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鈴本8中夜 鈴本夏まつり 吉例夏夜噺 8/13

 8月13日(月)鈴本演芸場 吉例夏夜噺 さん喬・権太楼特選集

鈴本夏まつりの三日目は権太楼師『くしゃみ講釈』、さん喬師『柳田格之進』。

柳家我太楼 長短
三増紋之助 曲独楽
春風亭一朝 転失気
桃月庵白酒 宗論
柳亭市馬 普段の袴
ロケット団 漫 才
隅田川馬石 鮑熨斗
柳家喬太郎 次郎長外伝~小政の生い立ち

~仲 入~

鏡味仙三郎社中 太神楽
柳家権太楼 くしゃみ講釈
林家正楽 紙切り
柳家さん喬 柳田格之進

◆我太楼 『長短』
この噺は、気の長い方が与太郎になりがちですが、
そうしたこともなく愉快にまとめました。
面白かったなぁ。

◆一朝 『転失気』
良かったですねぇ。
一朝師も愉しげに演じていました。

◆白酒 『宗論』
親子喧嘩の仲裁に入る番頭が、ラマダンで力が出ないには大笑い。
宗教を徹底的に戯画化して噺は大成功ですが、どこからか抗議が出そうです。
まぁ噺のことですから、ご勘弁を願っておきましょう。

◆市馬 『普段の袴』
破茶滅茶爆笑噺の直後に上がり、大真面目に『普段の袴』。
これがまた好演。
お見事。

◆馬石 『鮑熨斗』
今席はどうもやりづらい様子。

五十銭は既に借りてある短縮版を
さらりと口演するつもりだったのでしょう。

気持ちを立て直して頑張って欲しいです。

◆喬太郎 『次郎長外伝~小政の生い立ち』
喬太郎師の石松は田崎潤を写したのかなぁ?
口跡や声が似ている様に思いました。
とすると次郎長は黒川弥太郎?
な~んて手前勝手に画を想像しながら楽しみました。

◆権太楼 『くしゃみ講釈』
鉄板根多ですもの、爆笑の繰り返しでくたびれちゃった。

◆正楽 紙切り
鋏試し線香花火、宝船、弁慶、エルビス、吉田沙保里
日の丸を手にした父を肩車する吉田選手、傑作。

◆さん喬 『柳田格之進』
枕なしにいきなり噺へ入りました。

私はこの噺が大好きですが、さん喬師の『柳田』を生で聴くのは初めて。

さん喬師、細かい仕種には余り頓着せず、人物像の描写に集中していきます。
登場人物全員が善人で、万屋番頭も仕事熱心のあまりに出過ぎた詮索をする設定。
番頭の悋気の気配はまるで感じさせません。

聴きながら「先代馬生師型かぁ、これは今夜も辛い結末になるなぁ」と覚悟しましたが
柳田の娘は白髪頭、老婆の肌のようになりながらも、番頭の献身的看病により本復。
番頭との間に生まれた子供が柳田家の跡取りとなり、
格之進には月見の晩から数えて三年目に笑顔が戻る、という救いのある結末に
胸をなでおろしました。

好演。
全く長く感じませんでしたが、五十分の長講。


跳ねて広小路を歩きながら
お気に入りの馬石師新解釈版『柳田格之進』を回想していました。







Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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