Doubles 五街道雲助&柳家喬太郎 6/27

 6月27日(火)Doubles 五街道雲助&柳家喬太郎 日本橋社会教育会館

毎度素敵な企画で楽しませてくれる “いたちやさん” 主催の会。

今夜は第588回TBS落語研究会と被っていしまい、当初私が研究会へ家人がこちらへとの心算だったのですが、昨夜急遽変更して私が “Doubles” へ、家人が研究会を聴くこととなりました。

◆三遊亭ぐんま 『たらちね』
師匠の白鳥師の親戚か?と思うほど雰囲気が似ていますね。
下げで弾けていました。度胸あるね。

◆桃月庵はまぐり 『つる』
『エレベータが一台なもので前座が二人出まして繋ぎます』
そう、会場が8階ですからエレベータ必須なのですが、改装中とあって二台あるエレベータが一台しか動いていないのです。
会場に着いてドアを開けるとエレベータ前に長蛇の列が出来ていて面喰いました。
開場時間の6時半頃は落語のお客様だけではなく、図書館に本を借りに来た返しに来たという方もいらっしゃいましたからえらい混雑。

◆柳家喬太郎 『ウルトラのつる』
この下席は寄席三軒を掛け持ちとのこと。『罰ゲームか!』の叫び、悲痛でした。
声も掠れて、コンディションは「好い」とは言えない状態。
「先ずは気持ちを奮い立たせる事が大切」と思ったのかしらん、「好きな噺」で笑わせてくれました。

◆五街道雲助 『抜け雀』
毎度の事なのですが、若絵師が筆を振るう場面で客席が息をのむと言うのか、息を詰めて見守る空気が醸造されるのですね。
迫力満点。
こちらが息を詰めているから翌朝の『上から五段目』の茶利(ひぃふぅみぃよ)も効いて来る。
老絵師が籠を描き足す場面では、その緊張感が倍加する、その演出が凄い。
雨戸の滑りの件も当 blog で散々書きましたが、実にお見事。
好高座でした。素晴らしかった。

~仲 入~

◆五街道雲助 『浪曲社長』
嬉しかったなぁ。
私、ちょっと涙ぐんでしまいました。
雲助師匠、下げで『追悼落語でございます』
いやぁ最高でした。

◆柳家喬太郎 『孫帰る』
この六月に、喬太郎師、馬玉師、やなぎさん、二楽師、ホンキートンク先生という一座で北海道へ旅をしたそうで。
その旅興行の話を枕に・・・・
これ来るかねぇ。
反則だよ、喬太郎師匠!
『浪曲社長』で涙腺緩んでいるところで『孫帰る』ですもの。
下げ間近、お祖父さんの天を仰ぐ表情に目がしらが熱くなりました。
何度聴いても『ぐっと来ちゃう』のは、今夜の Doubles パートナー雲助師の『夜鷹そば屋』と共通しますな。
好演でした。
喬太郎師、「今夜の出来る限り」を演ってくれた印象。


さて、家人の行った落語研究会は・・・
◆桂三木男 『雛鍔』
◆春風亭三朝 『蛙茶番』
◆橘家圓太郎 『野ざらし』
~仲 入~
◆林家彦いち 『熱血怪談部』
◆古今亭志ん輔 『大山詣り』

家人の感想は・・・
◎三木男・・・この九月に真打となり、三木助襲名予定と話しながら、本編へ。印象に残らず。
◎三朝・・・・新しい名を覚えてもらうように『チョーヤの梅酒から豆腐三丁と覚えて欲しい』。 客を納める役(舞台番)が気に入らないが、ミーちゃんが来るならと張り切る様子が愉快。
◎圓太郎・・・おっちょこちょいの主人公の表現が面白い。抜群の描写力。
◎彦いち・・・自分の空手部時代の話や格闘技家の話題を枕に本編へ。 初めて聴いた噺。 爆笑また爆笑。 最後の下げも決まり、最初から最後まで大爆笑。
◎志ん輔・・・噺の合間々々に現代風のギャグや蘊蓄を入れながら演るのが気になった。その度に現実に引き戻されてしまうので、『大山詣り』の時代に浸れなかった。 最後、幕が閉まる前にお客様が立ち上がり帰るのが、違和感があり気の毒に思えました。
・・・とのこと。

『兎にも角にも彦いち師匠が最高だったわよ、次に圓太郎師』
『主任の志ん輔師の高座では、私の周りの人は笑い疲れて寝ていたもの』
など、家人のつきぬ感想を一通り聞いて
『どちらもまぁ良かったな』と宥めて就寝。


Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2017.06.28 Wed10:03
そうだったのですか、奥様にも会えなかったなあ。
奥様のお目は確か、人形町の方が正解でしたね。
園太郎があくの強さを生かした好演でした。
喜洛庵上々 URL|
#SFo5/nok Edit  2017.06.28 Wed12:07
佐平次さん、こんにちは^^
家内は研究会ですと開演直前の入りになってしまいますので、お会い出来なかった様です。
帰りの電車は佐平次さんと同じ路線なので『もしや』と思って目配りをしたと申しておりましたが、残念がっておりました。
人形町は本文にも書きましたけれども喬太郎師匠の調子はいま一つながら、雲助師が素晴らしい『抜け雀』、そして追悼落語『浪曲社長』を好演。
主任の喬太郎師も「最後の力を振り絞って」それに応えてくれました^^
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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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