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らくご街道 雲助五拾三次 -道楽- 9/14

 9月14日(月)らくご街道 雲助五拾三次 -道楽- 日本橋劇場

雲助五拾三次、第三十宿 -道楽- 。
今夜の五拾三次は、雲助師『寝床』他と前触れされています。


◆五街道雲助 『親子酒』
雲助師の師匠、馬生師の酒の上のあれこれを枕に愉快な『親子酒』へ。
私『いつもよりもあっさり目だなぁ』と感じておりましたら、下げた後に雲助師『今夜はうちの師匠の話から入りましたので、師匠の型で演りました。普段は小さん師の型なンですが・・・』
『な~るほど、それでかぁ』と得心。
小粋な一席、お見事でした。

◆五街道雲助 『幇間腹』
前席の “解説” に続いて、退屈な若旦那の描写から本編へ。
一八の無闇に遜る様子が “如何にも” と言った雰囲気。
この下卑た感じ。私は表情に於いては志ん朝師が絶品ものと思っておりますが、台詞廻しでは雲助師ですね。素晴らしい描写でした。
またいつもの事ながら、雲助師匠は若旦那が巧みだなぁ。
好演でした。

~仲 入~

◆五街道雲助 『寝床』
『私はこの “寝床” という噺を掛けた事がないンです』
『確かぁ二つ目時分でしたかねぇ、 “素人義太夫” までは演った覚えがあるンですけれども・・・』
何でも短い噺(前席の “親子酒” の様な)であるならば、幾つかの型を身につける事が可能だけれども長い噺はそうも行かないとの事。
同時に『寝床』の場合、三代目小さん師のを速記で読んでも面白い、三代目金馬師も、また志ん生師も味がある。
黒門町の名演も、そして圓生師も、そしてうちの師匠のも・・・との具合に自らのものにするのにあたり『どの型』と決めかねるのだそうです。
『そこで今夜のところは色々な型を・・・まぁ “寝床全部載せ” 、 “寝床チャンチャカチャン” と言うところで』と始まりました。

くすぐりが文楽師であったり志ん生師であったり、また圓生師であったり・・・
特に圓生師のくすぐり部分は口調まで真似ていたのじゃあないかなぁ。傑作でしたねぇ。

緞帳が降りてふと時計を見ますと9時少し前。と言う事は・・・1時間近くの高座でしたか(?)
そんな時間の経過など綺麗に忘れさせてくれる好演。素晴らしく愉快なひと時でした。


雲助五拾三次、次回10月例会は13日(火)の開催。お題は “間男” 。
雲助師、お家芸の『つづら』他と触れられています。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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