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鈴本1下夜 1/27

 1月27日(月)鈴本演芸場 夜席

今年の “初鈴本” は、長い鑑賞歴を持つ友人と二人連れ。
暮れの琴調先生の芝居以来ひと月振りの鈴本演芸場へ。

林家なな子 元犬
柳家花ん謝 真田小僧
三増紋之助 曲独楽
金原亭龍馬 人形買い
桃月庵白酒 時そば
林家正楽 紙切り
柳亭燕路 粗忽の釘
五街道雲助 町内の若い衆

~仲 入~

ロケット団 漫 才
橘家文左衛門 目薬
アサダ二世 奇 術
柳家小せん 夜鷹の野ざらし


◆花ん謝 『真田小僧』
はっきりとした口跡。元気の良い声。ちと堅い感じがしました。

◆紋之助 曲独楽
扇子、刀、五つ独楽、風車。
私の記憶に残る柳家小志ん師匠、とし松師匠の “五つ独楽” とは異なる『愉快な五つ独楽』。
紋之助師らしい明朗な高座。

◆龍馬 『人形買い』
真打昇進から四ヶ月ですか。
国立の披露目でも感じましたけれども、余裕が出てきました。
楽しそうに高座へ臨んでいる雰囲気です。
面白かったなぁ。

◆白酒 『時そば』
ひと月前と根多が被りました。
しかし今夜の高座の完成度は高かったなぁ。日々進化していくものなんですね、噺って。
翌日のそば屋の人物造形が “より悲惨な印象” になりましたが、このそば屋と模倣者との会話量を減らし
速度感が相当に増しました。
『高座百遍』という言葉を聞きますけれども、いやまったくそんな感じ。
素晴らしい出来でした。

◆正楽 紙切り
鋏試し相合い傘、パティシエ、馬とウサギ、マイルス・デイビス、江ノ電
今夜は難題ばかり。
クリームを絞るパティシエ。首を下げ小さなウサギに頬擦りするかの様な仕種の馬。
吹くトランペットから音符が飛び出ているマイルス・デイビス。
砂浜にサーファー、そして沖にヨット、遠景江の島の江ノ電。
全てお見事でしたけれども、特にマイルス・デイビスが素晴らしかったなぁ。

◆燕路 『粗忽の釘』
引越が終わったところから。
『落ち着かなきゃ」と上がり込んだ隣家でお先莨を一服。いや立て続けに五六服して惚気話。
殆ど “危ない人” という感じ。大笑い。

◆雲助 『町内の若い衆』
愉しそうにさらりと。

◆ロケット団 漫 才
都知事選、東京オリンピック、石破幹事長、ヒーローインタビュー。
何度聴いても面白いですねぇ。

◆文左衛門 『目薬』
大真面目な顔をして薬袋から耳かきで粉薬を杓って・・・
客席大爆笑。
仲入と破礼で付いた気もしますけれども、今夜の客席の雰囲気にはぴたり嵌りました。
好演。

◆アサダ二世 奇 術
ロープ、大判トランプでのカード当て。
ふわぁっとして好い時間でした。

◆小せん 『夜鷹の野ざらし』
昨年の鈴本2下夜(2/26)にやはり主任高座で聴いたときに比べて後半が締まった感じ。
白酒師の『時そば』と同じく “日々研究、日々進歩” ですね。
より速度感が増した印象。
『幽霊じゃない、化け物だ』と自宅に夜鷹を封ずる八五郎。この場面、どたばた喜劇風の味付けで大いに愉快。
うむ、お見事。好高座。


跳ねて、追出しをふう丈さんの撥で背中に聴きながら友人と『去年一緒に来た小せん師の芝居と主任根多が被ったけれども、進化していたねぇ』など喋りながら家路へ。
その後も話題が尽きず、コーヒーを飲みながら “感想戦”。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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