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鈴本正月二之席夜 1/11

 1月11日(金)鈴本演芸場 夜席  


明けましておめでとうございます。

2019年(平成31年)の “喜洛庵寄席始め” は、鈴本正月二之席初日。
鑑賞歴の長い友人とぶらり、二人連れ。


三遊亭歌つを 初天神
柳家わさび 花色木綿
ダーク広和 奇 術
柳家小平太 権助魚
古今亭志ん陽 呑める
柳家小菊 粋 曲 
三遊亭天どん ハーブをやっているだろ!
桃月庵白酒 時そば
 
~仲 入~

ホームラン 漫 才 
橘家文蔵 道潅 
江戸家小猫 物まね
柳家喬太郎 夢の酒


◆歌つを 『初天神』
飴~団子
極めて歯切れの良い口調。達者な前座さん。
今夜はこの歌つをさんの “全力投球” から流れが出来ました。

◆わさび 『花色木綿』
脱力系で視線の定まらない不思議な高座。
『これが “フラ” ってぇのかなぁ?』と思いました。
実にどうも不可思議な雰囲気。面白かったぁ。

◆ダーク広和 奇 術
燕尾服で登場。
カード捌きの妙技から、十八番の “三枚のカード” ~ “増えるカード” 。
お見事。

◆小平太 『権助魚』
“さん若さん” (昨年九月真打昇進、小平太襲名)、巧くなったなぁ。
余裕の高座。絶品の権助。素晴らしい出来。

◆志ん陽 『呑める』
こちらもめきめきと腕を上げていますねぇ。
志ん陽師匠の真打披露には複数回伺いましたが、その後 “ご無沙汰” しておりました。
素晴らしい速度感、そして表情も良し。
流石の高座。

◆小菊 粋 曲
艶っぽい声と見事な撥捌き。
綺麗だなぁ。

◆天どん 『ハーブをやっているだろ!』
“噺家の喋りが面白くなくても笑う度量が必要ですよぉ” と振って、本編へ。
『あんなに受けなかった高座なのに、平気で居られるのは君が脱法ドラッグを服用している所為だろ?』
奇想天外な抱腹絶倒噺。
『本当にヒロポン決めて(高座に)上がると、客席の反応そっちのけで演者が盛上ってしまい “面白くない” 』そうです ^^;

◆白酒 『時そば』
今夜は馴染の演目が揃いました。
各々の演者の “鉄板根多” を演じた印象です。
“冬は時そば、夏はだくだく” の白酒師はこちら。
面白かったなぁ。

◆ホームラン 漫 才
喋りは勘太郎先生、たにし先生は “不思議惚け” 連発。
安定していますなぁ。受けていました。

◆文蔵 『道灌』
枕を全く振らずに本編へ。
終始小声で客席を引き付けました。
典型的な膝前の高座。
巧いねぇ。
十八番だもの、当然でしょうけれども・・・
この噺は文蔵師に尽きますなぁ。

◆小猫 物まね
以前は繋ぎの喋りがいま一つで “ずぅっと物まね” の印象でしたけれども、客いじりもだいぶ板について来ましたね。
お祖父さん、お父さんの柔らかな表情が出て来れば更に充実した高座になりましょう。
物まねは突出して上手ですからね。

◆喬太郎 『夢の酒』
枕を振って様々探っていましたが、 “古典で行く事” は決めていたのじゃあないかしらね。
今夜は女性が多かったので、女性に受ける噺を選択したのかな?
お花の妬く様子が受けていたなぁ。
絶品もの。好高座。


跳ねて友人に『今夜の一席はどれかな?』と訊くと・・・
『文蔵師の退いた芸が印象的だったなぁ。変わったよ。巧くなった』
『だけれども、今夜の流れを決定した小平太師~志ん陽師の真面目な二席が素晴らしかったのじゃない?』と私。
『うむ。いかにも寄席の流れで今夜は満足したョ』
『多分、今夜が(初席の漫談高座ではなく) “噺始め” みたいなものだろうし、皆さん気合が篭っていたね』
などお喋りしながらホームタウンへ。

いやぁ、面白かったなぁ。


Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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