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鈴本9中夜 秋の喬太郎まつり 9/17

 9月17日(祝)鈴本演芸場 秋の喬太郎(きょん)まつり

七日目、喬太郎師の根多は『寿司屋水滸伝』と『宮戸川』。

柳亭左龍 お菊の皿
翁家和楽社中 太神楽
三遊亭歌武蔵 親子酒
柳亭市馬 普段の袴
アサダ二世 奇 術
柳家喬太郎 寿司屋水滸伝

~仲 入~

ホームラン 漫 才
桃月庵白酒 だくだく
柳家小菊 粋 曲
柳家喬太郎 宮戸川

◆左龍 『お菊の皿』
比較的小さな声で話し始め、まだざわついている客席を静めました。さすがの腕前。
面白かったなぁ。

◆歌武蔵 『親子酒』
すっかり酔って帰宅した息子の孝太郎が、
襖を開けながら座敷に倒れ込んで入ってくるという大外連。
上手客席に頭を向け巨体が高座に寝そべりました。
座り直した形も上手四十五度の向きのまま。
まぁほとんど孝太郎に喋らせるので、上下は問題ありませんでした。
好演。

◆市馬 『普段の袴』
落ち着いていつも通りに。
折り目正しい姿勢の高座に好感。

◆喬太郎 『寿司屋水滸伝』
カツカレーのよそい方がいやに丁寧で、妙なおかしみがありました。

◆ホームラン 漫才
昨日は長野県飯田方面で営業だったとのこと。
そこから旅公演の話題へ。
伝説の寄席、大須演芸場根多。
どの根多も面白いですねぇ。

◆白酒 『だくだく』
扇辰師代演。
何度繰り返し観ても面白い、
そうした演目がその演者の十八番と称されていくのでしょうね。
まさに白酒師十八番中の十八番『だくだく』。
またまた爆笑しました。

◆喬太郎 『宮戸川』
霊岸島の叔父さんの家の二階にお花半七が収まって間もなく、雨が降り出します。
私、この時本当の雨かと思いました。いや、それほど真に迫っていました。
この場面で私は今夜の喬太郎師の「本気」を感じ、座り直しました。

酔った船頭、舟を漕ぐ船頭両者の描写が秀逸。

最後半は糸と附けが入り芝居掛。

見事な『宮戸川 通し』。
素晴らしい高座。名演と申し上げて差し支えないでしょう。

下げた刹那、まるで私も夢から醒めた様な感覚に襲われました。



外へ出ると相当降ったと見えて歩道に水溜まり。

まさか、喬太郎師が降らせた訳でもあるまいに、しかし・・・
と摩訶不思議な気分で歩いていましたら、上からぱらり。
本降りにならぬうちにと急ぎ足で家路へ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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