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らくご街道 雲助五拾三次 -信心- 6/8

 6月 8日(月)らくご街道 雲助五拾三次 -信心- 日本橋劇場

雲助五拾三次、第二十七宿 -信心- 。
雲助師『景清』他、と前触れされています。


◆五街道雲助 『宗論』
師匠が噺の後で『二十数年いや三十数年振りかな』と仰っていましたけれども、私『宗論』が掛かるとは思いもよりませんでした。

気象庁から関東甲信梅雨入りの宣言が出ましたが、今夜も9時過ぎから雨予報。
そんな空模様を受けて『雨降りは困りもの』と雲助師匠。
お家から地下鉄の駅まで自転車が常との事。
自転車では確かに雨は天敵ですなぁ。

他の師匠方が外人訛で演る孝太郎の神を語る口調は、歌い上げる様な純粋日本語。
訛ではなく、あくまで “調子” なのが面白いですね。
父親もまたそれを受けて阿弥陀様の由来を朗々と歌い上げるといった調子で息子に説明します。
雲助師、二度目の口演とのことですが、初演当時(?)の日曜日朝早くに流れていたキリスト教のTV番組に取材されての演出かしらん?
愉快な一席でした。

◆五街道雲助 『大山詣り』
始まった時に『 “大山詣り” を演ってくれるんだ、豪華だなぁ』と感激。
熊さんが『船がひっくり返って・・・』と話す場面で、何となく後ろめたい雰囲気があるなぁ、と感じたのは私だけかなぁ?
まぁしかし、お内儀さん連中を坊主にする為の前振りだからそんな筈も無いか・・・。

全体的にかちっと決めた印象。
面白かったなぁ。

~仲 入~

◆五街道雲助 『景清』
鞍馬の出囃子。
百日の満願で眼の開かない場面でも愚痴っぽくない、雲助師らしい割合とさっぱりした演出。
激しく悲嘆するのが本当なのでしょうけれども、この方が聴く側とすれば気楽です。

この噺が初めての家人に前日粗筋を説明する際『楽しい結末だから』と伝えましたけれども、『何か力が強くなって足が地面にめり込む様だ』、『あれ?なぁんだ、今の土砂降りで出来た泥濘だった・・・』なんて件は『本当に好かった好かった』と聴き手を和ませてくれますね。
観音様の登場には糸が入り、この世のものならぬ独特の雰囲気。
楽しい『景清』を満喫しました。


『盲人の様子って自分では見えないだろうけれども、上手だったね』との家人の言葉に
『そう言えばどうして稽古するのかなぁ』などあれこれ考え、語り合いながら家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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