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花形演芸会 10/19

10月19日(土)第413回 花形演芸会 国立演芸場

主任が浪花節の菊地まどか先生。加えて漫才のU字工事さん、菊志ん師、客演に談春師と多彩な顔付けに惹かれて三宅坂へ。


◆柳家緑太 『やかん』
いつもは繰り返す『愚者』を封印。
時々『愚者』とは言うものの、全体的に品の良い高座となりました。

◆立川こはる 『真田小僧』
高座にへ上がる姿を見て、上手側のお客席から大きな笑い声。
これには同じ客席に座る私も驚きましたが、こはるさんも『初めてですか?』ときょとんとした表情。
『女です』と家元に挨拶へ伺った挿話などを挟んで『真田小僧』。
表情の変化も愉快に好演。
大きな送り手でした。お見事。

◆ふくろこうじ クラウン
ハット、シガーボックス、見えないボール、そしてお客様に手伝っていただいて鞭のコント。
いつもの様にハットをアクセントに高座を進めます。
以前観た時よりも面白さが増した感じ。好高座。

◆U字工事 漫 才
栃木県お国自慢。息のあった遣り取りで客席を沸かせました。
後半のタクシー根多も中々愉快。素晴らしい高座。

◆古今亭菊志ん 『紙入れ』
お馴染みの池袋演芸場の話題から、町内間男の小咄を枕に『紙入れ』へ。
今夜は私、この高座が目当ての一つだったのですけれども、期待に違わぬ好演。
いやぁ、満足。流石の出来映え。

~仲 入~

◆立川談春 『かぼちゃ屋』
『私には帰る故郷もなく、また出演しないのでしみじみと寄席を語ることも出来ない』、『出来るのは落語だけ』。
正確ではないかも知れませんが、こんな一言二言のみで本編へ。
これがまたとてつもなく好い『かぼちゃ屋』。
与太郎の人物造形が素晴らしい。
うむ~、凄かった。至芸を堪能しました。

◆エネルギー コント
エネルギーさん、初見です。
狂言師がファーストフード店でアルバイトを始め、その教育係たる店長が四苦八苦するという珍妙なコント。
面白かったなぁ。
私、高座を観ながら『他の根多もあるのかなぁ?』と思ったりもしていました。
あまりに板についた狂言師振りでしたので、『いつも狂言師の繰り広げる錯誤根多なのかな?』と思った次第。
もう一度観てみたいですね。

◆菊地まどか 『壺坂霊験記』 曲師=佐藤貴美江
浪花節、久し振りです。
よく通る滑らかな歌声で、見事な『壺坂霊験記』。
人情物を朗々と歌い上げました。
好高座。


今夜は国立演芸場ならではの多種多様な香盤。存分に楽しみました。
また、客演の談春師始め出演の皆さん全員が満員の客席に応える熱演。
いやぁ好かった好かった。
耳に残る浪曲の節回しを愉しみながら、霧雨舞う中を家路へ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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