柳家権太楼独演会 11/30

11月30日(木)柳家権太楼独演会 鈴本演芸場

『わぁ権太楼師 “心眼” かぁ、聴きたいなぁ』と早速二人分を予約。
今夜は権太楼師匠、その『心眼』そして『三枚起請』。
他にほたるさん、さん光さんの出演と触れられています。


◆柳家あお馬 『やかん』
初見ですかね。
口跡が良く聴き取り易い前座さん。
小せん師のお弟子さんとは帰宅後に知りました。

◆柳家さん光 『熊の皮』
“おじさん” 時代には良く聴いたのですがお久し振りと言う感じ。
面白くなったなぁ。

◆柳家権太楼 『三枚起請』
“二席ともにそう長い噺ではないので、だいぶ早く八時頃にばらしになっちゃう” と言いながら、楽屋のほたるさんを呼び “何を演るんだい?”
“はい、湯屋番を” との答えに “じゃぁ25分演りなさい” と返し “今は番台って行っても解らないお客様が多く、湯屋番て噺に共感を得られないので余り演らなくなっちゃった・・・番台じゃなくフロントだもの” など前説をしてくれながら本編へ入って行きました。

矢来町の型でしょうね。
そこここに懐かしい言い回しがありました。
まぁ古今亭のお家芸ですから、他の師匠からかも知れませんが。

棟梁を迎えるお茶屋の女将の驚き様が実に愉快。
流石の出来。

~仲 入~

◆柳家ほたる 『湯屋番』
やや散らかった感じ。
若旦那の風情が巧く描写出来ないのですなぁ。
しかし後半の妄想場面での芝居仕立ては抜群でした。

◆柳家権太楼 『心眼』
横浜の弟の家から歩いて帰宅した梅喜の悔しがり様が尋常でない凄まじさ。
私、この掴みで噺に引き込まれてしまいました。
枕で “圓朝師匠のお弟子さんで眼を患った方が居て、その人が実際に見た夢の話を圓朝師に喋った。それを膨らまして本編にしたのだ” と蘊蓄を授けてくれましたが、『夢なのですよ』と根多ばらしをした上で本編へ入った訳で、これは非常に珍しい感じ。

素晴らしい高座でしたねぇ。
圧倒的でした。


跳ねて家人と『久し振りの権ちゃん、矢張り巧いねぇ』
『お弟子さんも面白くなっていたね』
など遣り取りしながら家路へ。

うむ、面白かった。



Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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