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第610回 落語研究会 4/22

 4月22日(月)第610回 落語研究会 国立小劇場


『嗚呼、今年度も席替えは叶わずかぁ・・・、まるっきり聴きに行く気がしないなぁ~』
『本当に抽選をしているのかね、抽選を・・・』
『これなら鯉昇師からでも良いわな・・・』
などと悪態をつきながら三宅坂。

年度始めのTBS落語研究会。
今夜の主任は扇遊師、『崇徳院』。
仲入は鯉昇師『蛇含草』。
他に文菊師、三木助師、わん丈さん出演と触れられております。


“初手の志” とは異なり ^^; 開口の二つ目さんから鑑賞。

◆三遊亭わん丈 『近江八景』
客席の “常識” の変化で噺としてもう成立しないところを “仕込17分、本編7分” で何とか纏めました。
この仕込は『掛取』を聴く際にも参考になりますね。

◆桂三木助 『近日息子』
不出来。
倅が子供言葉なのは良いとして、声も子供の声を作って演りました。
所謂 “八人芸” って奴ですな。
小手先の芸で研究会の高座へ上がる、その図太い神経に拍手。

◆瀧川鯉昇 『蛇含草』
鯉昇師らしい高座。安定しています。
様々な餅の食べ方など笑いどころ満点、愉快でした。

~仲 入~

◆古今亭文菊 『三方一両損』
好演。
ただ同じ神田住まい同士なのに、財布を拾った金太郎が『 “神田の” 小柳町』を何度も繰返し口にするのが気になりました。

◆入船亭扇遊 『崇徳院』
こちらが今夜の一席。
主任根多とすれば短い噺ですから小咄を幾つか演って本編へ。

人物造形がすっきりはっきり。
これですよ。これ。
顔の向きの上下で演じていかなけりゃ “落語にならない” ですよ。
扇遊師は登場人物の料簡がちゃぁンと腹に入っているから、互い違いに言葉を掛け合ったり先に出てきた人物が再登場してきたりしても、すぐに “今喋っているのは誰” ってのが明確。
私、扇遊師がやんわりと、大師匠の係累であるM助師に “稽古をつけている” 様に感じました。

下げ直前の速度感も素晴らしかったなぁ。
好高座、お見事。


『矢張り鯉昇師からで良かったンだよな・・・』
『まぁしかし、わん丈さんの涙ぐましい “熱演” を聴くことが出来たんだし』
『 “あれ” さえ無けりゃなぁ~』
など独りごちつつ家路へ。


Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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