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らくご街道 雲助五拾三次 -怪談- 8/7

 8月 7日(金)らくご街道 雲助五拾三次 -怪談- 日本橋劇場

雲助五拾三次、第二十九宿 -怪談- 。
まさに夏真っ盛り。
今夜の五拾三次は、雲助師『四谷怪談~お岩誕生~』他と前触れされています。


◆桃月庵はまぐり 『子ほめ』

◆五街道雲助 『お菊の皿』
『怪談噺。四谷怪談なのでお祓いをして参りました』と、田宮神社へ詣った事などから。
なんでもここ日本橋劇場の氏神様が神田明神なのだそうで、会場と私ども客の分までお祓いをしていただいたとのこと、ありがたや^^

安定感抜群の『お菊の皿』。
若い衆の描写が巧みなので実に自然に噺へと引き込まれました。
好演。

~仲 入~

◆五街道雲助 『四谷怪談~お岩誕生~』
初聴の筈ですけれども『どこかで聴いた様な覚えもあるような・・・』物語。

『東海道四谷怪談と申しますが、四谷なら甲州街道だろう。しかしこれは作者鶴屋南北の庵のあった地(押上の先)は四谷という地名。そして吾妻橋からこの四谷方面への街道を吾妻街道と称しておりましたところが、後々に吾妻、東、東海道、と変遷した様です』
と蘊蓄を授けてくれました。

御家人田宮家の一人娘おみのは大変な醜女。
しかしひょんな事から下男の伝助の子を宿し、実家を追い出されます。

伝助はさる大名の足軽屋敷の飯炊奉公へ上がり、伝助おみの夫婦は至極安穏な日々を送っておりますが・・・

その足軽屋敷に住む高田大八郎が、借金のいざこざから金貸伊勢屋を斬殺。
更に亭主の安否を訊ねてきたその女房までをも斬り殺してしまい、その死骸の始末を飯炊の伝助に命じます。

死骸を背負って右往左往の伝助。
取り敢えず自宅押入へ隠しておきますが、流石に気味が悪いので身重の女房おみのを置いて外出。
そこへ先程斬り殺された伊勢屋の女房が化けて出て、押入の亭主を返して欲しいとおみのを難詰。
その言葉に従って押入を明けると伊勢屋の生首がごろりと転がり出る。
驚愕のおみのは赤ん坊を産み落とし絶命。
隣家の婆さんが物音を不審に思い覗いてみれば、赤ん坊と生首を並んでいてまるでおみのが生首をも産んだかの様に見えます。

この産まれた赤ん坊が後のお岩。
祖父の養女として田宮家に引き取られ、御家人の娘として育ちます。

とここまでの噺。
後半、人斬りの後は本当に怖かったなぁ。
伊勢屋女房の幽霊が出色の出来でした。


道中の思いがけぬ混雑で入場が遅れ、あたふたと席に着いたりで(前座のはまぐりさんの高座は最後列で鑑賞)神田明神の御札を見損ねたのは残念。
次回からはもっと余裕をもって出掛けようっと。



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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