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国立2上昼 2/10

 2月10日(火)国立演芸場 昼席

国立演芸場2月上席千穐楽。
今席二度目の三宅坂。


◆瀧川鯉佐久 『新聞記事』
高座名の読みは “こいさく” 。
『瀧川鯉昇の十四番弟子』と自己紹介。
前半は若干あやふやさも見え隠れしましたけれども、後半持ち直しました。
頑張った、という感じ。

◆神田きらり 『谷風人情相撲』
三人で交代出演の二つ目枠。
楽日は神田きらりさん。
着座してすぐ本編へ入り、好調に読み進めました。
私、女流を “特に好む” と言うのでもありませんけれども、きらりさんの声や調子は好きだなぁ。
今日もすっかり聴き惚れました。好演。

◆宮田陽・昇 漫 才
ナイツ代演。
出てくるなり『ナイツじゃなくてすみません』
背の高い陽先生、しばらく見ぬ間に何か以前は感じた毒気と言うのか、胡散臭さが抜けた雰囲気。
少しふっくらされたからでしょうか。
しかしそれでも相変わらず面白いなぁ。
大いに笑いました。

◆三遊亭遊喜 『親子酒』
鮮やかな若草色の着物で登場。
呂律が極端に怪しい “泥酔版” 。

◆ぴろき ギタレレ漫談
今日一番客席を沸かせたのはぴろき先生じゃないかしらん。
勿論私も大笑い。

◆神田松鯉 『天保六花撰 松江公玄関先』
昨夜日本橋で二代目松林伯圓先生を偲ぶ会があったとの事。
今日はその伯圓先生の傑作『天保六花撰』より上州屋質見世から松江公玄関先。
松鯉先生、昨日もこれを読んだのかな?

河内山宗俊が上野寛永寺の使いに化けて、僧形で登場。
腰元へ上がっている上州屋娘浪路を、松江公松平出羽守から奪還しようとの痛快譚。
まんまと騙しおおせたと思いきや、まさに玄関先、帰ろうという段で正体露見。
槍を小脇に北村大膳。帰してなるものかと、通せんぼ。
御家大切とそれを押し止める高木小左衛門。
いやぁ、面白かった!堪能したぁ!
好高座。

~仲 入~

◆マジックジェミー 奇 術
今日舞台へ上がったお客様は素人とは思えない反応の良さ。
『人選、間違えちゃったかしらね』
照明、音響の充実している国立ですと、イリュージョンがまた一段と映えますね。

◆雷門助六 『野晒し』~あやつり
糸を垂らすまでの釣竿と糸の扱いなど、細かい部分にも気を配り写実性を高めました。
抱腹絶倒の『野晒し』。抜群の面白さ。
お家芸のあやつりもお見事。
好高座。

◆林家花 紙切り
鋏試し舞妓さん。
お客様から清水の次郎長、お雛様。
お雛様で祝儀が出た所為でもありますまいがお次の声が掛からず、自ら宝船。
お開きにお客様の似顔。

◆三遊亭小遊三 『錦の袈裟』
『本日午後二時現在、歌丸師匠の生存は確認されております』
今年5月に50周年を迎える笑点の話題をひとしきり。

本編は与太郎とその内儀の遣り取りが印象的。
妓楼の主人が、番頭へ与太郎の締め込みの解説をするまで。
楽日らしく、枕を含め20分強と手短に纏めました。


肩の凝らない芝居に満足感を覚えつつ大劇場側へ坂を上りきったところで周囲の明るさに気づき、
思わず『日が長くなったなぁ』と独り言。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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