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第52回人形町らくだ亭 2/24

 2月24日(月)第52回人形町らくだ亭 日本橋劇場

『今夜、さん喬師の他はどんな顔付けだったかな?』と、我ながらとぼけた雰囲気で人形町へ。


◆柳家緑太 『やかん』

◆春風亭一蔵 『黄金の大黒』
一蔵さんの雑談風枕を聴くのが初めて、ということは・・・二つ目になっての高座は今夜がお初?かな?
随分ご無沙汰で申し訳ない気持ち。

噺の展開上、羽織を脱ぐことが出来ませんので暑いのでしょう。汗が吹き出していました。高座で手拭いを使う機会も限られますし、大変ですね。
会話に小声を挟むなどして抑揚を効かせるとより良いのかなぁ、とも感じましたけれども、まずまず無難に纏めた『黄金の大黒』。好演。

◆五街道雲助 『幇間腹』
一八の人物造形が “脱力系” で愉快。
若旦那もまた無邪気な雰囲気で、悪意は全く感じません。
一八大災難と言ったところ。
雲助師、面白おかしく演ってくれました。

◆春風亭一朝 『三方一両損』
言うことなし。絶品の啖呵の応酬。
一朝師ならではですね。
胸がすっとします。堪能しました。

~仲 入~

◆柳家さん喬 『白ざつま』
『袷なのですが薄物で寒くて・・・』と白い着物のさん喬師。
『夏の噺なんですよね・・・』

仲入後はやや客席の照明を落としました。

終始重々しい口調の大旦那。
その大旦那に忠実な番頭。
揺るぎない人物造形に、こちらも自然にすぅっと噺の世界へ釣り込まれた感じ。
私、いつの間にやらお店の手代か何かになって、一部始終を目撃している雰囲気で観ておりました。

前方の『幇間腹』に出てくる若旦那よりも幾分か論理的な若旦那。『お花より菊江』の説明も、まぁ納得出来ると言えば出来る蓋然性を感じます。

噺の中で “なすかぼ” を下座の糸に乗せて座り踊りで挟みましたけれども、下げて後、立って今一度 “なすとかぼちゃ” を踊りました。

さん喬師らしい落ち着いた演出。
好高座。


今夜も好高座の揃った人形町らくだ亭。次回第53回は4月7日(月)開催、主任志ん輔師『火事息子』。
次々回も6月に開催予定との事です。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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