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白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 1/9

1月 9日(金)白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 にぎわい座

前回は9月10日の開催でしたので、四ヶ月振りです。にぎわい座の “白酒ばなし” 。
『今夜はどんな噺で笑わせてくれるかね』などと家人と喋りながら、にぎわい座へやって参りました。


◆桃月庵はまぐり 『道灌』
何度も聴いていますが、はまぐりさんの技量が次第々々に上がっているのが判ります。
愉しげに演ってくれました。

◆桃月庵白酒 『時そば』
“初席あれこれ” と言った調子の小咄めいた枕を15分。独演会ならではの “愉快なお喋り時間” ですね。

本編に入るとこれがまた凄かった。
“翌日の蕎麦屋” は声を掛けると小走りに。
『借金取りかと思った』

それを追い掛ける模倣者は冷たい蕎麦を出され、身をよじり時々震えながら食べるという抱腹絶倒の仕儀。

この “翌日の蕎麦屋は手際が悪い上に不味い。だから流行らない” という金原亭の型の方がしっくりと耳に馴染みますね。理に適っています。
大笑い。好演。

◆桃月庵白酒 『だくだく』
一旦下がって再登場。
枕は正月のTVあれこれ。

数年前NHKの初席中継(当然生放送)に出演した際の話題へ。
放送禁止用語などの絡みから、事前にディレクターへ披露までしていた放送用の根多を、直前の演者が掛けてしまった為に現場は大慌て。(これはこれで色々な “裏話” がまたあるのでしょうね)
“放送ですから” と断って同じ根多を押し通して演ってしまう手もあったそうですが、それでは客席の反応も良くないだろうし、微妙な雰囲気が画面を通して伝わってしまう。

そこで白酒師が『じゃあ “つる” を演りましょう』と提案すると『それ、どんな噺で誰が出てくるのですか?』とディレクター。
『・・・ “つる” も知らないで寄席中継をしているのか』と内心呆れたそうですが、ごもっともです。
そのディレクターへ『つる』の粗筋を披露して、急遽差し替えて演ったという話から、今年の初席中継司会 “爆笑問題自主規制事件” に少し触れて後、本編へ。

十八番の『だくだく』。
久し振りに聴きますが矢張り面白い。傑作だなぁ。
白酒師独特の速度感に酔い痴れました。
好高座。

~仲 入~

◆柳家ろべえ 『ぐつぐつ』
喜多八師匠との遣り取りを随分と長い時間喋って(これはこれで結構面白かったのですが)『いや、実は “お前、30分は演れよ!” と言われているもので・・・』と白酒師の “指示” を暴露。
これを聴きながら白酒師は弁当を食べているのかな?などと想像して可笑しくなりました。
まずまずの『ぐつぐつ』。
久し振りに聴くろべえさん、面白くなっていました。

◆桃月庵白酒 『妾馬』
さっと本編へ。
八五郎の酔った様が傑作。白酒師は本当酔っぱらいが巧いなぁ。
都々逸披露の場面で八五郎が素に戻ってしまう演者もいますが、白酒師の八五郎はここでも “泥酔状態” 。
“泣き” が入らないのも特徴的ですね。
全くお見事。お目出度くお開きとなりました。
好高座。


跳ねて今夜はKさんと新年会。
『四文字縛りでしたね』とKさん。
『初席という事からか、幾分毒気を薄めましたかね?』など、落語の話題は勿論あれやこれやであっと言う間に閉店時間。
いやぁ、こちらもまた愉快だったなぁ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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