてきたその女房までをも斬り殺してしまい、その死骸の始末を飯炊の伝助に命じます。

死骸を背負って右往左往の伝助。
取り敢えず自宅押入へ隠しておきますが、流石に気味が悪いので身重の女房おみのを置いて外出。
そこへ先程斬り殺された伊勢屋の女房が化けて出て、押入の亭主を返して欲しいとおみのを難詰。
その言葉に従って押入を明けると伊勢屋の生首がごろりと転がり出る。
驚愕のおみのは赤ん坊を産み落とし絶命。
隣家の婆さんが物音を不審に思い覗いてみれば、赤ん坊と生首を並んでいてまるでおみのが生首をも産んだかの様に見えます。

この産まれた赤ん坊が後のお岩。
祖父の養女として田宮家に引き取られ、御家人の娘として育ちます。

とここまでの噺。
後半、人斬りの後は本当に怖かったなぁ。
伊勢屋女房の幽霊が出色の出来でした。


道中の思いがけぬ混雑で入場が遅れ、あたふたと席に着いたりで(前座のはまぐりさんの高座は最後列で鑑賞)神田明神の御札を見損ねたのは残念。
次回からはもっと余裕をもって出掛けようっと。



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

プロフィール

喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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