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隅田川馬石 名人長二 谷中天龍院 3/7

 3月 7日(木)隅田川馬石 『名人長二』
連続口演 第三夜『谷中天龍院』 お江戸日本橋亭

連続六回口演三日目。

◆柳亭市助 たらちね

◆隅田川馬石 名人長二 谷中天龍院
江戸へ戻った長二、両親の墓所である谷中天龍院に足繁く詣り、寄進などもして今までに増して供養をしていました。

母おさなの十三回忌を命日の三月十七日に執り行った長二は、和尚に引き止められるまま様々話しをしていましが、そこで和尚に紹介され亀甲屋幸兵衛という羽振りの良い商家の主人と知り合います。

何事にも横柄な態度の幸兵衛を避けるように言葉少なに接する長二。
幸兵衛は長二の過去を聞き大いに驚きます。

ここでの長二の態度、表情は見事でしたねぇ。一本気な職人らしさが好く表現されていた様に思います。

折りに触れ長二に仕事依頼をする幸兵衛でしたが、深川成田山の御開帳の帰り道に女房のお柳を伴って長二の家を訪ねます。
長二の顔を見たお柳はにわかに体調を崩し、早々に長二宅から帰ります。

置いていった折詰を巡る茶利が入りますが、なかなか愉しい場面でした。
剽軽な兼松を軸に翌日の亀甲屋からの使いとの遣り取りまで抜き場となりますが、馬石師は剽軽兼松を面白おかしく演じました。

幸兵衛からの仕事の依頼で柳島の亀甲屋別宅を訪ねた長二は、薄々この夫婦が実の親ではないかと感じている様子。
幸兵衛夫婦に過去をあれこれ問われ、捨て子であったことを夫婦に伝え、肌を脱ぎ背中の傷を見せます。

卒倒するお柳の様子から、長二はこの夫婦が実の親だとの思いを強くしていきます。

今夜はここまで。
馬石師、緩急をつけた演出で出色の高座。お見事でした。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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