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WAZAOGI (ワザオギ)落語会  5/18

 5月18日(土)第9回ワザオギ落語会 国立演芸場

香盤を見て即決しました。
橘家圓太郎・入船亭扇辰・柳家喬太郎・三遊亭白鳥の師匠方、そして今秋真打昇進三遊亭天どんさんの出演。
さながら『落語協会アラフィフスター&新真打』と言ったところ。
家人と連れ立って国立演芸場へ。

◆三遊亭天どん 『ドライブスルー』
独特の感性で日常の不条理をあぶり出してくれる天どんさん。
この『ドライブスルー』もそんな部類の噺と言えましょう。
最初に聴いた時が最も面白かったのは事実なのですが、今夜も楽しめました。

◆三遊亭白鳥 『刑務所の中』
『なぜ、圓丈一門を続けて上げるの?』『これは、悪いものを固めて先に上げて一掃しようと・・・』など、面白おかしい掴みから、蕎麦とうどんの食べ分けや大相撲の枕などを振り本編へ。
白鳥師らしい愉快な一席。

◆入船亭扇辰 『麻のれん』
『前回は百栄師、その前は桃太郎師の後の上がりだったけれども、今日も天どんさん、白鳥師の後とはこれ如何に』と先ずはぼやきから。
『浅草の2時上がり~末広亭の昼席代跳ねを済ませ本日三席目。余力は残っておりません』と笑わせながら根多へ。

自信満々の杢市を見事に活写。嫌味を排した人物造形に好感。
この『麻のれん』、元来は“悲喜劇”だと私は思うのですが、扇辰師は滑稽味の勝った噺に纏めました。
好演。

~仲 入~

◆柳家喬太郎 『初音の鼓』
私も他人様の事は言えないのですけれども・・・。喬太郎師、お腹周りに一層貫禄がついた上、お顔もぱんぱんになっていますね。ちと心配です。

十八番の『ぽんこん』。
遭遇率は高いのですが何度聴いても面白いなぁ。

◆橘家圓太郎 『かんしゃく』
八代目の懐かしい映像で“完全版”を堪能することの出来るこの『かんしゃく』。
それを踏まえてか、圓生師、小さん師、志ん朝師更に小三治師の名を挙げながらも文楽師の名は敢えて出さずに枕を進め、お得意の『外交官小咄』へ。

外国訛りの日本語を『かんしゃく』の枕で聴きますと、この『かんしゃく』そして『宗論』の作者でもある益田太郎冠者へのオマージュとも思えてきます。

枕も爆笑、本編も文句無しの出来。好高座。
熱演で紅潮した面持ちのまま辞儀、緞帳を降ろしました。
面白かったなぁ~。


早めに演芸場に着きましたので、開場までの時間を展示されていた『ニューマリオネット』の人形や資料を見学して過ごしました。
更に、流れていた30分強のビデオ映像を全て拝見。懐かしかったですねぇ。
家人も興味津々で見入っていました。

私は扇辰師『麻のれん』、家人は圓太郎師『かんしゃく』を挙げ、語り合いながら家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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