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花形演芸会 2/2

 2月 2日(土)第405回花形演芸会 国立演芸場

客演に鯉昇師。
国立演芸場の花形演芸会へ独りふらり。

◆林家木りん 『金明竹』

◆春風亭昇々 『鈴ヶ森』
期待していたのですが・・・。
工夫したくすぐりがことごとく上滑りなのは何故なのでしょうねぇ。
声を張り過ぎなのかなぁ。
面白い話って、ボソッと言った方が効果的なのかも。

◆瀧川鯉橋 『時そば』
ところどころに鯉昇師風味のくすぐりを織り込みましたが、あれほどの崩しはなく古典の範疇。
上手だなぁ、と聴いていました。

しかし下げの後に『実家来々軒の由来云々』と“二度下げ”するのはどうなんでしょう。
桃太郎師が時々やりますがねぇ、こういうことを。
噺の方は概ね楷書ながら、下げは行書、草書という感じで違和感ありました。

◆U字工事 漫 才
主任高座は別として、今日一番の高座と見ました。
面白かったなぁ~。

◆春風亭柳朝 『寝床』
うむ~。
長屋を回ってきた番頭の繁蔵が『長屋に死人が出まして皆参れません』と一言で片付けてしまうこの型は初めて聴きました。
こういう端折りもありかなぁ。
と言いますのも、私はまさにこの繁蔵代弁による長屋衆の言い訳場面が、この噺の最も面白い場面だと思っているからなのですが・・・。

今夜の柳朝師の型は、怒った主人が繁蔵のとりなしで機嫌を直す場面が見せ場でした。
演芸場でも『えっ?』と思いましたが、こうして書いていても『どうして?』と思う演出ですねぇ。

~仲 入~

◆瀧川鯉昇 『蒟蒻問答』
蒟蒻ならぬ『餃子問答』。
前方のU字工事が栃木県出身で、根多でも宇都宮餃子を話題にしていましたが、鯉昇師の浜松も餃子が有名とのこと。
一人当たりの消費は宇都宮が一番ながら、消費量の日本一は浜松なんだそうです。
そこから『餃子問答』へ。
流石の出来。

◆ふくろこうじ クラウン
クラウン=道化ですが、まぁパントマイム&ジャグリングと言う感じ。
帽子の芸を決め手に使いながら様々なジャグリングを見せます。
客席を巻き込んだ“見えないボール”が傑作でした。好演。

◆柳亭左龍 『花筏』
一言で言うと安定感ある高座。
安心して観ることが出来ました。
土俵上の仕切場面を時間の関係からかなぁ?さらりとやった分、下げが効かなかった感がありましたが、まずまずの出来だった様に思います。


今夜はU字工事が収穫だったなぁ、と独りごちながら家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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