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講談から生まれたオモシロ落語競演 10/10

10月10日(金)講談から生まれたオモシロ落語競演 にぎわい座

◆柳家緑太 『弥次郎』
二週間前に小満ん師独演会で聴いた時に比べると格段に良くなっています。
山賊の場面を略筆にしたのが奏功しましたね。

◆桂枝太郎 『源平盛衰記 衣川』
まだ根多を詰め切れていない様子。
地噺の合間に様々な小咄を織り込んで聴かせるのですが、その小咄の取捨選択が難しいのでしょう。
しかし、衣川合戦での義経最期の場面描写は凄かったなぁ。
妻子を刺したその刀で自らの喉笛を刎ねる、その一連の所作の美しさは絶品ものでした。

◆柳家喬太郎 『小政の生い立ち』
手慣れた演目なので、安心して聴くことが出来ます。
流石の出来、お見事。

~仲 入~

◆立川生志 『出世の白餅』
枝太郎師と同じ様にまだこなれていない感じ。
色々と葛藤はあるのでしょうけれども、演者自身の持つ違和感を客席へも伝えちゃうのはどうもいただけないなぁ。
噺そのものは上手だっただけに、いかにも惜しかったですねぇ。

◆宝井琴調 『赤垣源蔵徳利の別れ』
今夜のお目当て。
しかも私はこの『徳利の別れ』が大好物。堪能しました。
好高座。


これは噺家さんの所為ではないのですが、一人の持ち時間が長過ぎる様子で、枝太郎師生志師は時間を持て余し気味。
喬太郎師もまた、長い枕を振りました。
その結果、琴調先生の上がりは9時過ぎ(これ、琴調先生が9時上がりでなければ出演できないのなら仕方ないのですが・・・)、跳ねたのが9時半。
いささか疲れました。

いっそのこと、一日釈場と割り切って講釈のみで番組を組んでくれたらなら、同じ時間であと二本は聴くことが出来た筈。
そんなことを考えながら、次回の企画に期待しつつ家路へ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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