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志ん輔三昧 古今亭志ん輔独演会 4/11

 4月11日(木)志ん輔三昧 古今亭志ん輔独演会 にぎわい座

嬉しい企画が始まりました。
『にぎわい座 志ん輔三昧』。
今夜は志ん輔師『柳田格之進』『幾代餅』と古今亭のお家芸を引っさげての初陣。
『嫌いな噺、やりたくない噺』と言っていた『柳田』ですが、それを新たな会の最初に選択してきたのは、何か心境の変化があったのかしらん。
大根多二席。楽しみです。

実は先月(鈴本3下夜)志ん輔師の芝居の九日目(千穐楽が代跳ねでしたから実質的には楽日)、私『演目の読み違い』をして、十八番を聴き損ねました。

参考までに鈴本3下夜の主任演目:
幾代餅、お直し、唐茄子屋政談、子は鎹、お若伊之助、明烏、居残り佐平次、お見立て(志ん輔師HPより)
これが八日目まで。
で、九日目なのですが私はてっきり『柳田格之進』と思ったのですね。
そして「もし『柳田』だと、初日に『幾代餅』を聴いているし4/11(今夜)のにぎわい座と丸々被るなぁ~」と、時間は空いていたのに出向かなかったのです。
行かなかった九日目の根多は、これまた十八番の『佐々木政談』。
なんていうのかなぁ、惜しいことしたなぁ~。

それはさておき
さぁ今夜。

◆古今亭半輔 『出来心』

◆桂 才紫 『黄金の大黒』
来春真打昇進の決まっている才紫さん。「桂やまと」を襲名するとのことです。おめでとうございます。
噺の方は手の内という感じの『黄金の大黒』。
明るい高座。好演でした。

◆古今亭志ん輔 『柳田格之進』
昨年11月20日の鈴本『志ん輔・扇遊二人会』以来の『柳田』。
その時の私の感想は・・・
http://70kirakuan.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
「全般を通じて柳田の武張った様子の描写が弱く、張り詰めた緊張感に欠けた感じで、柳田の造形が甘いかなぁ~とやや物足りない印象」でしたが・・・
今夜は人物造形がきちっと決まり、全く文句なし。
元来絶品だった「柳田と娘お絹の遣り取り」もまた一段と磨きが掛かり素晴らしい出来。
そして『成る堪忍は誰もする、成らぬ堪忍するが堪忍。柳田の堪忍袋の一席』と〆。これがまた格好よく決まるのですねぇ、志ん輔師。
感動しました。好かったなぁ~。

~仲 入~

◆古今亭志ん輔 『幾代餅』
肩の荷が下りた雰囲気。
『次回(8月)の根多を決めたので今お知らせします『唐茄子屋政談』他一席です』と告知してくれました。
楽しみです。

さて『幾代餅』。
何度も書いていますが、清蔵が幾代太夫の錦絵に初めて接する具足屋(絵草紙屋)店頭の場面。
清蔵と女将さんの会話中に、清蔵と具足屋店先に一緒に居合わせた見知らぬ誰かとの遣り取りを挿み、直接話法で幾代太夫の紹介をします。
この、時間を巻き戻して場面を再現する演出が私はなんとも好きなのですよ。
今日も『好いなぁ~』と聴き惚れておりました。

『傾城に誠なしとは誰云うた、幾代餅の一席にて今夜はお開き』と決め台詞も格好よく、丁寧に辞儀をしながら緞帳を降ろしました。


跳ねて家人は『柳田』は物語とすれば『馬石師型』(お絹の身売りではなく刀を売る)が好みだけれども、志ん輔師の描写力に圧倒された。
また『幾代餅』はもう文句なく志ん輔師が好いなぁ~、との感想。
十八番だものね。
二席とも講釈風の〆なのが如何にも古今亭だね、など喋りながら帰宅。
いやぁ、素晴らしい高座だったなぁ。好かったぁ~。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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