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睦会 1/14

 1月14日(火)睦会~扇遊・鯉昇・喜多八三人会 にぎわい座

昨年8月12日以来久々の “にぎわい座 睦会”。
今夜は鯉昇師が主任で二席と触れられています。


◆入船亭ゆう京 『のめる』
よく通る声でゆったりした口跡。
以前は『大きな声を』と心掛けていたのでしょう、声を張っていた印象でしたけれども、今夜のこの感じが好いように思いました。

◆瀧川鯉昇 『王子の狐』
『ん?天麩羅?・・・やはり揚げ物なんだ』など、時折挟む一言が堪らなく可笑しい鯉昇師の高座。
二日酔いの母狐の描写も愉快。好演。

◆柳家喜多八 『紺屋高尾』
独りごちた様にぼそっとくすぐりを入れながら、滑稽味に寄せた『高尾』。
今夜はマイクも好感度にした様子で、喜多八師の特色が鮮やかに客席へ伝わってきました。面白かったなぁ。

~仲 入~

◆入船亭扇遊 『棒鱈』
『喰い付きですので、ごくあっさりと』と言いながらも、たっぷり演ってくれました。
隣座敷の様子になにかと文句をつける酔っ払いを見事に活写。
この男、酒癖が悪いのは勿論なのですが、矢張り江戸っ子として『倒幕の気配ある薩摩なので余計に突っかかりたがる風情』と、私は理解しているのですけれども本当のところはどうなのでしょう。
そんな事を考えながら楽しく聴いていました。

◆瀧川鯉昇 『ねずみ』
9時少し前に上がって『少し早口で申し上げます』と笑わせながら、さっと『おじさん、おじさん、お宿探してるの?うちに泊まっとくれよ』と本編へ入りました。
嫌味を排した描写。
主人卯兵衛の述懐も、番頭丑蔵や後添の女中頭お紺に対する恨みは割合と浅い感じ。達観と言うのか諦観している様子を表現したように思います。
見事な『ねずみ』、堪能しました。


跳ねたのは9時半。
四席それぞれ30分。喜多八師はもう少し長かったかしら。
それぞれの師匠の個性を味わいながら、贅沢な時間を過ごしました。
いやぁ、好かった好かった。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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