第598回 落語研究会 4/27

 4月27日(金)第598回 落語研究会 国立小劇場

年度初めのTBS落語研究会。
今夜の主任は扇遊師『不動坊火焔』 、 仲入は正蔵師『山崎屋』。
他に雲水師、三木助師、そして歌太郎さんの出演と触れられています。


◆三遊亭歌太郎 『電報ちがい』
数日前(4月23日)が圓歌師匠の一周忌、追善興行をしたばかりとのこと。
早いなぁ、もう一年ですか。
演目は圓歌一門のお家芸、初代圓歌師作。三代目も掛けていたと思います。
(題名ではピンと来なかったのですが、噺を聴くうちに『あぁ、これかぁ』と思い出しました ^^;)

◆立川雲水 『看板のピン』
上方弁。噺も江戸のとは(特に後半が)異なります。
これだけ押さなけりゃならないのですな、上方だと。
演者の癖なのでしょうが、語尾を上げる喋りの上に常に声を張っているので、やや聴きだれしました。

◆林家正蔵 『山崎屋』
この「ややっこしい噺」を正蔵師がどんな具合に整理して聴かせてくれるのか、興味津々でした。
整理は出来ていて聴き易かったですね。
ただ大旦那が軽い軽い。
この人物造形では「北国」で気づかないのが不思議、という感じでした。

それと『ざっかけなさすぎる』と何度も繰り返していましたが、これ『ざっかけない』が過ぎるってことですね。
『ざっかけない』は使うけれども『ざっかけなさすぎる』と言うかなぁ?
話し言葉ならば(鳶頭の女房の偽妹、実は花魁、つまり女言葉なのだから)『あんまりざっかけない』の方が普通じゃないですかねぇ。

~仲 入~

◆桂 三木助 『たがや』
夕方、開場を小劇場入口のベンチで待っていましたら、如何にも今風の若者の恰好で歩いて来ました。
関係者が『表から来るなョ』、『いやぁチラシ置かせて欲しいので・・・』
了見も今風なのね。

この噺家さんは『嫌々やってるのか?』と思わせる暗い高座が持ち味だったのですが、昇進・襲名を経て吹っ切れたのかな?
驚く程歯切れよく、また明るい高座でした。
実に好高座。

◆入船亭扇遊 『不動坊火焔』
扇遊師らしく明るい高座。文句なし。お見事でした。


跳ねて高速を走りながら『往路は激混みだったのに帰りは空き空きだなぁ、もう黄金連休だものな』など独りごちつつ家路へ。




Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2018.04.29 Sun00:26
これを読み、皆さんの話を聞けば、脱退したのが惜しいような、ほっとするような、ビミョウな気分です。
喜洛庵上々 URL|^^
#SFo5/nok Edit  2018.04.29 Sun01:28
私、3月の例会で今月の出演者を知った時は『うむぅ』と思いましたが
それこそ「思いの外」好い高座が揃いました。
ただ昨夜は当日券の列も短かったですね。また今年度は定連席もだいぶ入れ替わりがあった印象です。
まだまだ停滞感は拭えませぬ。月例ですと「当たり外れ」が大きい感じがします。
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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

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喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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