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花形演芸会 4/26

 4月26日(土)第419回 花形演芸会 国立演芸場

眩しい日差しの中を国立演芸場の花形演芸会へ。本日の主任は萬橘師、客演にさん喬師。
GW初日の為か、さてまたさん喬師出演のせいか予約が取りづらい印象でしたけれども、
果たしてロビーは凄い人、人、人。
混雑を避けて、いつもよりも早めに席に着きました。


◆林家けい木 『鈴ヶ森』
このけい木さんは、私が期待する前座さんの一人。
枕で “マツコ・デラックス” を仕込んでおいて本編へ。
最後の最後、仕込みが活きてからけい木さん本来の調子になってきました。

◆金原亭馬治 『親子酒』
お父さん、それほど酔った感じが伝わってこないのですが、こうした演出なのかしらん。
真面目な高座。

◆金原亭龍馬 『四段目』
定吉の芝居真似が上手過ぎ。子供のそれじゃぁないですな。
その部分を除けば中々の出来。聴かせてくれました。好高座。

◆のだゆき 音楽パフォーマンス
頭や顎で弾くピアニカ。そしてリコーダー二本の同時吹奏。これらは確かに寄席芸として充分なのですけれども、
繋ぎのお喋りが演奏ほどには達者でないのね。
単なる “面白いことをするお姉さん” で終わらない様に、漫談を工夫して欲しいなぁ。
期待しています。

◆笑福亭たま 『壺算』
膝隠しを使います。
自信に満ちた高座で客席をひっくり返しました。
凄いねどうも。

~仲 入~

◆柳家さん喬 『短命』
“美人薄命” 、 “月下美人” の枕を振って、ここのところよく掛けている印象の “短命” へ。
貫禄の高座。

何人かのお客様がさん喬師の高座が終わると席を立たれました。

◆ホンキートンク 漫 才
前半の “韓国語” などは笑いが取れていたのですけれども、後半の根多選択が明らかに失敗でした。
国立の高座で “嵐” の歌を繰り出してもなぁ。客席の大半が無反応でしたね。

◆三遊亭萬橘 『抜け雀』
演りづらいと見えて、冒頭の雑談が噛み気味。
しかもそこで下手前方のお客様がお一人、席を立つという出来事が。
(これ、まさか仕込みじゃぁ無いですョね? いや、あまりに好タイミング(?)でしたので・・・)
その退席するお客様の背中の方を向きながら『今日は長くなりますよ、これは』

なんとか気を取り直し、旅、そして駕籠を仕込んで本編へ。

細部に拘らず情景描写も出来るだけ簡略化。
相模屋主人と若絵師の遣り取りを詳細に描き込み、二人の会話で前半を紡いでいきました。
この相模屋主人の明るい雰囲気、女房に馬鹿にされながらもへこたれない人物像が非常に印象的。萬橘師らしい工夫で、からっとしてくだけた雰囲気の噺に仕上げました。

『衝立を売ってはならぬ』の一言を入れ忘れちゃったのが惜しい感じがしましたけれども、
まぁ大勢に影響なし、と言ったところ。
非常に見事な “抜け雀” 、堪能しました。


跳ねて大劇場方面へ歩きながら『たま師、萬橘師だなぁ』と独り言。
満足、満足。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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