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圓朝に挑む! 3/23

 3月23日(土)圓朝に挑む! 国立演芸場

今回で五回目を迎えるというこの特別企画公演「圓朝に挑む!」。
今回は圓太郎師、龍玉師と興味深い顔ぶれ。家人と連れ立って桜満開の三宅坂へやって参りました。

◆柳亭明楽 『犬の目』

◆柳亭こみち 『にゅう』
全く存じませんでしたが、おめでたとのこと。元気なお子さんが産まれますように。

噺は、下げに道具屋の符帳を掛けた鸚鵡返し物。
こみちさん曰く『圓朝物で埋もれた噺は「噺がついて後がやりにくくなる」か「面白くない」のどちらか』。
聴いてみると、この『にゅう』は『つき易い噺』の様な感じですね。
楽しめました。

◆桂米福 『塩原多助一代記』~戸田の屋敷
お馴染みの出世譚。これも先だっての『名人長二』『お富與三郎』と同じく、江戸から明治、大正の寄席で毎夜連続で口演されたであろう人情噺。
米福師、誠実勤勉な多助同様真面目な高座でした。

~仲 入~

◆蜃気楼龍玉 『やんま久次』
今日、全部持って行っちゃったねぇ~龍玉師。
素晴らしい出来。
またちょうど久次郎の年恰好だしなぁ。遊び人が似合うというか、遊び人の演技が上手ですねぇ、龍玉師は。

最後半は柝が入り芝居掛。
膝立ちの久次郎が袖を捲り上げ『大べらぼうめ』と見得を切る。
いやぁ、好かったぁ。恐れ入りました。

◆橘家圓太郎 『因果塚の由来』
『お若伊之助』をたっぷり演って、後日談を地噺で付けました。

圓太郎師、に組の鳶頭が絶品。長講を熱演。
しかし、やはりこれは『お若伊之助』で終わった方がすっきりしますね。
こみちさんの話で言えば『面白くないから消えた』部類でしょうか。

この噺はこんな具合に一人の師匠に任せるのではなく、四人五人の師匠で語り繋ぐ形で一日の興行にした方が良かったのではないかしらん。
国立だからこそ、そうした思い切った芝居を打って欲しいなぁ~。
『お若伊之助』に後日談を付け足した様な今日のこの噺の扱い方、ちょっと勿体無い気がしました。


劇場方面へ上り坂を歩きながら家人と
『圓太郎師も好かったけれども、今日は龍玉師だなぁ~』

花が満開のお濠端を回って家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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