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国立6上昼 6/5

 6月 5日(木)国立演芸場 昼席

国立演芸場の6月上席は開場35周年を記念して主任、仲入ともに日替り交代出演のご趣向。
今日五日目は権太楼師登場。


◆入船亭ゆう京 『金明竹』
落ち着いた語り口調で丁寧に演じました。
早口言葉のようにならないところに好感。
そうですねえ、馬石師の『金明竹』に通ずるところがある様な気がしますね。
上手だなぁ、好高座。

◆柳家さん光 『浮世床』
太閤記。当然姉川の合戦場面なのですが、本読みの描写より仲間同士の会話に重きを置いた演出。

◆川柳つくし 『十低の男』
“低学歴とは高卒のこと” なの?
中卒、いや落語なのですから小卒でも好いのではないかしらん。
澱は残りましたけれども、中々愉快な婚活風景の一席。好演。

◆花島世津子 奇 術
妹分お二人もお手伝い。
後ろ手に縛った上に太いロープでぐるぐると身体を巻かせて椅子に座り、幕に隠れる。
と、膝上に置いたタンバリンやエアホーン、笛などを鳴らすのですが・・・
どうなっちゃってるのだろう?
お客様を高座へ招き一緒に幕に隠れると、今度はお客様の上着を着た世津子先生がロープに巻かれたまま登場・・・
お見事でした。  

◆三遊亭吉窓 『本膳』
はっきりした口調で面白おかしく。
一席終えて高座舞 “ずぼらん” 。

◆鈴々舎馬風 漫 談

~仲 入~

◆林家木久蔵 『穴泥』
小悪な雰囲気を上手く出して結構な出来。
ただ、枕は別の話題を用意した方が好いのではないかなぁ?

◆古今亭志ん橋 『風呂敷』
古今亭十八番、お家芸を繰り出して来ました。
面白いなぁ。至芸を堪能。満足。

◆大空遊平・かほり 漫 才

◆柳家権太楼 『火焔太鼓』
おっ、こちらも “なんでも鑑定団” の話題から古道具あれこれを枕に古今亭十八番を持ってきました。
権太楼師の『火焔太鼓』は三回程聴いていますけれども、今日の高座は突き抜けて面白かったですねえ。
日々工夫を加え相当進化した『火焔太鼓』になっています。
小僧の定吉も『夫婦喧嘩の修行に来たのじゃない』と自己主張する “抱腹絶倒版” 。
確か先代柳朝師からの口伝と伺った覚えがありますけれども、これはもう “権太楼師の火焔太鼓” 。
うん、凄い。
恐れ入りました。

雨がぱらつく中
『志ん橋師、権太楼師が圧倒的だったなぁ。前座のゆう京さんも好かったなぁ』など独りごちながら大劇場方面へ急ぎ足。



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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