FC2ブログ

花形演芸会 5/25

 5月25日(土)第408回 花形演芸会 国立演芸場

客演に喬太郎師。
『萬橘師を聴きたいなぁ』と国立演芸場の花形演芸会へ。

◆三遊亭多ぼう 『牛ほめ』

◆三遊亭時松 『五目講釈』
途中までは『湯屋番』と同一ながら、後半の異なる『五目講釈』。
色々な読み物を掴みこんだ出鱈目講談が愉快。

◆三遊亭萬橘 『長短』
お目当て登場。枕から爆笑の連続。
独特の人物造形。長短両人の活き活きした表情、会話ともに秀逸。
女将さんも“気の長い”という下げでしたが、これは初めて聴きました。
傑作。名演と言って差し支え無い出来。期待に違わぬ素晴らしい高座。

◆おしどり 音曲漫才
夫婦漫才。横山ホットブラザーズの次男(アコーディオン)の方のお弟子さんとのこと。
旦那の針金芸、面白いなぁ。
奥さんの歌声とアコーディオンは本寸法で、かなり高い水準の音曲漫才と感じました。好演。

◆古今亭菊太楼 『三方一両損』
落ち着いた語り口調。
見事な啖呵に思わず唸りました。

~仲 入~

◆柳家喬太郎 『稲葉さんの大冒険』
何を掛けるのだろうと興味を持って聴いていましたが、この飛び道具を繰り出すとは思いませんでした。
客席大喜びの一席。
流石ですねぇ。
松は背負わずに普通に下がりました。

◆小泉ポロン 奇 術
初見。なんとも摩訶不思議な雰囲気。
ご自分でプロデュースしたのでしょうか?この芸風、出で立ちで『大真面目に高座を勤める』だけで大したものだと思いました。
照れが微塵でも感じられると破綻してしまう難しい芸風です。
一つ読み取りを失敗したのは、お客様が左利きだったせいかしらん?
しかし面白かったなぁ。

◆三遊亭歌奴 『子は鎹』
この噺で私が“こうして欲しいなぁ”と考えている描写が二三あるのですが、歌奴師、その場面描写を実にきちんと演じてくれました。胸がすっとしますね。自分と同じ解釈で演って貰えますと。

過剰な泣かせに走る事無く、淡々と噺を進めましたが、子を思う親の情感がじわり伝わって来ました。
好高座。


跳ねて大劇場への坂を上りながら『今年の大賞は今日の萬橘師の高座でいいのじゃぁないか』など家人と言い合いながら家路へ。
大満足の花形演芸会。いやぁ面白かったなぁ~。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR