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鈴本2下夜 2/28

 2月28日(金)鈴本演芸場 夜席

芝居が割合と早い時間に跳ねましたので『じゃぁ、行ってみようか?』と、 “行くか否か ハーフ・ハーフ” だった鈴本演芸場へ急行。
変則マチソワと相成りました。

鈴本2下夜は『春近き冬の夜噺』と題した雲助師匠の芝居。
今日はその楽日、『幾代餅』が根多出しされています。

あら?木戸の提灯、新しくなったのですね?
お師匠さんお弟子さんで提灯の掲がっているのが・・・小三治師、三三師。そして、さん喬師、喬太郎師。でしたか。 “ちら見” で木戸をくぐっちゃったので、見落としもあるかもしれません。
ひと月あいだをあけると、色々変化がありますなぁ。

金原亭駒松 道灌
林家彦丸 伽羅の下駄
翁家勝丸 太神楽
蜃気楼龍玉 たらちね
桃月庵白酒 親子酒
柳家紫文 三味線漫談
古今亭菊之丞 町内の若い衆
春風亭百栄 寿司屋水滸伝

~仲 入~

大空遊平・かほり 漫 才
春風亭正朝 紀州
ダーク広和 奇 術
五街道雲助 幾代餅


◆駒松 『道灌』
前半の書画の蘊蓄を詳細に。以前聴いた時とは異なる演出。
面白かったなぁ。

◆彦丸 『伽羅の下駄』
この噺を十八番にしていた彦六の正蔵師もお喜びでしょう。流石孫弟子、と言ったところ。好演。

◆勝丸 太神楽
いつもの通り不思議な脱力感で客席を和ませました。
最初の “鞘納め” 、迫力充分でしたねぇ。

◆龍玉 『たらちね』
上品に噺を進め、葱売りまで演りきりました。安定した高座。
ちょっと喉を傷めてらっしゃる?のでしょうか?お大事に。

◆白酒 『親子酒』
十八番をたっぷりと。
白酒師の酔っ払い描写では、膝上で滑らせる手の演技にいつも感心させられるのですが、今夜は加えて表情も凄かったですねぇ。
半眼の酔っ払い親子。

息子に酒を呑ませたのは『森さん』。 “後悔している” とのこと。
客席爆笑の一席。お見事。

◆紫文 三味線漫談
お馴染みの根多が大うけで、のりのり。
お開きにステテコを踊って下がりました。これは珍品。
滑稽味溢れる愉快な一差し、秀逸。

◆菊之丞 『町内の若い衆』
こちらも十八番を。
下げへの畳み掛けがこの噺の聴かせどころでしょうけれども、巧いなぁ矢張り。

◆百栄 『寿司屋水滸伝』
『バイオレンス・スコ』を期待していた家人、がっかりの巻。
このところ良く掛けている印象の『寿司屋水滸伝』ですけれども、ちょっと時間が押して中途半端だったかな?

◆遊平・かほり 漫 才
若干根多を入れ替えましたね。
今夜は比較的あっさり目の高座。

◆春風亭正朝 『紀州』
途中少しだれた感じがしたのですが、何故なんだろう。十八番なのになぁ。

◆ダーク広和 奇 術
一本のロープをたっぷり。
不思議ですねぇ、本当。お見事。
大きな送り手でしたねぇ。

◆雲助 『幾代餅』
根多出しの一席。
寄席の尺に刈り込んだのが奏功。心地よい速度感を生む結果を引き出した感じ。
場面と場面の繋ぎを地噺で演って描写を割愛するのですが・・・私、波長が合ったのか噺へすぅっと引き込まれました。

愉快な表情がまた印象的。
最終盤の餅屋店先描写を明るく楽しく演じ、清蔵と幾代の幸せな生活を客席へ見せてくれましたね。
素晴らしい高座でした。


変則マチソワで若干の疲労を覚えながらも『駆けつけてよかったなぁ』と、二人で意見一致。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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