FC2ブログ

鈴本1中夜 1/13

 1月13日(水)鈴本演芸場 夜席

遅れ馳せながら^^;
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

2016年(平成28年)の『喜洛庵寄席始め』は鈴本二之席、喬太郎師の芝居。
長い鑑賞歴を持つ友人を誘って上野へ二人旅。


三遊亭歌むい 転失気
柳家やなぎ 青春の棋譜(仮)
林家楽一 紙切り
春風亭正朝 蔵前駕籠
柳家さん助 近日息子
柳家小菊 粋 曲
春風亭百栄 鮑熨斗
桃月庵白酒 壺算

~仲 入~

ダーク広和 奇 術
三遊亭歌奴 棒鱈
ホームラン 漫 才
柳家喬太郎 稲葉さんの大冒険


◆歌むい 『転失気』
前座さんも根多選びするのか否か私は知りませんが、最前列の子供さん大笑い。
“大成功” と言ったところ。

◆やなぎ 『青春の棋譜(仮)』
演題は私が仮に付けたもの。正式な題名は不明です。

“真っ直ぐ” 、“カーブ”、 “刺される” などの野球用語を駆使して甲子園の高校野球の噺かと思わせておいて・・・
実は囲碁将棋部の・・・と手の込んだ新作。
所々に兄弟子の喬太郎師の口調が出てくるのがまた面白いですね。
中々の出来でした。
囲碁将棋が以前ほどには一般的では無いですからねぇ、若干説明が多くなるのが辛いところでしょうけれども、下げも捻っていて面白かったですね。

◆楽一
鋏試し勧進帳(弁慶飛び六方)、宝船、梯子乗り(出初め式)、初天神、猿と寅
どれも素晴らしい作品でしたが “梯子乗り” と “初天神(団子屋)” は取り分けてお見事。

◆正朝 『蔵前駕籠』
正朝師の惚けた雰囲気が噺にぴたり。
これ、実際にこういうことがあったのでしょうね。 “実話に勝る創作なし” と言ったところ。
下げへ向けての畳み掛けも速度感万全。好演でした。

◆さん助 『近日息子』
実は『寄席始め』に三日目の今夜を選択したのは “さん助師の出演” が決め手。言わば私のお目当ての高座です。
期待に違わぬ素晴らしく面白い『近日息子』。堪能したなぁ。

◆小菊
梅は咲いたか、蛙ひょこひょこ、都々逸。
初場所中とあって、お開きに櫓太鼓。
お見事でした。

◆百栄 『鮑熨斗』
この芝居は演り易いのかな?
伸び伸び活き活き惚けた高座。
抜群の可笑しさでした。
口上の中途まで。好演。

◆白酒 『壺算』
“百栄さんと着物が被っちゃった” と黄土色の着物の袖を引っ張りながら切り出しました。
本編万全。言うこと無し。
好高座。

◆ダーク広和
ハンカチ~ピンポン玉の指藝、そして“リブレのキューブ” なる奇術。
最後にキューブの根多が露見しそうになる珍事。いや、これも演出の内かも^^

◆歌奴 『棒鱈』
無駄なく大真面目に勤めてくれました。
好感。面白かったなぁ。

◆ホームラン
大須演芸場風景。
巧いねぇ。

◆喬太郎 『稲葉さんの大冒険』
初日『井戸の茶碗』、二日目『転宅』との情報から私、 “三日目の今夜も古典かな?” 、 “いや、そろそろ新作が来る頃合かな?” など様々考えておりましたが、今夜は最前列の小学生の男の子の存在で根多が決まった感じ。

久し振りに聴きますね。
相変わらず面白いなぁ。
主任ですから、松を背負って下がる演出はありませんでしたけれども、客席を大笑いさせてくれました。


跳ねて広小路方向へ歩きながら『古典を期待していたけれども・・・』と私が言い掛けましたら
『新作も喬太郎師らしくて良いじゃない。第一、もう次第々々に新作は聴けなくなっていくだろうしさ』と友人。
『なぁる』

あれやこれや話題は尽きず、別れしなに『また行こう』と意見一致。



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

最新記事
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR