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2019年 5月 鑑賞記録

5月
○ 8日(水)雲一里 雲助一朝小里ん三人会  日本橋劇場
○ 9日(木)五街道雲助一門会  にぎわい座
○28日(火)鈴本下席夜 主任馬石 -馬石長講十夜-  鈴本演芸場
○29日(水)第611回 落語研究会  国立小劇場

※ 
5/
14 B - D 横浜  雨天中止 (曇天でしたけれども・・・ ^^;)
15 B 8 - 2 D 横浜
16 B 2 - 3 D 横浜
24 B 2 - 3 T 横浜

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第611回 落語研究会 5/29

 5月29日(水)第611回 落語研究会 国立小劇場


今夜の主任は歌武蔵師、『甲府い』。
仲入は小満ん師『樟脳玉』。
他に正蔵師、三朝師、小はぜさん出演と触れられております。


◆柳家小はぜ 『富士詣り』
随分以前に南喬師で、あと確か権太楼師で聴いた覚えがありますが、まぁ珍しい噺です。
小はぜさん、久し振りに聴きますが順調に歩を重ねている印象。
好演。

◆春風亭三朝 『やかんなめ』
十八番ですからね ^^
プログラムに長井先生が書いていらしたけれども、そうそう NHK新人落語大賞 の折も『やかんなめ』でしたね。
あれ、もう五年前なのかぁ。2014年10月27日、生で真剣勝負を拝見した貴重な体験だったなぁ。
今夜の『やかんなめ』も絶品ものでした ^^

◆柳家小満ん 『樟脳玉』
一寸調子を欠いた感じ。
下げ直前まで睡眠。

~仲 入~

◆林家正蔵 『四段目』
あまり眠いので仲入で帰ろうと思ったのですが “今帰るてぇと運転に支障出るかな?” と踏みとどまりました。
声が心地良かった小満ん師と違い、こちらの高座では寝ることも出来ず・・・^^;
まぁしかしまずまず好い出来でした。
蔵の中での定吉の芝居真似が子供のそれじゃぁなかったけれども・・・。
(まだ芝居見物が “発覚する前” は、ちゃんと子供らしい芝居真似だったのだから辻褄が合わない。構成を見直して演るべきでしょうね。)

◆三遊亭歌武蔵 『甲府い』
大相撲五月場所の “解説” を面白可笑しく。
私、歌武蔵師の高座は好きなのですが、大体本編よりも漫談風味の枕の方が面白いンですよね。
今夜は本編も中々の出来。
ただ甲州から出て来たにしては余りにも田舎者の善吉に若干違和感を覚えました。


跳ねて “三朝師と小はぜさんが好かったな” と独り言ちつつ家路へ。

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鈴本5下夜 -馬石長講十夜- 5/28

 5月28日(火)鈴本演芸場 夜席 -馬石長講十夜-

「馬石長講十夜」、その八日目へ、独りふらり。
今夜の根多は『山崎屋』。
トランプさんの影響で都内は車だと面倒そうなので、珍しく電車で参上。


入船亭扇ぽう 元犬
古今亭駒治 鉄道戦国絵巻
鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸 
桃月庵白浪 だくだく
入船亭扇遊 一目上がり
ロケット団 漫 才   
柳家小ゑん フィッ
五街道雲助 ずっこけ

~仲 入~

柳家小菊 粋 曲 
林家正楽 紙切り
隅田川馬石 山崎屋


◆扇ぽう 『元犬』
初手は早口で語尾がはっきりしなかったのですが、口入屋(上総屋だったかな)と出会った辺りから落ち着いて来ました。
中々面白かったですね。

◆駒治 『鉄道戦国絵巻』
古今亭志ん五師代演。
物凄い速度感。超特急で客席を温めました。

◆鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸
仙四郎先生の傘、仙成さんの五階茶碗、仙三郎先生の土瓶。
お開きに花笠の取分け。
仙成さん、巧くなったなぁ。

◆白浪 『だくだく』
先ずは二つ目昇進の自己紹介。おめでとうございます ^^
私の当て推量ですが、素人時分にひしもちさん(改メ白浪さん)は、白酒師の『だくだく』を聴いて “自分もこれを演りたい” 、と入門を決意したのではないかしらん。
師匠直伝の『だくだく』、白浪さん風味も巧く発揮出来ていました。好高座。

◆扇遊 『一目上がり』
明るい調子。流石というところ。

◆ロケット団 漫 才
安定しています。客席爆笑。
しかし倉本先生、痩せたなぁ。

◆小ゑん 『フィッ』
“この芝居は定連さんが多くいらしていて・・・いつも同じ席に同じ服装で座っていらっしゃる”
“こっちが毎日根多を替えているのだから、服ぐらい替えて来ちゃどうかと思うンですが・・・” と笑いを誘って本編へ。
面白かったなぁ。大受けしていました。好演。

◆雲助 『ずっこけ』
“この(前方の)大騒ぎ、大爆笑の次にどんな入り方をするのだろう?” と興味深く思っておりましたが、何も無かったかの様に普段通りの入り。
酔払い百態の枕からずっこけへ。
凄味すら感じられる高座。名演。素晴らしかった。

◆小菊 粋 曲
華やか。少し喉をやったのか声の勢いがいつもより無い感じ。

◆正楽 紙切り
鋏試し宝船。炉端焼き~紫陽花~船弁慶~花魁
紫陽花、傑作だったなぁ。
お開きの “花魁” の 時、 “井上陽水” との声も掛かったのですが、時間の関係もありまた主任根多との関わりも考慮したのかな?花魁を選択しました。

◆馬石 『山崎屋』
どう整理をつけて構成するのか興味津々でしたが、枕で巧く仕込みました。
若旦那が絶品。
番頭の造形が若干雑な感じではありましたが、よく纏まった出来でした。
長講45分。


跳ねて傘の要らない程度の降りの中、御徒町駅へ急ぎ足。

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五街道雲助一門会 5/9

 5月 9日(木)五街道雲助一門会 にぎわい座

『にぎわい座も久々だけれども雲助一門会も久し振りだよね』と、長い鑑賞歴を持つ友人と二人にぎわい座。
二階も開けて満員御礼。

◆桃月庵ひしもち 『たらちね』
今月下席に二つ目昇進。 “桃月庵白浪” 襲名、と自己紹介。
私、てっきり “白浪” を「はくろう」と読むものかと思っておりましたが、「しらなみ」との事です。
何はともあれおめでとうございます。

◆蜃気楼龍玉 『強情灸』

◆五街道雲助 『お見立て』

~仲 入~

◆桃月庵白酒 『化物使い』

◆隅田川馬石 『火焔太鼓』

四師匠、十八番を揃えて好演。
出演順を巡る楽屋話なども愉快。
ただ “にぎわい座” という事で しょう。 “クサ目の演出” でした。

『まぁクサかったけれども客席は喜んでいたからね』 など友人と語らいながら木戸を出て、『おやすみぃ~』。



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雲一里 5/8

 5月 8日(水)雲一里 雲助一朝小里ん三人会 日本橋劇場

雲一里。
第五回の今夜は、雲助師『禁酒番屋』、一朝師『抜け雀』、小里ん師『三人兄弟』。

いたちやさんがメルマガを休止してしまった所為なのかなぁ?いやに薄い客席。
勿体無いねぇ。名人芸が三席約束されているのに。
“研究会行くなら雲一里” なんて下らないキャッチが浮かびました ^^;


◆春風亭朝七 『たらちね』
様子の良い前座さん。
目配りなど表情豊かで、中々達者。素質あり。
『この人(のことは)は覚えておこう』と思いました。

◆柳家小もん 『かぼちゃ屋』
このところよく遭遇する印象。
二つ目さんでこれだけ鑑賞が被るってのは、小もんさんの評価が高いって証左でしょうな。
実にこう良く練られた与太郎でした。
好演。

◆柳家小里ん 『三人兄弟』
“いまの小もんってのはあれ学習院なんですが、協会で一番の親不孝者は京大を出て噺家となったのがおりまして・・・”
“それがまた母親が独りで手塩に掛けて育て京都大学に入れたのに・・・”
まぁ人生様々。真の実力社会に身を投ずる遊京さんの心意気に期待しましょう。
(小里ん師は名前を出していませんでしたが、前座時分に遊京さんご本人が出身校を明かして根多にしていましたので応援の気持ちで・・・頑張れ! ^^/ )

さて『三人兄弟』、圧巻。
十八番の『二階ぞめき』に似た吉原点描が堪らなく愉快。
“妄想会話” の巧い事ったら・・・他の追随を許さずってところですね。
名演。

~仲 入~

◆五街道雲助 『禁酒番屋』
雲助師らしく安定した高座。
小便が下女独り分て以前からこう演っていましたかね?
一升徳利では足りず、 “残りは憚りでして” には笑ったなぁ。馬ですよ、それじゃ。

◆春風亭一朝 『抜け雀』
この『抜け雀』、雲助師が演りますと雀を描く場面、またそれに増して鳥籠を描く場面は息詰まる描写となるのですが、一朝師は努めて軽い調子で演りました。
これはこれで趣がありますね。
“落語だなぁ” って感じ。
雲助師版はお家の芸風もありましょう、講釈風味って事でしょうか。

一つ気になったのは、抜け出た雀が “隣家の屋根で餌を漁る” という言い回し。
噺の構成上、何度も繰り返されるこの “抜け雀” の描写、ここは “隣家の屋根で餌をついばむ” としていただきたかった。


跳ねて『うむ、今夜は小里ん師匠だったな』と独りごちつつ家路へ。

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プロフィール

喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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