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柳家小満んの会 11/18

11月18日(水)第130回 柳家小満んの会 関内小ホール

前回の9月例会も雨模様でしたけれども、今夜は本降りとなってしまいました。
『小満ん師匠のお客様は雨降り関係ないよね』などと友人と喋りながら雨粒を払っていますと、折りよくSさんがいらっしゃってロビーで暫し鼎談。
開場待ちの時間を愉しく過ごすことが出来ました。


◆三遊亭わん丈 『初天神』
飴~凧。
団子は抜いて本来の下げで演ってくれました。
凧揚げに夢中の父親を巧みに描きましたね。

◆柳家小満ん 『猫の皿』
演者によっては品の悪くなる事もある端師の造形が誠に秀逸。
上品まで至らない “中品” 程度の感じで抜群の現実味でした。
下げへの畳み掛けもお見事。

◆柳家小満ん 『甲府い』
冒頭に善吉を打擲する “金公” に負けず劣らず早合点の豆腐屋主人が、娘のお花との結婚話を善吉に切り出す場面が堪らなく愉快。
爽やかな一席に客席も自然と笑顔になりました。

~仲 入~

◆柳家小満ん 『試し酒』
一杯目から中手の入る見事な呑みっぷり。
杯を重ね酔いが回るのに連れて口調が怪しくまたゆっくりとなる様など、流石の至芸。

途中微かに電話の着信音が鳴ったのが残念でしたけれども、素晴らしい高座でした。


跳ねて再び木戸口で行き合ったSさんが『(猫の皿での) “雑巾猫” なんて言い方、他でもあったかなぁ?』
『いやぁ、初めて聴きました』と私。
しかし実に巧い言い回しだったなぁ。
ぴたりと来ました。

雨の中を歩き始めると今度は友人が『小満ん師匠の高座こそが “生で鑑賞すべき高座” じゃあないかなぁ。あの “間” は現場でしか共有出来んよ』と絶賛。
『全くその通りだよね』と意見一致してお開き。


柳家小満んの会、次回は明けて1月19日(火)の開催。
『城木屋』、『厩火事』そして新春らしく『御慶』と触れられています。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:4 

Comment

佐平次 URL|
#- 2015.11.19 Thu10:36
おやまあ、「小満んは生に限る」は居残り会でも交わされた会話です。
猫の皿で利根川を見下ろすというのは私は初めてだったような気がします。
みごとな三席、雨の落語会もいいですね。
喜洛庵上々 URL|あらぁ、そうでしたか!
#SFo5/nok Edit  2015.11.19 Thu14:12
佐平次さん、こんにちは。
落語に限らず演劇でも音楽でも、勿論スポーツでも「その場」に身を置く者のみが肌で感ずる「何か」があるのだろうとは思いますけれども
取り分けて小満ん師匠は生で聴きたい気持ちになります。
いやぁ、実に素敵な晩でした。
小言幸兵衛 URL|http://kogotokoub.exblog.jp/
#- 2015.11.19 Thu17:50
「小満んは、生に限る」を流行らせましょう(^^)
実に楽しい時間と空間でした。
次回は、ぜひ居残り会にもお越しのほどを!
喜洛庵上々 URL|
#- 2015.11.19 Thu18:30
なるほど、それは面白い!
『小満ん師匠は生に限る!』と連呼致しましょう^^
居残り会、次の機会を楽しみにしております。
どうぞ宜しくお願いします。
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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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