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花形演芸会 6/29

 6月29日(土)第409回 花形演芸会 国立演芸場

客演に三遊亭遊雀師。主任は三遊亭王楽師。
寄席に出演しない噺家さんの高座を楽しむ事の出来るのも、国立演芸場へ足が向く所以です。
梅雨空ながら薄日差す昼下がり、三宅坂へ。

◆三遊亭こうもり 『都々逸親子』
世が世なれば映画俳優かという容姿。
愉快な『都々逸親子』。好演。

◆一龍斎貞鏡 『山内一豊』
この『花形演芸会』は初出演とのこと。
お馴染みの『山内一豊、出世の馬揃え』。緊張気味と見えましたが、お家芸を無難に読みました。

◆三笑亭可龍 『両泥』
若々しさ溢れる高座。
豊かな表情で大変面白い『両泥』。好演。

◆カンカラ 時代劇コント

◆三遊亭遊馬 『ねずみ』
まず声が素晴らしい。大変聴き易くまた快適な声量と声質です。恵まれていますねぇ。

おそらく後味の良さを考えたのでしょう。虎屋を乗っ取った側の番頭丑蔵と後添のお紺、それに虎を彫った飯田丹下の造形ははやや略筆。
丁寧に描き込んだ卯兵衛卯之吉親子、鷹揚な甚五郎、それに“動く鼠に驚く人々”の描写、素晴らしかったなぁ。
好高座。

~仲 入~

◆三遊亭遊雀 『電話の遊び』
“泣きの遊雀師”、今日は何を掛けるのかな?と思っておりましたら、歌丸師との旅の枕を振って、客席へ“御隠居”、“大旦那”を連想させ『電話の遊び』へ。
手古鶴の唄声に恍惚となっていく大旦那の様子が秀逸。流石の出来。恐れ入りました。

◆翁家和助 太神楽
独りですから後見も勤めながらの高座。
土瓶は寄席で毎度拝見していて、その素晴らしさは承知していますが、最後の出刃包丁を三丁使った皿回し、これもまた凄かったなぁ~。

◆三遊亭王楽 『五貫裁き』
なんだか少しだれちゃったなぁ。私がこの『五貫裁き』という噺をそう好まない為なのかも知れません。

非常に巧みで達者な高座。
他の噺で聴いてみたいですね。


跳ねて『今日は遊馬師が印象的だな』と独りごちながら大劇場への坂を上り家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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