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柳家小満んの会 1/19

 1月19日(火)第131回 柳家小満んの会 関内小ホール

新年最初の “柳家小満んの会” 。
野暮用が長引き “こりゃ遅刻かな?” と気持ちが急きましたけれども、何とか開演前に関内ホールへ滑り込みました。


◆三遊亭あおもり 『子ほめ』
“四十五” の発音というのか高低というのか・・・
歳の “四十五” ではなく “始終、碁” の発音でした。
『どうしてなのだろう?』と考えている内に終わりましたが、本当何故なのだろう。

◆柳家小満ん 『城木屋』
枕で『この噺は三題噺でして、そのお題は “評判娘” 、“伊勢の壺屋の煙草入れ” 、“東海道五十三次” 』と蘊蓄を授けてくれました。
その “評判娘” 、城木屋お駒の容姿を面白可笑しく伝えながら自然に本編へ。
番頭丈八の惚けた風情が何とも愉快。
お裁き場面は勿論のこと、お店での恋文発覚直後から洒落のめした言い逃れで周囲を煙に巻きます。

しかし、独楽の口上、棒使いの口上をこうして聴いてみますと “大道芸が盛んだった時代は、街へ出るのがさぞや愉しかっただろうなぁ” とつくづく思いますね。
私、子供の頃に見たバナナの叩き売り光景の記憶が急に蘇ってきました。
下げへ向けての五十三次言い立てもお見事。
堪能しました。

◆柳家小満ん 『厩火事』
会話の遣り取りで進む噺の所為でしょう。速度感を意識した感じ。
いつもよりも幾分か早口で噺を進めました。
とんとんとん、と言う感じ。

『先に行って家の人にそぅ言って下さいよぉ、身体の事を先に訊く様にって』の台詞は意識して抜いたのかな?
これが挟まるとだれるかも知れない、と思わせる程の速度感でした。
その、お崎の造形が素晴らしく、また絶妙の間で半畳を入れたりするものですから、私、大笑い。
お馴染みの噺でもこれだけ笑えちゃうンですねぇ。間が良いと。
好高座でした。

~仲 入~

◆柳家小満ん 『御慶』
黒紋付に着替えて上がりました。
富札の数字を “千八百四十五” とするところ、 “千五百・・・八百” と再三言い換える “先取り” がありましたが、 “千五百四十八番” を手にしてからの後半は巧く纏めました。
私従来、この噺の前半部分は面白く聴くことが出来るのですが、後半は聴きだれする傾向にありましたけれども、今夜は左に非ず。
“市ヶ谷の古着商甘酒屋” 場面。
そして演題にもなっている “御慶!、永日!” 場面。
取り分けて “おぉっ、大当たりが来たよ” の台詞の間の加減辺り、では大笑いさせられました。
巧い演者で聴いていなかったのかな?
此方も流石の出来。お見事でした。


跳ねて、今夜は居残り新年会。
SさんIさん、そして幹事をしていただいたKさんと遅くまで愉快な会話を楽しんで後、家路へ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:6 

Comment

佐平次 URL|
#- 2016.01.20 Wed23:10
私も始終、五には首をひねりました。
青森のアクセントなんでしょうかね。
小満んの着物、いつもきれいですね。
小言幸兵衛 URL|楽しかったですね!
#- 2016.01.21 Thu08:58
良い会、良い居残りでしたね。

居残り会で、志ん朝の話題になった時の、喜楽庵さんの一瞬の沈黙に、落語との長いふれあいを感じました。
今後も、一期一会を数多くご一緒できるといいですね。
喜洛庵上々 URL|こんにちは。
#SFo5/nok Edit  2016.01.21 Thu10:39
佐平次さん、コメントありがとう存じます。
私、てっきり『この発音をこう続けるのは、独自の下げへの仕込なのではないか・・・』 と思っていました^^;
佐平次 URL|
#- 2016.01.21 Thu10:44
なるほど、ところでどういう下げでしたっけ?
喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう) URL|Re: タイトルなし
#- 2016.01.21 Thu13:13
思ったような捻りは無く、ごく一般的な下げだったと思います。
『どう見ても半分』ではなかったかしら。
喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう) URL|^^ 面白かったですね
#- 2016.01.21 Thu15:24
幸兵衛さんへ。
いやぁ当夜はお誘いをいただきありがとう存じます。
近頃私、音(CDなど)はともかく落語の映像(DVD他)は『発禁』にした方が
落語という文化の為には好ましいのではないか?・・・などと夢想というのか愚考することがありますが・・・^^;
幸兵衛さんの仰る様に今後も一期一会を大切にしたいと思います。

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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