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鈴本4下夜 4/21

 4月21日(土)鈴本演芸場 夜席

「長講馬石たっぷりつとめます」との趣向の鈴本4下夜初日に足を運びました。

柳家いっぽん 道灌
古今亭朝太 たらちね
翁家和楽社中 大神楽
橘家圓太郎 野ざらし
林家彦いち 杉本君のお母さん(仮)
ロケット団 漫 才
柳家喜多八 筍   
五街道雲助 ずっこけ

~仲 入~

ぺぺ桜井 ギター漫談
アサダ二世 奇 術
隅田川馬石 文七元結

◆朝太 『たらちね』
縁談を承諾して独りになった八つぁんの破顔一笑する表情が
朝太さんならではの飛び切りの笑顔。 直後の妄想の場面も楽しさいっぱいに。

◆圓太郎 『野ざらし』
テンポ良く噺を進め、客席の笑いを引き出しました。
鼻を釣ってしまい、こんなものは要らないと釣り針を取って投げ捨てるまで。

◆喜多八 『筍』
他の噺家さんで聞いた記憶がありません。
小品ですが喜多八師の十八番と言っても良いのでしょう。
立ち食い蕎麦の枕も含め、何度聞いても笑ってしまいます。

◆雲助 『ずっこけ』
こちらも金原亭のお家芸たる酒呑みの枕から、十八番のずっこけへ。
雲助師はどの噺でも人物描写が素晴らしいなぁ。
「この温泉は草津だ」まで。

◆馬石 『文七元結』
「待ってました!」の声が掛かる中、黒紋付で登場。
「侍の噺かな?柳田か?」と緊張しましたが、これは私の早とちり。
三道楽煩悩と枕を振って文七へ。

お久と母親のお兼は義理の仲の設定。
女性を演ずるのが上手な馬石師。佐野槌の女将は絶品でした。
また長兵衛に「おっ母さんを大切にね」「博打なんかしないで」と別れの言葉を言うお久の声音・・・
素晴らしかった。

吾妻橋の場面、土下座しながら擦られた顛末を長兵衛に説明する文七の目線の動きは秀逸。
五十両はまったく迷いを見せずに懐から出します。
これが本当だと思いますね。考えちゃったら出せないですもの。

五十両の出所を詮議する場面は、間をおかず「お久」「佐野槌」と名前を出してあっさり目。

約50分の高座、良かったなぁ。短く感じました。

今日が初日のこの芝居、あと何回来られるだろうかと手帳をめくりながら家路に。

Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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