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国立名人会 10/26

10月26日(土)第368回 国立名人会 芸術祭寄席 国立演芸場

白酒師目当てで予約。
はっきりしない天候の中、三宅坂へ。入場時には、普段の名人会とは違う『芸術祭寄席』ということで、特別の冊子が配られました。


◆昔昔亭喜太郎 『平林』

◆桃月庵白酒 『転宅』
ホテルのメニュー誤表示の話題から本編へ。
朝になって時間潰しに町内を歩きながら『夫婦になったらあんなこと、こんなこと』と妄想する男の様子が面白かったですねぇ。
『たらちね』で八五郎が七輪の火を起こしながら、独りごちる場面を思い出しました。

◆ナポレオンズ 奇 術
お馴染みの『回る首』も見せてくれました。最後は『人体浮遊』。
寄席の芸として完成していますね。流石です。

◆柳亭市馬 『三十石』
江戸者二人が狂言回しで登場するものの、噺の舞台が京大阪ですので上方言葉が主体。聴いていて若干の違和感あり。
もっとも市馬師にしてみれば最後半の舟歌が主眼の筈。見事な喉を存分に披露してくれました。

途中、宿帳と言いますか、この場合乗船名簿なのでしょうが、並河益義、美濃部孝蔵、山崎松尾、岡本義、などと演ってくれたのですけれども今夜のお客様はまるで反応がありませんでした。

~仲 入~

◆三遊亭好楽 『一眼国』
枕で見せ物小屋の口上、そして様子をたっぷりと。
本編に入って、香具師と六十六部の遣り取りが略筆でしたので『あれ?』と思いましたけれども、お白州場面を詳細に描いて盛り上げました。

◆やなぎ南玉 曲独楽
扇子、刀、長煙管(風車)、糸渡り。
曲芸に入る時、終わった後、おそらく昔ながらの仕種なのでしょう、それぞれ独特の「型」を見せながら演るのが愉しいですね。
歌舞伎の見得にも似た様式美とともに堪能しました。お見事。

◆桂歌丸 『ねずみ』
市馬師、好楽師も言っていましたけれども、好楽歌丸両師、今日は山形での収録を終えての出演とのことです。 
本編で合間々々にお仲間の小根多を挟むのは、いつもの事。今夜のお客様もそうした演出を喜んでいらっしゃる様子でした。

ねずみが動かなくなって呼ばれた甚五郎と政五郎の二人が、虎の彫り物を仰ぎ見ながら交わす会話、またその際の目の演技、お見事でした。


跳ねてふと時計を見ると9時半近く。
『結構押していたんだなぁ』と独りごちながら家路へ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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