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国立劇場十一月歌舞伎公演 名高大岡越前裁 11/7

11月 7日(水)十月歌舞伎公演 名高大岡越前裁  国立大劇場


『梅玉丈で “天一坊事件” なら観たいなぁ』と早々に予約をした今月の国立劇場。
“忠臣蔵” 並に11時開演。
駐車場で『早いですね』と声を掛けられ『今日は11時だもの』
忙しいわぁ。


河竹黙阿弥=作
国立劇場文芸研究会=補綴   国立劇場美術係=美術

通し狂言  名高大岡越前裁 六幕九場


序 幕 第一場 紀州平沢村お三住居の場
     第二場 紀州加田の浦の場

二幕目 美濃長洞常楽院本堂の場

三幕目 第一場 大岡邸奥の間の場
     第二場 同 無常門の場
     第三場 小石川水戸家奥殿の場

四幕目 南町奉行屋敷内広書院の場

五幕目 大岡邸奥の間庭先の場

大 詰 大岡役宅奥殿の場


主な配役
○大岡越前守忠相  中村梅玉
○大岡妻小沢  中村魁春   ○法沢 後ニ天一坊  市川右團次
○田口千助  中村松江   ○吉田三五郎  市川男女蔵
○下男久助/池田大助  坂東彦三郎   ○大岡一子忠右衛門  市川右近
○お三  中村歌女之丞   ○僧天忠/久保見杢四郎  嵐 橘三郎
○土屋六郎右衛門  大谷桂三   ○伊賀亮女房おさみ  市川齊入
○平石治右衛門  坂東秀調   ○名主甚右衛門  市村家橘   
○山内伊賀亮  坂東彌十郎   ○徳川綱條  坂東楽善


演目の読みは『なもたかしおおおかさばき』、歌舞伎演目の読み方は難しいなぁ。 “越前” どこ行っちゃった?^^;

序幕の法沢=右團次丈が先ぁず大出来。
隠居婆に酒を振舞う “善人坊主” が、ふとした事から “人殺し” 。
但し次の “紀州加田の浦” の場では『相当な悪人』となって参ります。
人相も違っていましたなぁ。
一人殺ってしまえば、後は…てな雰囲気。(実際、既に二人殺っているのですが)巧かったなぁ。

二幕目 美濃長洞常楽院本堂の場
山内伊賀亮=坂東彌十郎丈が大迫力。
言う事も尤もらしく、また顔も大きい^^
最終場面で山内の内儀の持って来る(伊賀亮が釣った)鯛、俎板で踊るのですよね・・・
これどうしているのかしらん?可笑しかったなぁ。

三幕目無常門の場、私観劇時に是を “不浄門” と解釈しておりましたけれども、無常門なのですな。
屍を検める場面故か、芝居に絡めた面白可笑しい茶利場。愉快だったなぁ。
次場は楽善丈登場。ちと言い澱みもありましたが、これも “病後たる所以” とも・・・^^

四幕目は『忠相対伊賀亮』
米国の大統領選宜しく、上げ足取りの応酬。忠相、参りましたの場。
伊賀亮=坂東彌十郎丈、大出来。

五幕目、大岡邸奥の間庭先の場は切腹場面。
忠臣蔵で言えば “由良之助、早く来ないかなぁ” てなところ。
『間に合って良かったぁ!』と(予定調和なのですが・・・)ちと涙が出ましたわ、私。
池田大助=彦三郎丈、好演。(転げも好かったけれども、表情が秀逸でした)

大詰は前場の緊張感が一気にほぐれた感じ。
『いやぁ良かったぁ~』と言うところ。

跳ねて『この芝居、天一坊役はどんな料簡で演るのだろう?』と考えました。
根っからの悪人でなし
間が差して落ちたのか…
そしてまた指南役、伊賀亮を得た故に詐話が信憑性を増し・・・
法沢=天一坊の右團次丈、巧かったなぁ。

爽やかなる忠相=梅玉丈、機知に富む伊賀亮=彌十郎丈。
うむぅ面白かった。


『もう一度観ようか』とチケット窓口に寄りかけましたが『いやいや、自重も肝要』と思い直し家路へ。
(同じブロックに小里ん師匠がいらっしゃっていて、休憩時に黙礼。お返しいただいたのも佳き記念となりました^^)


Tag:舞台・演劇  Trackback:0 comment:4 

Comment

佐平次 URL|
#- 2018.11.11 Sun10:21
迷った末に買わなかった芝居、それなりに後悔を迫るなあ。
喜洛庵上々 URL|
#- 2018.11.11 Sun13:20
佐平次さん
今月は文句なく愉快な舞台ですョ。
本文にも記しました様に『もう一度』と思った程です^^
佐平次 URL|
#- 2018.11.13 Tue11:09
それでは私も行こうか、まだ切符がとれるかなとスケジュールを改めたら、なんと19日に取ってありました。
楽しみです。
喜洛庵上々 URL|行ってらっしゃい!
#- 2018.11.13 Tue13:12
それはそれは、何よりです^^
翌日の記事が今から楽しみです。
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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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