第18回 よってけ柴又落語会 -うなぎ寄席- 12/18

12月18日(日)第18回 よってけ柴又落語会 川千家

先達さんたる I さんのご提案に飛びついて柴又へ。
鰻屋さんで落語を楽しむという贅沢な趣向。
今日は古今亭文菊師が二席と前触れされております。

整理券を受け取ってから開演までの1時間半程を I さん A さん、そして S さんと私の四人で帝釈天の庭園、彫刻を見学して過ごし、更に矢切の渡しを見ようと土手まで足を伸ばしました。
皆さん健脚で、普段の移動が車の私はへとへと^^;

土手から会場の川千家さんへ戻る道すがら、どこからか『矢切の渡し』のメロディーが聞こえて来ましたので『ここのお店で流しているのですかね?』と同行の皆さんに問いかけましたら、『俺が鳴らしてんの』と S さん。
スマホにレコーディングしていた音源を『情緒を盛り上げる意図から』再生して下さったのです。
大笑いしながら会場へ。


◆古今亭文菊 『干物箱』
お家芸を繰り出して来ました。
客席大爆笑。流石の出来。
巧いなぁ。
下にいて騙される父親がもう少し呟いたり含み笑いをしたり、騙されているのに気付かない滑稽味を加えたらどうかな?などとも思いましたけれども、くさ過ぎてしまうかも知れませんね^^

◆マーサ☆リノイエ ポップ三味線
長唄のお師匠さんとのこと。
山口百恵showのバックダンサーを務めていた経歴の持ち主。
自称『元、売れなかったアイドル』
古典は勿論お得意なのでしょうけれども、細棹で津軽三味線を弾き、それがいつの間にやら往年のロックナンバーに変化する、という新作での高座。
工夫された構成に感心しました。好演。
寄席の芸人さんではありませんので、ポップな新作で特徴を出されているのでしょう。
和服でのしっとりとした高座もお似合いなのでは、と思われました。

~仲 入~

◆古今亭文菊 『野ざらし』
会の始まる前に『一席は年末の噺、富久、芝浜あたりか?』と同行の皆さんと予想しておりましたが、意外にも魚釣の枕から『野ざらし』へ。
抱腹絶倒の面白さ。
少し濃い演出にしたのは『落語に馴染みのないお客様が多数』と文菊師が判断したのかも知れません。
幇間の出て来る “完全版” 。久し振りですね、この版を聴くのは。
好高座、傑作でした。

落語会の後は別室へ移動して鰻重のお食事。
少し身体が冷えた気がしたので珍しくも、熱燗を一本^^
この十数年振りの “呼び水” が後程効いて来るのですが・・・^^;

奇遇と申し上げるべきか偶然にも今日の先達さんの I さんと私が “初回が最終回となった幻の落語会” 落語白樺派でご一緒していた事が判り、そんな話題こんな話題で大いに盛り上がりました。


会場を後に、皆さんとご一緒して二次会へ。
愉しい会話で時間の過ぎるのが惜しい感じの日曜の夜。
あぁ愉快だったなぁ^^



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2016.12.20 Tue22:01
拙ブログに「豪華版」と評するコメントがありましたが、たしかに精神的に豪華と言えるフルコースでした。
喜洛庵上々 URL|
#SFo5/nok Edit  2016.12.20 Tue22:32
柴又の街の風情、帝釈天、噺と食事、そして何よりもアフターの貴重なお話と、まるで極楽の世界へ誘われたかと思われる一日でした。
大変楽しく素敵な時間でした。ありがとうございます。
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Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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