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国立3上昼 3/1

 3月 1日(金)国立演芸場 昼席


国立演芸場 3月上席初日。
長い鑑賞歴を持つ友人と二人連れ。
『午前中の出発だから弁当でも買って向こうで食べようや』と、木挽町へ立寄って三宅坂。


◆橘家門朗 『道灌』
先だっての “とみん特選寄席” でも門朗さんの高座に接しましたが、実にしっかりした口跡ですね。
膝前の出番のお師匠さん、文蔵師の十八番をたっぷりと。
ご隠居の家で太田道灌の軸の前に、他の掛け軸の話があったりする “長尺版” 。
ほたるさんの時間に少し食い込んだかな? ^^
それにしても達者な高座でした。

◆柳家ほたる 『たらちね』
昇進間近の二つ目さんは輝いて見えますね。
時間が押した所為でしょう。八五郎の “妄想独白部” を端折って演りましたけれども、面白味は損なわれませんでした。

◆柳家小八 『旅行日記』
前座の門朗さんと同じく、お師匠さんの十八番を。
まだ喜多八師匠の域には達しませんが、愉快な高座。

小八師匠が上がる直前に大勢の団体さんが後ろの席に入っていらっしゃいまして・・・
此方が着席に相当手間が掛かった様子で小八師は長い時間舞台袖で待機させられた上に、この団体さん、どういう神経なのか着席しても私語が酷い。
そんな雰囲気でしたが投げずに演ってくれました。

◆めおと楽団ジキジキ 音曲漫才
団体さん大喜び。
やっと客席のざわざわがなくなってきました。

◆林家きく麿 『歯ンデレラ』
初聴。木久扇師門下。
1972年7月生、というと今年47歳ですか。
真打昇進が2010年9月。中堅真打ですね。

ご存じシンデレラのパロディ。
靴ではなく入歯 ^^; 予想外の下げ。
新作の出来も勿論良かったのですが、冒頭の掴みが秀逸でした。

◆柳家小里ん 『禁酒番屋』
実にこう淡々と噺を進めました。
合間に挟まる様々な会話がまた面白い。
つまり、 “注意深く聴いていないと面白味が理解出来ない” のが、小里ん師の高座。
粋だなぁ。好演。

~仲 入~

◆ホームラン 漫 才
『団体さん、仲入で帰られまして・・・』、『銚子の先の方のお客様らしいですよ』
『これだけでも残っていただけて良かった』
私自身、こんなに薄い客席は改装前の池袋、或は(此方は釈場ですが)上野の本牧亭以来かしらね。
客席が薄い方が面白く感ずるのが不思議でした ^^

◆橘家文蔵 『のめる』
『なんとか相手に先に一円を払わせたい』と “呑める” が口癖の男が御隠居宅へ相談に訪れる場面から。
時折挟む “巧く行くかな?” と期待する表情が愉快
下げへの畳掛け、その表情、口調が素晴らしい。
好高座。

◆マギー隆司 奇 術
相変わらずのお惚け高座。
和みますなぁ。

◆柳家小満ん 『長屋の花見』
雨上がりで肌寒い天候でしたが、早くもお花見。
お家芸かつ十八番の一席。
“長屋中 歯を食いしばる 花見かな”
完全版。『去年の秋、井戸に落ちた時と同じ様な心持ち』
全く澱みなく流れる様な口調。お見事。


跳ねて、『矢張り、文蔵・小里ん・小満んの三師が群を抜いていたね』
『いやぁ、根多の選び方が巧いよ』
など語り合いながら『食事でも』と二人で上野へ。


Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2019.03.03 Sun10:05
行くつもりですが、うかうかしてると終っちゃいますね。
喜洛庵上々 URL|
#SFo5/nok Edit  2019.03.03 Sun10:51
佐平次さん。
私、最前列でしたので確認出来ませんでしたけれども、ホームランの勘太郎先生の言ですと『前へ詰めたら二列目あたりまで』の客数だったそうで・・・。
是非お出まし下さい。私も金曜の夜席へ再度伺う予定です ^^

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喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)

Author:喜洛庵上々 (きらくあん しょうしょう)
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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