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第613回 落語研究会 7/23

 7月23日(火)第613回 落語研究会 国立小劇場


今夜の主任は志ん輔師、『唐茄子屋政談』。
仲入は権太楼師『短命』。
他に小里ん師、たけ平師、歌太郎さんの出演と触れられております。

先週処方された風邪薬の副作用かな?
足元が覚束ない上に頭がはっきりしない
更に息を深く吸うと胸が痛い。
まだ気管が万全ではないのか?
微熱もあるので今夜は意識して遅刻。
たけ平師の高座から。


◆三遊亭歌太郎 『磯の鮑』

◆林家たけ平 『扇の的』
この高座も見送る心算でしたが、思いのほか早く到着したので入場。

無理に笑いを取ろうとしても蹴られるだけですよ。
滑りまくり。
客を自分へ注目させる事に拘り過ぎ。
淡々と噺を進めて注目されない程度の芸ではないでしょうに。
客いじりを止めて、噺に集中した方が却って受けると思うけれどもなぁ。

◆柳家権太楼 『短命』
ご隠居の “そこだ” の言葉に反応し、当てている座布団の縁を持ち上げて探す八五郎が愉快。
十八番ですからね。貫禄の一席。

~仲 入~

◆柳家小里ん 『一人酒盛』
こちらも安定した高座。
実に美味しそうに呑みますねぇ。
私、体調不良でここ十日間ほど禁酒していますので、 “帰宅したら冷やで一杯” と頭に浮かびました。
あぁ呑みたいなぁ。
好高座。

◆古今亭志ん輔 『唐茄子屋政談』
通し。
喋り癖が酷くなっていますなぁ。
スタッカートを利かせた様な、語頭を強調した喋り方。
地の喋りだけではなく、会話場面も同一の “ぶつ切り口調” なので、聴き取り辛いったらない。

以前はもっと情景が浮かぶ丁寧な描写だった気がするのですが・・・。
志ん輔師特有の映画的表現というのかなぁ、それが無くなっちゃったですね。
リズム、テンポが悪く、流れが感じられないのです。
映画じゃなくスライド映写だね、これじゃ。

志ん輔師匠は太鼓の名手と聞いていますが、太鼓の音色に例えると一打ち目は素晴らしい音なのに、連打だと乱れてしまい美しく聞こえない、と言ったところ。

吉原田圃に出てからの若旦那の回想場面だけが救い。
ここは滑らかな口調。これが続けば良いのになぁ。

小里ん師の後、私の周囲数人が席を立ちましたが、その方が賢明だったかもしれません。
矢来町の型で筋は追っているのですが(言葉もほぼ忠実になぞっていました)まるで別物。
残念な高座。
期待した私が愚かでした。


跳ねて “さっさと帰りゃこんな不愉快な思いをすることもなかったンだわな” など独り言ちつつ家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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