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第580回 落語研究会 10/28

10月28日(金)第580回 落語研究会 国立小劇場

今夜のTBS落語研究会は主任小三治師『お化け長屋』、仲入は圓太郎師『おかめ団子』。
他に兼好師、夢丸師、小辰さんの出演と前触れされています。


◆入船亭小辰 『のめる』
口跡が好く、また聴き取り易い声質。
ただ『詰まるかね?』の繰り返しが若干狡い感じに聞こえました。
私はあっさり目の方が好み。

◆三笑亭夢丸 『附子』
毒を『ぶす』と読むのは(以前その読みの野球選手がいたので)識っていましたが、元はこの文字で『毒』と読みまたそれはトリカブトの事を指すのですね。
狂言から発展した一席。
悪戯っぽい夢丸師の表情が活きました。

◆橘家圓太郎 『おかめ団子』
開催日前にいただく案内葉書で今夜の演目に『おかめ団子』と『風呂敷』とあったので、『志ん生 night だね、これは』と独りほくそ笑んでおりました。
圓太郎師、志ん生師の演出そのままに、長い噺をだれる事なく好演。

~仲 入~

◆三遊亭兼好 『風呂敷』
此方は少し演出を変えて、諺の出鱈目解説は自分の女房にする形に。
相談に来たお崎を出鱈目解説につき合わせて引き止めてしまうと、切迫感が薄れるからかしらん。

この演出に私、元々の『風呂敷の間男』の雰囲気を感じました。

◆柳家小三治 『お化け長屋』
『私、落語家って呼ばれたくないン』
『噺家ですから』
『落語ってのは滑稽噺、他に人情噺がありまた怪談噺もある』
と振って八代目正蔵師の高座風景などにも触れて本編へ。
ここの先代正楽師(噺家から紙切りに転向した “春日部の正楽師” )の失敗談、傑作だったなぁ。
恰幅の良い堂々とした姿しか私は知りませんので、若い頃の挿話に意外な思いを抱きつつ大笑い。

勿論、本編もまた言うことなし。
ただ、二回目の “怪談” の際に『胸元が重苦しいのではっと目が覚めた』の件が抜けてしまいました。
噺を壊す様な抜けではありませんでしたが、少し残念。


跳ねて大混雑の傘立てで順番待ち。
『長いのじゃなくて折り畳みにしておけば良かったなぁ』とぼんやりしていると、後ろから押されて一番前へ。
慌てて開錠し傘を手に家路へ。



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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