五街道雲助独演会 1/11

 1月11日(水)五街道雲助独演会 にぎわい座

喜洛庵、新春二回目の鑑賞は昨日に続き “にぎわい座” 。
五街道雲助師独演会。
雲助師、お家芸且つ十八番の『鰍沢』、そして『寝床』と前触れされております。
今夜は家人と二人連れでにぎわい座へ。

開演前に “いつもの小父さん” から『前回の “鰍沢” で携帯が鳴るという大変悲しい出来事があり・・・』と “重ねてのお願い” を念押しされましたので、私どもも鞄から携帯を取り出して再度の “検査” 。
本当、携帯やポリ袋のシャカシャカ音は困りますなぁ。
家人など『あの白いポリ袋は “押収” するべき』と主張している程です。
これらいつもよりも強目の “ご注意” を受け、客席に幾分か緊張が走りました。
うむ、これくらいの緊張感の方が良いですな^^


◆金原亭駒六 『鮑熨斗』
昨夜に続いて “にぎわい座のお手伝い” ですね。
一門の前座さんですので雲助師の独演会のお手伝いは不思議ではありませんが、登場した時には『お、連続ですな』とびっくりしました。
お家芸の『鮑熨斗』。
こちらは幾分か口慣れている風情で、甚兵衛さんの惚けた雰囲気がよく描けていました。
大家さん宅での口上途中まで。
“もっと聴きたいなぁ” と感じました。好演。

◆五街道雲助 『寝床』
一昨年9月の五拾三次 -道楽- 以来かしら。
その時と同じ様に『まぁ “寝床チャンチャカチャン” で・・・』と前置きして本編へ。
繁蔵は文楽師匠の色が濃いかしらん。
鳶頭は小さん師匠で間違いないでしょう。
言葉の端々に馬生師の雰囲気も感じられました。
機嫌を直した旦那が『今日は何を語っていただけましょうか?』と問われ、床本を手に取りながら次々とその触りを語る辺りは “雲助師型” なのかなぁ。
『殆ど演った事がない噺』とは思えぬ抱腹絶倒の面白さ。
この『全部載せ版』を『雲助型』として後世に残していただきたいですねぇ。
面白かったぁ。好高座。

~仲 入~

◆五街道雲助 『鰍沢』
旅人とお熊の遣り取りや熊の伝三郎の断末魔などを若干づつ割愛しながら、ほぼ寄席の主任高座の尺に纏めました。
室内の光の具合、寒さの描写。素晴らしいなぁ。
尺を縮めても情景がまざまざと浮かびますね。
凄い。

大団円は勿論芝居仕立て。
『カチーン』の後、附け打ちがあってそこから七五調の科白となります。
この附けがかなり大きな音でしたので、家人は椅子から飛び上がっていました^^
何度も聴いているのにも拘わらず驚くというのは、それだけ噺に引き込まれているのでしょう。
これ、客席の皆様も同じ状況だったと思います。
素晴らしい『鰍沢』。
文句なし、これですよ、これ。『鰍沢』って噺は。
至芸を堪能しました。


跳ねて家人と『名人芸を鑑賞したねぇ』
『御定連の方と愉しい交流も出来たし、好かったわぁ』
『 “道中差しが鞘走って” ではなく、落ちた弾みで舫いが切れたの判った?』
など様々お喋りしながら家路へ。


Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2017.01.14 Sat13:18
お二人仲むつまじく名人芸を楽しむなんざ、こいつあ春から縁起がいいなあ。
喜洛庵上々 URL|
#- 2017.01.15 Sun17:02
恐れ入ります^^
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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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