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白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 8/11

 8月11日(火)白酒ばなし 桃月庵白酒独演会 にぎわい座

お馴染み、にぎわい座の “白酒ばなし” 。
家人と二人、にぎわい座へ。


◆桃月庵ひしもち 『道灌』
ひしもちさん、高座返しで何度かお見掛けしていますが口演は初聴です。

御隠居の造形が好かったですね。
会話場面の描写がやや一本調子に聞こえたのが残念。
あと、御隠居以外の登場人物の表情が乏しい感じでした。造形に工夫が欲しいところ。
いやしかし、新しい前座さんとすれば中々お見事な高座。
私、ひしもちさんの今後の高座に大いに期待します。楽しみが増えて嬉しいね。

◆桃月庵白酒 『短命』
御隠居もどこか楽しみながら謎解きをしている感じで、何とものんびりした風情。
私にはこの演出が大変に好ましく感じられました。

前座さんの後で入場着席したお客様も何人かいらっしゃったのですが、そんな客席の忙しない空気を落ち着かせた、とでも言うのかなぁ。客席を俗世から解き放った、そんな印象です。
好演。

◆桃月庵白酒 『四段目』
所作や口調で定吉の芝居好きを表現して、噺の世界へ自然に連れて行ってくれました。

感心しましたのは蔵へ放り込まれた定吉が小窓から外を窺う、その目の動き。
実に巧妙でしたねぇ。
扉を締め遠ざかるご主人を追う定吉の視線。
そしてまた、下女のお清どん(でしたっけ?)が蔵の窓下を横切る様を、こちらは上手から下手へ視線を流して描写。
前後左右へ空間を広げてくれました。

下げへの畳み掛けも文句なし。
好高座。

~仲 入~

◆鈴々舎馬るこ 『目黒のさんま』
大柄な馬るこさんですが、食べ物にはあまり拘りがないのかしらん。
秋刀魚の焼ける様などの描写はあっさりでしたねぇ。
食べ物には拘りはなくとも、食べることには熱心なのだなぁ。
食べる仕種、描写は真実味たっぷり。
あちこちへ脱線しながらの面白高座。
終盤、若干時間が気になったかしらね。
少し急ぎ気味で風味が飛んでしまった印象なのが残念。

◆桃月庵白酒 『青菜』
着物を替えて登場。
今夜は『植木屋二題』ですね。
『御屋敷の作法』を面白がった植木屋のお内儀さんが、自ら押入へ入ってしまうのが愉快。
抱腹絶倒の『青菜』、大笑い。


跳ねて家人と『矢張り白酒師匠は笑わせてくれるねぇ』
意見が一致したところで家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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