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白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 10/3

10月 3日(木)白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 にぎわい座

今夜もまた爆笑譚を期待して、にぎわい座へやって参りました。

開場時間よりも少し前に到着。入場可能との案内をいただき、エレベーターで三階へ。
入場しましたらロビーでいたちやさんが、雲助師『雲助、悪名一代』、白酒師『白酒ひとり 壺中の天』、ともにサイン入りの自伝本を頒布中。
私も早速、『白酒ひとり 壺中の天』を求めました。
お客様のご希望が多かったのでしょう。その後間もなく、品切れになったとの声が聞こえました。人気ありますなぁ。


◆柳家緑太 『狸札』

◆桃月庵白酒 『喧嘩長屋』
先ずは本の話題から。次いで大相撲の満員御礼の垂れ幕を枕に本編へ。

私、初めて聴く噺です。
調べてみましたら元は上方噺で、東京では柳家金語楼師の口演記録が残っている様です。

店子の夫婦喧嘩の仲裁に入った大家さん。仲裁どころか喧嘩に巻き込まれる羽目に。そのまた仲裁人が・・・という喧嘩の連鎖。

夫婦喧嘩を発端に長屋中へ喧嘩が広がり、果ては町内挙げての喧嘩騒動。
そうなると余所から喧嘩好きが詰め掛けて来ますが・・・という展開。

落語的滑稽味の溢れる噺なのですが、演り手がなく廃れてしまったのもまた頷けると言えば頷けます。
今夜も、米国人宣教師が喧嘩に巻き込まれて行く場面で、客席が明らかに引いたのが素人目にも判りました。
白酒師の卓越した滑稽描写あらばこそ、再び高座へ掛ける事が出来た噺、と言えましょう。好演。

◆桃月庵白酒 『尿瓶』
一旦下がり、再登場。
道具屋の符帳を枕に振って『尿瓶の花活け』。
昨年12月の“らくご・古金亭”で聴いて以来です。
宿へ戻った侍が、花器と信じている“尿瓶”に、威儀を正し丁寧にまた大真面目に菊の花を活けるその姿。
綺麗な所作でしたねぇ。秀逸。
この場面の描写をこうしてきちんとしますと、より面白さが際立ちます。
客席爆笑の一席。お見事。

~仲 入~

◆柳家右太楼 『権助提灯』

◆桃月庵白酒 『錦の袈裟』
何度聴いても面白い、自家薬籠中の鉄板根多ですね。
今夜もまた客席をひっくり返してくれました。
与太郎の目の表情が素晴らしいなぁ~。
流石の出来。恐れ入りました。


跳ねて家人と『面白かったねぇ』、『大笑いしたね』など語り合いながら家路へ。
いやぁ、愉しかったなぁ~。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:1 

Comment

喜洛庵上々 URL|拍手コメントありがとうございます。
#sW.pyMog Edit  2013.10.06 Sun06:33
拍手コメントをありがとう存じます。
『喧嘩長屋』、本当に珍しい噺ですね。
白酒師も師匠譲りで、埋もれている噺を速記などを参考に上演する様になっていくのかも知れません。
しかしこの『喧嘩長屋』、仰る通り登場人物も多く、相当の力量がないと出来ない噺ですね。
白酒師ならではの高座だった様に思います。
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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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