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睦会 1/10

 1月10日(木)睦会~扇遊・鯉昇・喜多八三人会 にぎわい座

今夜の睦会は瀧川鯉昇師が主任で二席、と前触されています。

◆瀧川鯉和 『金明竹』

◆瀧川鯉昇 『粗忽の釘』
還暦だそうで、これにはちょっと驚きました。ご本人の言葉にもありましたけれども、もう少し上かと・・・。
粗忽者の枕をたっぷり仕込んでおいて、愉快な『粗忽の釘』ロザリオ版。
お見事。

◆柳家喜多八 『夢金』
矢来町の型。懐かしい言い回しの連続で嬉しかったですねぇ。
強欲な船頭、凄み充分の浪人、ともに優れた人物造形でした。

今夜の客席は何故かやや騒がしく、私語や携帯、あと腕時計かな?アラーム音などが立て続けに耳に入りました。

冬の夜更けの噺ですし、強欲船頭の独白で進行するのですから声をひそめた演出なのに、客席がお喋りしてちゃぁいけません。
喜多八師もこれに影響されたか、次第に声の抑揚が少なくなっちゃった。
後半は、歩きながら稽古してるのを後ついて聴いてる感じでしたね。
演者の実力、才能を引き出すには客席の鑑賞態度も大切です。

下げは上品な雲助師の型。もう一度どこかで聴きたいなぁ~。

~仲 入~

◆入船亭扇遊 『紙入れ』
明るくさっぱりとした表情で登場。
いい風情だなぁ、扇遊師。
艶っぽい女将の様子が秀逸。

「初席(10日ですからね)に何故『紙入れ』?」と思いましたが、今夜の客席がそういう選択をさせたのかなぁ~。
好演。

◆瀧川鯉昇 『竃幽霊』
何十年も聴いていなかったと思います、この竃幽霊。
始めてすぐ『あぁ、竃幽霊か』と判りましたが、この噺こんなに前段があったのですね。すっかり忘れていました。
崩さずに演じた鯉昇師、これもまた好高座。


三人、四席、寄席で言えば主任の時間一杯に演って跳ねたのは9時半過ぎ。

観る側も演者の熱演に応えなければいかんョなぁ~、など独りごちながら家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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