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鈴本5中夜 5/11

 5月11日(日)鈴本演芸場 夜席

鈴本5月中席は昼席喬太郎師、夜席は龍玉師の芝居。
本日初日、日曜日。
『昼席は平日に伺いましょう』など家人と喋りながら、
先ずは夜席からとばかりに連れ立ってやって参りました。

林家つる子 牛ほめ
柳家麟太郎 熊の皮
翁家和楽社中 太神楽
柳家小せん 新聞記事
古今亭菊之丞 短命
ペペ桜井 ギター漫談
橘家文左衛門 夏泥
古今亭志ん輔 紙入れ

~仲 入~

ホームラン 漫 才
柳家喜多八 親子酒
伊藤夢葉 奇 術
蜃気楼龍玉 鰻の幇間


◆つる子 『牛ほめ』
笑いを巻き起こすまでには至りませんでしたが、手堅い高座。

◆麟太郎 『熊の皮』
若干硬い口調で入りましたけれども
後半は調子が出てきて滑らかに。中々愉快に演ってくれました。

ただ、前座さんの『牛ほめ』と挨拶で付きましたね。
“親指と人差し指で三角を作って・・・” の場面が、こちらでも出てきました。
昨年の2月、矢張りここ鈴本の小せん師の芝居で麟太郎さんの高座に接した時に
前座さんの『金明竹』と下げがまともに付く『一目上がり』を演ったので驚かされた記憶があるのですが・・・。
こういうのは良いのかなぁ?余り頓着しなくとも。

◆和楽社中 太神楽
和楽、小楽、和助の三人で登場。
最後の “大ナイフ” 、本当に危ない感じ。冷や冷やしました。

◆小せん 『新聞記事』
好調子で噺を進め、とんとんとんと下げまで。好演。

◆菊之丞 『短命』
こちらも寄席で良く掛ける十八番を。
うむ、上手いなぁ。流石。

◆ペペ桜井 ギター漫談
正楽師匠代演。
少し根多を変えて、フラメンコギターなども織り交ぜての高座。
面白いなぁ。

◆文左衛門 『夏泥』
忍び込む際の目配りなど細かい仕種をも巧みに演じ、噺に現実味を持たせました。
引き込まれましたね。
客席を噺に招き入れた、そんな感じ。
泥棒と一文無しの住人の遣り取りもまた、独特の間で大いに笑わせてくれました。
好高座。

◆志ん輔 『紙入れ』
仲入で何を掛けるかなぁ?と期待していました。
十八番が来ましたねぇ。
肩を揺すりながら迫るお内儀さん。これこれ。
爆笑の一席。

◆ホームラン 漫 才
今夜はどうも調子を掴めない様子。
う~ん、こんな事もあるのですねぇ。

◆喜多八 『親子酒』
百栄師代演。
一昨日金曜日の “にぎわい座 睦会” と根多が被りました。
しかし、今日もまた父子ともに見事な酔いっぷりでしたねぇ。
至芸を堪能。恐れ入りました。

◆夢葉 奇 術
鞭を鳴らしてロープへ。
短くさらっと演って下がりました。

◆龍玉 『鰻の幇間』
『今席は季節を問わず冬の噺も演るかもしれません』とのこと。
龍玉師の冬の噺で主任根多と言えば “夢金” 、 “鼠穴” あたりでしょうか?楽しみです。

今夜は幇間の枕を振って本編へ。
一八が藤むらの羊羹を手に穴釣りを試みる場面から。

野幇間一八の人物造形は深かったのですが
浴衣掛けの “旦那” の方はやや略筆に感じられました。

傑作だったのは手銭でやっていると知ってからの一八の怒りよう。
愚痴々々言い始めるのですけれど、次第に怒気が爆発、大怒り。これ程まで怒りを表面に出す演出は珍しいですねぇ。
『汚い家だねぇ~!本当に!』など、大声でもう言いたい放題。
野幇間の面目躍如、と言ったところ。

所々『台詞が飛んだかな?』と思わせる場面も見受けられたものの、龍玉師持ち前の豊かな表情で
“独特の雰囲気の『鰻の幇間』” を披露してくれました。
好高座。

座布団を脇へ除けて丁寧に辞儀の龍玉師。そこへ上手側からご贔屓が駆け寄り、祝儀袋を手渡しました。
演題が “鰻の幇間” だっただけに、この祝儀はまた洒落ていましたね。
龍玉師へ、ではなく “一八さんへ” でしょうか?


家人は、麟太郎さん『熊の皮』、志ん輔師『紙入れ』が印象的だったとのこと。
私は・・・う~ん龍玉師も好演でしたしねぇ。志ん輔師、喜多八師、菊之丞師、小せん師と好高座揃い。
どうだろう、一席選ぶなら文左衛門師『夏泥』かなぁ。
いやぁ、満足、満足。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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