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らくご街道 雲助五拾三次 -吉例- 5/20

 5月20日(火)らくご街道 雲助五拾三次 -吉例- 日本橋劇場

雲助五拾三次、第十四宿 -吉例- 。
お馴染みの『髪結新三』。助太刀に柳家小里ん師登場。

◆五街道雲助
発端 紀伊國屋文左衛門
序幕 第壱場 白子屋見世先  第弐場 永代端川端

以前、矢張り小里ん師と『髪結新三』のリレーを演った際には後半を担当した雲助師。
今夜は前半を口演。
そして大詰の深川閻魔堂はご趣向で芝居を、と今日の進行を紹介しながら、ゆるゆると語り始めました。

冒頭から “悪の顔” を見せる新三が新鮮な感じ。
始めから “悪” ですから、もう永代橋では容赦なく冷酷非道な悪の本質を見せつけて大暴れ。
雲助師、七五調の傘尽くしを格好良く決めて下がりました。
50分弱の長講にもかかわらず、物凄く短く感じました。

~仲 入~

◆柳家小里ん
弐幕 第壱場 冨吉町新三内  第弐場 家主長兵衛内  第参場 元の新三内

弥太五郎源七親分の描き方が巧みで、仲裁が不調に終わる予感を客席へ伝えた感じ。
弥太五郎のなんとなく切れのない雰囲気を上手に造形しました。
長兵衛も良かったなぁ。なりきっていましたね、小里ん師。
素晴らしい高座。

◆五街道雲助  弥太五郎源七  ◆柳家小里ん  新三
大詰 深川閻魔堂

さぁ、閻魔堂前の立ち回りを芝居で。
引かれていた定式幕が開きますと、ちゃんと橋や柳の木なども背景に置いてすっかり舞台が整っています。
小里ん師の新三が下駄履きで上手から登場。提灯持ちに麟太郎さん。
雲助師は尻を端折り、長いのを腰へ差して下手から。
てれこてれこに台詞を喋りながら、きちんと芝居をしてました。見応えありましたね。
これはこのお二人だからこそ実現したご趣向でしょう。お見事でした。

家人と『いやぁ、面白かったねぇ』と言い合いながら家路へ。
大満足の雲助五拾三次『髪結新三』。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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