浅利演出事務所公演 オンディーヌ 4/23

 4月23日(木)浅利慶太プロデュース公演 オンディーヌ 自由劇場

昨年の秋、不可解な上演中止騒動のあった劇団四季オンディーヌ。
私も手元にticketに届いて後の上演中止発表に首を傾げた内の一人です。

浅利慶太氏の四季退社という仰天ニュースを経て、新生浅利演出事務所の初公演『オンディーヌ』。
様々な出来事の “答え” を果たして舞台上に見いだせるのか否か。
自由劇場のマチネへ急ぎ足。


出演者は次の通り。
○オンディーヌ 野村玲子 ○騎士ハンス 中村 伝
○水界の王 広瀬彰勇 ○ベルタ 坂本里咲
○ユージェニー 斉藤昭子 ○オーギュスト/裁判官 山口嘉三
○王妃イゾレデ 田野聖子 ○王 斎藤 譲
○ベルトラム 高草量平 ○侍従 下村尊則
○詩人 畠山典之 ○マトー 山田大智 ○裁判官2 岡田吉宏
○劇場支配人/牛飼い 山口研志 ○ウルリッヒ 白倉裕人 ○召使い 桑原良太
○漁師 笹岡征矢 ○サランボー 花岡久子 ○皿洗いの女 山本貴永 ○グレーテ 滝沢由佳
○水の精 笠松はる、橋本由希子、生形理菜、高橋伶奈、森 佐和子、鐘丘りお、伊藤夏輝


木戸に演出の浅利慶太氏が立っていらして、思わず目礼。お返しいただき恐縮しながら客席へ。
その客席は九分通りの入りと言った感じ。ストレートの平日マチネとすれば「大入」でしょう。

しかも、その客席がまた豪華。
新旧の四季劇団員、また他の劇団の役者さんや、所謂関係者らしい方々が大勢いらっしゃいました。
幕間のロビーでは、そうした玄人衆があちこちで談話していてその中心に演出の浅利慶太氏。

私、何だか『もっとちゃんとした装束で来れば良かったなぁ』と後悔しましたよ。
社交場、といった風情でしたからね。

芝居の方はこれがまた素晴らしい出来。
長台詞を難なくこなす出演者たち。
その言葉一言一言が、ずん、ずん、ずん、と客席のこちらの胸に響いて来ます。
『伝えるぞ』との意気込みが違うのかなぁ。
受け止める側の私、正直言いまして疲れました。
意識が芝居の世界に入り込んで、草臥れちゃった。いや大変な迫力です。

一幕の野村、二幕は下村、広瀬、坂本、三幕野村、広瀬、好演でした。
中村ハンス、まだ若干硬いかな?
周りが『芝居の出来る人』ばかりですから、緊張感が抜けないのかも知れません。
繰り返しますが、出演者全員の台詞に力がありますよ。生きている。

久し振りに『芝居を観た』気持ちになりました。


これは来て好かった。
心を揺さぶられるとは、まさにこういう事を言うのだろう。
これこそが『芝居』だよ。
など独りごちながら家路へ。



Tag:舞台・演劇  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

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喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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