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鈴本5下夜 5/24

 5月24日(木)鈴本演芸場 夜席

「古今亭の芝居ですよ」と旧知の友人を誘って上野へ。
今夜はどんな流れになるのかなぁ。志ん輔師のブログによれば昨夜(初日)の主任ネタは『妾馬』。
今日は何を掛けるのかしら。

入船亭ゆう京 たらちね
古今亭志ん吉 真田小僧
鏡味仙三郎社中 大神楽
古今亭菊志ん 元犬
入船亭扇遊 一目上がり
大瀬ゆめじ・うたじ 漫 才
柳家権太楼 町内の若い衆
古今亭菊之丞 元帳

~仲 入~

マギー隆司 奇 術
春風亭正朝 牛ほめ
柳家小菊 粋 曲
古今亭志ん輔 幾代餅

◆菊志ん 『元犬』
香盤を見て、この人は異質かなと早合点していたのですがとんでもない。
変な入れごともなく、きちんと古典をやって客席を温めました。

◆扇遊 『一目上がり』
手堅いなぁ。
睦会での『井戸の茶碗』で感動しましたが、こうした軽い噺を淡々と演じて、しかも客席を笑わせて温められるっていう扇遊師の技量は素晴らしいなぁ。

◆権太楼 『町内の若い衆』
いまの権太楼師は今席の様な「間に挟まって軽い噺を披露する」位置が最良ではないでしょうか。
繋ぎに徹しながらも爆笑へ導くお洒落な高座でした。

◆菊之丞 『元帳』
古今亭十八番の中から、俥屋の出てこない版。
「じゃぁあたしは、じ」に大笑い。
「すじ」を縮めて「じ」なんです。

◆正朝 『牛ほめ』
今夜はかなり乗り乗りで、明るく楽しい高座。
良かったです。

◆志ん輔 『幾代餅』
男女の間柄、その気質の時代差、中国人の歩き方などの枕から
「日本橋馬喰町の搗き米屋六右衛門の若い者・・・」と噺に入りました。

絵草紙屋の店頭での幾代太夫の紹介(と言いますか説明)が、地噺ではなく直接話法なのは志ん輔師の工夫でしょうか。斬新でした。

一夜を過ごした翌朝、清蔵が本当のことを打ち明ける、それを受けての幾代太夫の心の動き、その描写が会話主体で進んでいきます。
素晴らしい。見事。

約40分の大好演。
いやぁ、良かった~。

今夜の芝居は高座と客席の一体感も感じられた素敵な席になりました。

主任の好演に大拍手。
そして客席を温めながら繋いでいった出演の師匠方にも、あらためて拍手を送ります。
本当良い芝居でした。

大満足。

友人と「やはり寄席って良いねぇ~」と言い合いながら家路へ。

Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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